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根深い感情を攻略する。バーチャル空間でマッチングする。【中国ビジネス】

人間が、一生のうちに2つの人生を歩める方法があるとすれば、それを利用しない手はないでしょう。現在、中国でそれを可能にするといえる若者に大人気のアプリがあります。「秀蛋」です。

秀蛋に参加するのは全てバーチャルキャラクターだ。同アプリの最新版では、3D技術やAR(拡張現実)技術によって生成されたアバターが実際のユーザーに代わりアプリ内で活動する。現実を模した世界の中で、ユーザーは自分を投影した3Dアバターをリアルタイムで動かし、「もう一つの自分の世界」を創り出す。

↓若者に流行るアプリの特徴としては、精神が成熟しきって無いがゆえのネガティブな感情を開放してくれることが挙げられます。バーチャル空間であるという建前のもと大胆な行動を取れるようになり、閉塞感を感じているユーザーに刺さります。

ARや3Dアバターの技術を通じて、バーチャルなもう1人の自分が友人関係を築く。多角的なアルゴリズムによって新しい友人と出会い、仮想世界の中で一緒に映画を見たり、カフェに行ったり、ゲームをしたりと、多様なコミュニケーションを図れる。こうした仕組みは若いユーザーのコミュニケーションに対するニーズを満たすと楊CEOは考える。

↓高次のマッチングアプリだと定義している点がユニーク!自己表現のためのバーチャルSNSというのは、あくまでユーザー同士の出会いに着地させるための誘導でしかないのです。

創業者兼CEOの楊許誉氏によると、同社が打ち出す「バーチャルSNS」は、見知らぬ人同士をつなげるマッチングアプリのさらに上を行く存在で、現実世界では表現できない別の自分を仮想世界で解き放つものだ。


リアルでは己を開放しきれないゆえ(外面が内面の開示を邪魔する)、感じているストレスを開放するための手段という見方をすると、上記のサービスはメンタルヘルスサービスとも言えます。その観点からすれば、メンタルヘルスとは程遠いように感じるエクストリームスポーツにも同じようなことが言えますね。

おまけ

根深い感情を抱えたユーザーをいかに囲い込むのか、そこが重要になるのは間違いありません。↓囲い込むために、特徴上ユーザー同士が集団を形成しづらいサービスであればコミュニケーションが何らかの形でリアルタイムにとれる手段が必要不可欠です。

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