見出し画像

そんな時は読書に逃げる

こんばんはとおはようの狭間。
いつもこの時間の投稿になってしまう。

そういえば、わたし、
ついに扇風機をつけ始めました…。
この暑さにはもう勝てない…。
わたしの節約生活は、約1ヶ月程度で終わってしまった。

扇風機をつけたらつけたで、頭痛がする。
熱中症なのか?水は程よく飲んでいる。
どうにもわたしの部屋は、枕側から毎日すごく強い日光が差し込む。
これが原因かもな。
夜更かしするから日が強い時間にしか起きられない。
まさに地獄のルーティーン。抜け出せず。

今日の本題。
だいたい2ヶ月毎に、わたしの心は荒む。
今がその期間。

携帯を持ち始めてから10数年。
当時ものすごく流行っていたTwitterをすぐにインストールし、始めた。
しかし先日、勢いに任せてTwitterのアカウントを消した。
全てではないが、リア垢というやつ。
リアルで関わりがある人たちしかフォローしていないアカウント。皆知り合い。
特に見たくない投稿があったというわけではないが、何となくもうわたしには必要のないアカウントだと思った。
数年前からSNSのアカウントを一掃したいと思っていたが、なかなかできず、最近それをした。

大人になると友人との関わりが薄くなっていく。
学生時代は特に意味のない会話を毎日毎日LINEしては夜を明かし、また朝になると学校でも顔を合わすのに、会話が尽きなかった。
それが今では、LINEを返すことすらしなくなった。
何にせよ、ライフステージが違うので、
話題がなくなってしまったのだ。
多分会えば何かしら話す。
しかし、3時間くらいが限界だと思う。
人と一緒にいることが億劫になってきている。
そんな自分を悲しんだりはしたくなくて、Twitterを消した。

見たくない投稿は、Twitterよりインスタの方だ。
同じ世代の人たちは、第二出産期を迎えている。
田舎だからか、第一出産期はとても早かったが、
当時わたしは学生だったので、何も気にとめなかった。
今ではどうだ。
社会人数年目の友人たちが、次のライフステージに上がることを遠くから眺めるしかない。
結婚、出産、昇進。
こどもこどもこども。
毎日毎日インスタでは友人たちの子供の顔がストーリーに流れ、どの子がどの親か、クイズに出されても答えられる自信がある。
こんな自信いらねー。と思いながら、インスタは見てしまう。
そんなことを思うと、自分のインスタが更新できなくなった。
みんなに知らせたいことなどなく、見て欲しいものも別にない。
本当に消したほうがいいSNSは、わたしにとってインスタなのである。

人たちのインスタを見て卑屈になっていては、
娯楽のためのSNSは全く意味のない時間と行為。
ただ、自己嫌悪と心が荒むだけ。
性格がきつくなっている自分が嫌になる期間と戦っている。

友人がもうすぐ結婚するらしい。
指輪を買いに行ったらしい。
そんなことを見ると、自分は…、と、反射神経に組み込まれているかのように突発的に比較してしまう。
なんてつまらないんだ。

人の喜ばしい出来事に、
いつからかわたしは喜ぶことができなくなった。
涙も出ないし、歓声を上げることもできない。
その報告に「よかったね」と返すだけしかできない。
嫌味で言ってるわけではなく、温度感のない「よかったね」という返事。
今書きながら振り返ると、言われた側もいい気はしないだろうな。と思った。

こういうことを毎回考えると闇に堕ちて、通常メンタルになるには、さらに時間がかかると分かっているので、今日は読書に逃げた。
2時間ほど読んでいた。
そうすると、いつの間にか心は少し軽くなって、
そのことだけを考えていた時間とは
打って変わったような気持ちになる。
どうでもいー。と投げやりにはなるが、
少なくとも落ち込むことはない。
落ち込んでも状況は変わらないし。

本を買う時は、1冊が一つの物語になっている小説本と、短編小説を買う。
気分によって読み分ける。
短編小説は、本を読む気持ちにならなくて、
でも、読みたいという時に読む。
短編なので区切りがすぐに来るから読みやすい。
以前はあまり買わなかったが、特にここ数年では短編小説をよく買っている。
今読んでいる本も短編小説で、あと一つの物語で読了。
6月は一冊も読む気にならなかったので、
読了できそうなのが嬉しい。
一つやり遂げた感を積み上げられる気がする。

わたしはこんな日常でいいのだ。
これがわたしなのだから。
ときたま、突然の変化を期待するが、
実際に起こったところで、きっと自分が自分についていけなくなってしまうと思う。
そう考えると、今の自分をわたしが愛でてやる以外に方法はないと思えてきた。

人間らしくていいではないか、と
どの立場から言ってるのか分からないわたしが
自分に向かって言う。

(それでもいつかはSNSの一掃をする。情報が溢れかえっている世の中に息苦しさを感じるから。イラストの投稿みたいに、アプリは整理整頓されていない笑)

この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?