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1950年代から急速に、有害化学物質を使用した大量生産、プラスチックなどの製品が増えて
便利な生活と引き換えに、環境汚染が広がっている。
便利な生活の恩恵を受けて、幸せに暮らしているけれど
家庭の一般商品や、ふだん口にする食べ物も化学物質が入っている。
避けるのはとても難しいほどに、日常に溶け込んでいる。
リスクをある程度知った上で、自分の選択次第だと思う。
行動異常、精子数の減少、神経障害、不妊、出生以上、アレルギー、各種のがん。。。。

『人類の歴史が始まって以来、まだだれも経験していない宿命を母胎に宿ったときから
年老いて死ぬまで、恐ろしい化学薬品の呪縛のもとにある。』
まずは知ることが大切だと思って、今回はこの本を手にした。

快適な暮らしに及ぼす影響の度合いは、たくさんの要因に左右される。
環境ホルモンと呼ばれる化学物質の安全レベルは、健康な成人男性を基準に計算されているので
女性や乳幼児にとっては考慮に欠けている。
乳幼児は、消化官が未発達のため食物中の化学物質の処理にも時間がかかる。
体重あたりの体表面積も大きいので皮膚の浸透性も高い。
入浴剤、カーペット類、芝生に含まれるさまざまな科学物質にも注意が必要である。

妊娠中の母親から胎盤や、生後は母乳を通じて
こどもに有害物質を移してしまう(3割程度)のは避けようのないことなので
これから子どもを授かろうと思っている方は
自分の選択が次の世代にも影響することを知ってほしい。

カーテンやマットレスなど火災のときに燃えにくくする臭素系難燃剤という科学物質が添加されている。
それに直接触れているため
火葬現場では、昔に比べて遺体の火葬に時間がかかり高温にしなければならなくなっているそうだ。

●私たちにできること
哺乳瓶はプラスチックでなくガラス製を使う。
缶詰食品など、賞味期限の長い食品の摂取はできるだけ少なくする。
電子レンジを使うときは、プラスチックの容器で加熱しない。
歯に詰め物をしないように、歯の衛生を心がける。
歯磨き粉や、その他美容品に防腐剤(ホルムアルデヒド)が含まれていない製品を選ぶ。
タバコの煙を吸わない(ホルムアルデヒドが含まれています)
消臭芳香剤を使わないで、換気すること。
パラベンの入ったクリームで保湿するより、十分な水分補給と洗いすぎによる皮脂膜の取りすぎを防ぐ。
ドライクリーニング限定の服を買わない。
布オムツや、布ナプキンを使う。

書いていたらキリがないほど、毎日普通に使っているものや食べてるものが毒されている真実に驚愕した。
何を選んで買うかは、自分次第であり
子ども達の健康を守るための選択は
親である私の責任である。

完全に除去することは難しいし、現代社会では不可避なものも多いけれど
できる範囲で、意識していこうと思う。

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