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山脇、毎日。(2)2016.10〜2017.8

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山脇が考えた日々のこと。平日毎日更新中。
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2017年2月の記事一覧

おだやかでいるということ

腹が減ると、いらいらする。腹が満たされると、幸福になる。

毎日くり返し一生を寄り添う「食事」という行為に、こんなにも気分が左右されるんだから、ずっと心をおだやかにしておくのは、本当に難しい。

でも、心がおだやかでないと、ぼくは人に優しくできない。だから、心がおだやかでいられる時には、その、なんてことなさそうな状態に、とても感謝する。

心がおだやかでいられることに、ちゃんと感謝できるようになれ

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具体抽象の向き不向き

アイデアを膨らませる。アイデアを形にする。似ているようでちょっと違うこの作業を、ぼくらは分業しているかもしれません。

ぼくたちEVERY DENIMの兄弟2人は、完全に分担していることはほとんどなくて、地理上の問題(ぼくが茨城、弟が岡山に住んでいます)以外は、だいたいのことを2人で考えています。

立ち上げのころから2人とも住む地域は変わっていないので、提携工場関連のことは弟に、 都内でのイベン

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正しさじゃなくて楽しさで振り向いてもらえるような

おとといの自分に、ちょっと納得がいっていません。理由はうまく言えないけれど、noteを書いた後に、どこか心にもやもやが残って、居心地が悪かったのです。

おだやかでいるということ|山脇、毎日。|note(ノート)

本音を言える場所が減っているとよく聞くけれど、同じくらいきれいごとを言える場所も減っているんじゃないか。どちらも叩きやすいのは間違いない。

正論がつまらないと言われるのは、そこに意

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自分が関わった人たち

「少なくとも自分が関わった人には、成功してほしいし、幸せになってほしい」そんな言葉をこの1週間で2度いただきました。

「すべての人を幸せにしたい」そう言い切れるのも、もちろん素敵なことです。でも「自分が関わった人」と言った方が、ときに力強く、響く場合がある。

目に見える人にしか想いを寄せられなくて、等しく大切にできる人数には限りがあって、そんな自分の微力さに気づいたとき、「じゃあ自分は、いま関

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何が問われているのか

学部の選び方を教えてくれたのは、予備校の先生でした。

高校卒業から大学入学まで、ぼくは浪人生として1年間、神戸の予備校に通っていました。そこで受けた「小論文対策」の授業が、いまの自分にとって、とても役に立っていると思っています。

その授業ではじめに教わったのは、「大学や学部ごとの出題傾向」でも「小論文の書き方」でもなく、「学問ごとの特徴」についてでした。

世の中の学問は大きく「人文科学」「社

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「色が好きだから」という理由

色のストレスから解放されて、いま、とても気分が良いです。

けっこう前からiPhoneの保護フィルムが変色していて、黄色っぽくなっていました。

あまりきれいじゃないなあと思っていたので、ずっと変えよう変えようと思いながらしばらく放置していたのですが、本日ようやく新しいものに張り替えたのです。

新しいシールになって、無事iPhoneの美しい白さが復活しました。と同時に、思った以上にとても心がすっ

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やさしい提案

押しつけず、そっけなくない。いまの気分では、そんな風に優しく提案されたいのかもしれません。

本日発売されたPOPEYE最新号の特集は「二十歳のとき、何をしていたか?」というタイトル。

ポパイ編集部が敬愛するという33人の大人たちに、20歳のときの自分を振り返ってもらいながら、いまの若者にメッセージをもらうという内容になっています。

さっそく手にとって読んでみたのですが、各界を第一線で活躍する

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『移住女子』を読みました

『移住女子』を読みました

灯台もと暮らし編集長・伊佐知美さんが新潮社より出版した『移住女子』を読みました。

伊佐さんが出会った魅力的な「移住女子」たちのインタビューを軸にまとめた書籍となっています。

正直に言って、内容の形式がとても良かった。なぜなら、この本が形になって出たことで、ぼくは「もとくらがどういうことをやっているのか」を広めやすくなったからです。

もちろん、この本が伊佐さん自身の半生を書いた自伝のようなもの

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理想を実現するために現実を受け入れよう

札幌で一番あつい場所、「ゲストハウスwaya」「ゲストハウスyuyu」へ行ってきました。

札幌は昨年11月以来の3ヶ月ぶり。今回も滞在中にyuyuでトークイベントをさせていただき、多くの方と熱い夜を一緒に過ごせて嬉しかったです。

トークの中盤ころ「理想と現実のギャップ」についての話になり、「理想と現実のギャップに苦しんだことあるか」という質問に対して、ぼくは反射的に「ない!」と答えました。

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「変わったね」と、言ってもらえる

「変わったね」と言ってもらえるのは、すばらしいと思います。それは相手に対して、見せる顔が変わった証拠だから。

人はそれぞれ、人間関係に合わせて見せる「顔」があって、どの顔をしてても、ほんとうの自分。

地元の友達と会えば、「地元の友達と居る自分」になるし、家族といれば、「家族の中の自分」になる。学生時代も、会社員も、ぜんぶ同じです。

自分の考えが日々、目まぐるしく変わる中で、新しい人と出会い、

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チャレンジ精神

ふとカレンダーを見返して、ちょうど1年前、2016年の2月ころから、自然と人に出会えるようになっていたことに気づきました。

自分たちから「会いたい」とアタックするだけじゃなくて、意図しなかった素敵な縁や、声をかけていただく機会が初めてできたのがこの月でした。以降はありがたいことに人と出会うペースは上がっていく一方です。

それまでのぼくたちは、とにかく、潜っていました。新しい人と出会っても、一緒

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正しさを楽しく追い求められるのか

「なにが正しいのか」は、心の内に問いかけても、全然、わからない。

「なにが楽しいのか」は、心の内に問いかければ、なんか、わかりそう。

だから、ぼくはいつも、「正しさより楽しさ」について真剣に考えるようにしています。

心の内に問いかけて、わからないことは、深く考えないようにしました。

自分の人生を、どんな人たちと、共有していきたいか悩んだときに、

「正しさでつながった仲間」

より

「楽

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気分が高まる週末を送りたい

浮きそうな自分を沈めるような、noteを書くのにはそんな効果があるように思います。

今週は新しい人と会う機会が多くて、放っておくと、どんどんどんどん、自分の体が浮き上がるような、そんな気分に陥りました。

ふわふわするというか、ハイになるというか、新しい人と、それも一気に会うという時は、話しながら自分の思考が整理させるということはあまりなく、

ただただ気持ち良い高揚感に包まれます。

その状態

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彼が感じた悔しさを、感じ切れなかった自分に悔しくなる

久しぶりに弟に会いました。

昨日、南青山でインディゴ染めワークショップを開催しました。おかげさまで述べ50名ほどの方にお越しいただいて、久しぶりに兄弟揃った姿をお見せすることができました。

EVERY DENIMは、ぼくと弟の兄弟が共同代表なのですが、2人は普段離れて暮らしており、遠隔でコミュニケーションをとることが多いです。

いわゆる阿吽の呼吸がめちゃくちやあるので、日常はLINEでも全然

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