ヨガポーズ①立位
【体】
ヨガポーズの見方の紹介
▶︎❶立位
❷外旋
❸前屈
❹回旋
❺体幹コア
❻バランス
❼後屈
❽逆転
❾太陽礼拝
アセスメント
・アセスメントとは?
・ジョイント・バイ・ジョイント
・アセスメントのポイント❶〜❼
・エクストラ①〜⑤
ポーズ名:
山のポーズ/両手を強く上に上げるポーズ
この2つのヨガポーズは、立位の基本でもあり、すべてのヨガポーズのベースとなるものです。
▼山のポーズ
▼両手を強く上に上げるポーズ
スポーツでの活用シーン:
骨盤前傾の質の向上
腰と骨盤のコントロールを鍛え、骨盤前傾の質を向上させることができます。手を抜く人が多いポーズですが、ごまかしているとトレーニングの質の低下はもちろん、ケガに繋がるのでしっかりとやっていきましょう。
全ての競技に必要な腹腔内圧の獲得
恥骨と尾骨の間にある筋群である骨盤底筋(PFMs:Pelvic floor muscles)は、泌尿器と生殖器を支えるハンモックのような構造になっています。
主に持久系の筋群として機能し、姿勢の維持に役立ち、腹腔内圧(IAP: Infra-Abdominal Pressure)をコントロールする動作に反応します。それにより下肢の安定した土台を形成し、姿勢の改善と呼吸に深みを与えてくれます。
肩をつり上げずに水平にできる人(腕が135°まで挙がる人)は肩の位置がニュートラルになっており、上腕が外旋位に収まっています。この状態を保つことで上方回旋を抑え、肩周辺の力もみもなく、腕もが安定した状態で肩甲骨に押し出されスムーズに動かすことができます。また力感なくなることで、安定感の向上にも繋がります。
野球・ソフトボールの投球
これまで整形外科や理学療法、スポーツ科学の世界では「投球リリース時、腕の外転動作で肩甲骨は上方回旋している」と言われてきました。こうした状態は上腕が内旋したままのことを示しており、これでは肩甲帯の安定性は得ることはできません。
元巨人軍 桑田真澄氏「肩が下がるため腕が挙がる」
肩を下げると球威が増し、肩関節は安定する。
元プロボクサー/現競輪選手「ファイティングポーズで、本当に強い人は低い位置で構える」という言葉からも意訳できます。
ポーズ属性:
左右対称、骨盤正面(ニュートラル/ヒップスクエア)
注意すべき点・意識すべき点:
【フィジカル】
・足裏3点アーチを引き上げる
・骨盤ニュートラル(ユニット)
・背骨を真っすぐ伸ばす
・肩胸ひらく、肩関節 屈曲/外旋
【マインド】
心の力みは体の力みです。土台の安定と快適な呼吸をまなざしてみましょう。
ヨガ哲学コンセプト:
スティラ (安定 土台)とスカ (快適 呼吸)
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今日の内容と、自分の置かれている環境とを照らし合わせて「どう生かせるか?」を考えてみてください。今日学んだことが自分の環境(職場や家庭、学校など)への結びつき(=行動する理由)が価値、行動変容への一助となります。
実践あっての学びです。
「あなたの環境はどうなっていますか?」
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