やまさん

ひとりビジネスコーチのそろやまです。 気質にあった仕事が幸せの大切な要素であるとの考…

やまさん

ひとりビジネスコーチのそろやまです。 気質にあった仕事が幸せの大切な要素であるとの考えのもと 心穏やかに、そして豊かに働く大人が一人でも増えて欲しいと ひとりビジネスのコーチングを行っています。 サイトのブログもお楽しみください。 https://joyofsolo.com

最近の記事

魅力ある大人、あなたの周りにいますか?

 ここで言う「魅力ある大人」とは、外見の良さではありません。魅力があると思える大人は、自分らしく誇りを持って、一所懸命そして愚直に自分の仕事をしている人。加えて、それを愉しんでいることも重要なポイント。  内面から輝いている方は、自分の価値観や信念に基づいて行動し、その行動に責任を持っています。目標に向かう努力を惜しまず、その過程を楽しむことができるのです。ひいては仕事を通じて他人に貢献しようとする姿勢は、尊敬に値します。  加えて、他人に対しても大らかです。自分自身が充

    • 人は自分を等身大には見ていない

       私たちは、自分自身を等身大に見ることができないことがよくあります。自分を実際よりも大きく、能力も高く見てしまうことが多いのです。これは自己評価のバイアスとも言えます。一方で、他人を見るときは逆に、等身大よりも低く、厳しめに見てしまう傾向があります。こうしたギャップは、人間関係や自己認識にさまざまな影響を及ぼしますが、このギャップを埋めるためにはどうすればよいのでしょうか。  まず、自分を大きく見てしまう理由について考えてみましょう。人間は、自尊心を保つために、自己評価を高

      • 何が至福なのか、分からないものです

         ふと立ち寄った喫茶店。窓際の席に座り、2時間ほど過ごしました。  普段であれば、パソコンで仕事をしたり、読書をしたり、書き物をしたりします。しかし、その日は何もせず、ただただぼーっとしているだけでした。店内は適度な賑わいがあり、他のお客さんの会話やカップやお皿が触れ合う音が聞こえてきました。それでも、不思議と心地よい静けさがありました。  1時間が経ち、2時間が過ぎる頃、私は何とも言えない至福の時間を持てたという感覚に包まれていました。何かを成し遂げたわけでもなく、ただ

        • 人を当てにする

           私たちは、日々の生活や仕事の中でさまざまな問題に直面します。その際、私たちはしばしばその問題を自分一人で解決しようとしがちです。しかし、抱え込んでも何もいい事はありません。この記事では、他人や専門家に気軽にアドバイスを求めることのメリットについてお話しします。  なぜ、自分一人で抱え込もうとするのか  私の事で恐縮ですが、先日、風邪をひいてしまい、最初のうちは「1週間もすれば治るだろう」と思い、病院にも行かず薬にも頼らずに過ごしていました。医者に頼るよりも自分の経験、つ

        魅力ある大人、あなたの周りにいますか?

          まずは自分が試してみる

           コーチングやカウンセリングのサービスを提供する場合、自分自身も実際にこれらを受けることを強くお勧めします。  なぜなら、コーチングやカウンセリングを通じて自分にどんな変化がもたらされるのかを実体験することで、クライアントに対してより深い理解と共感を持ってサポートできるようになるからです。この記事では、私自身の体験を通じて得た三つの重要なポイントについてお話しします。  まず一つ目は、頭の中が整理されることです。日常生活や仕事において、さまざまな考えや感情が頭の中を巡りま

          まずは自分が試してみる

          期待はしないが、期待には応える努力

           先日、あるセミナーに参加して感じたことがあります。  セミナーに参加する前には、ついつい大きな期待を抱いてしまいます。「このセミナーはきっと自分にとって大きな学びをもたらしてくれるに違いない」と。  しかし、実際は必ずしもその期待に応えてくれるものではありません。悪い意味ではなく、自分の期待値を完全に満たしてくれるものはそれほど多くないのです。  改めて、他人への期待はある程度に収めるべきだということ。期待が大きすぎると、その分失望も大きくなり、セミナーや他のイベント

          期待はしないが、期待には応える努力

          自分のキャラは、唯一無二のもの。

           自分のキャラクターを理解するのって、結構難しいですよね。どのキャラが一番自分に合っているのか、悩むこともあると思います。  キャラを確立するためには、無理をせず自然体でいることも大切ですが、自分を深く理解することで、自分らしいキャラを見つけることができます。  よく「素の自分をそのまま出せばいい」って言われますが、それが簡単じゃないんですよね。特に仕事をしていると、いろんな場面で違う役割を演じなきゃいけないこともあります。  会議でプレゼンする時、同僚とランチに行く時

          自分のキャラは、唯一無二のもの。

          適性に対する思い込み

           自分に適性があると信じ職業を決めたものの、どうも違うと感じ苦しくなってしまう事があります。  これは認知の歪みでもあります。例えば、精神的に苦労をしたことで同じような悩みを持つ人を助けられるのではないかと、心理カウンセラーを目指したものの余りにも人間の汚い部分を見ることに耐えられなくってしまった方。あるいは、服飾雑貨が大好きで、企画やデザイナーを目指されるも生み出すことへの苦しさから逃げ出したくなるようなケース。  色々と事情はあり、ケースバイケースでありますから一概に

          適性に対する思い込み

          自分の役回り

           ミッションやビジョンを考え始めると、大げさに構えてしまい思考が上手く働かない場合が往々にして発生します。  何となくそれらしい答えを探してしまうものです。そうなると、思考自体が固まってしまい、あらぬ方向に考えたりしてしまう事が度々あるものです。  そもそも、使命や理念を真剣に考えようとすること自体、少数派であり大変に意義のある生き方を模索されているのです。  ですから、直ぐに腑に落ちる答えが見つからなくても焦る必要はありません。思考を巡らせているだけでも素晴らしいので

          自分の役回り

          成長とは、削ることだったんだ

           成長のためには、知識を増やし、経験を積み、さまざまな人と交流することが大切だと多くの人は考えます。しかし、実際には、成長の本質は「削ぎ落とすこと」にあるのではないでしょうか。  これはまるで、彫刻家が石や木から作品を彫り出すようなものです。彫刻家は、素材の中から美しい形を削り出すために、余計な部分を取り除いていきます。同じように、私たちは自分自身を形作るために、必要のない知識や習慣を削っていくことが重要です。  では、なぜ知識を学び、経験を積むのでしょうか。それは、彫刻

          成長とは、削ることだったんだ

          コーチと中高年リスキリング

           本日は、「コーチ論考」の番外編として「コーチと、中高年のリスキリング」と言うテーマで掘り下げます。  リスキリングと同じように、リカレント教育や生涯学習も、巷では折に触れ取り上げられています。  厳密には、夫々の意味合いに違いはありますが、人生100年時代と相まって就労期間長期化への備え、急速に進むデジタル社会への適応、そして個々人のワークライフバランスと人生を通しての自己実現達成のためにも、必要とされています。  個人の成長が企業の成長にあるとしながらも、企業内だ

          コーチと中高年リスキリング

          コーチはどこに隠れている

           「コーチ論考」の3回目は、「コーチはどこに隠れている?」と題して、実際にコーチを探すにはどうすればいいのか、良いコーチの見極め方、そして、今後コーチ業界を盛り上げて行くために必要な事、これらのトピックを掘り下げて、論考シリーズを締めくくりたいと思います。どうぞ今回も、ゆるりとお読みください。 楽しんで頂ければ幸いです。  さて、コーチはどこにいるのでしょうか。普段はほとんど接点がない存在ですから、いざ探そうと思っても全く見当がつかないのが、正直なところでしょう。  企業

          コーチはどこに隠れている

          コーチを必要とする人、活用できる人

           コーチ論考の2回目は、実際にコーチを必要とする人と活用できる人を題材に、掘り下げてみたいと思います。そもそもコーチを必要とする人はどのような人なのか、その人物像を考えてみたいと思います。  コーチングの本質を理解していただくと、コーチを必要とする人物像がおぼろげながら浮かんできます。では、その本質とは何でしょうか。  コーチは、あなたが望む未来に向かって歩む旅のガイドとも言えます。しかし、コーチとは決して「先生」ではありません。コーチはあなたの人生やビジネスの「指導者」

          コーチを必要とする人、活用できる人

          コーチは、怪しげな職業なのか

           こんにちは、ひとりビジネスを目指す方々のコーチ、曽呂山です。今回は、「コーチ論考」と題し、ビジネスコーチの存在と今後の意義について深堀りしました。  まず、コーチという存在について理解がない方も多いかもしれません。役割も不明瞭で、その存在自体に疑念を抱くこともあるでしょう。  コーチと聞いて思い浮かぶのはスポーツ界が分かりやすいですね。チームに所属する選手たちを支え、トップ選手には専属コーチがつくことも一般的です。では、なぜコーチが必要なのでしょうか。  それは、より

          コーチは、怪しげな職業なのか

          人をそう簡単には理解できない

           他人に、自分の良いところを分かってもらいたい、と感じたことはどなたでもあるかと思います。  特に、気働きの出来る方などは、相手の思いを見越して行動が出来ますから、ちょっとした気遣いが色々とあるのですが、気づかれないものです。  全ての人がそうではないのですが、人の良さを見抜ける人は意外に少ないのです。  逆に、ひとのあらを探すことには長けているのが人間の能力なのでしょう。故に、わざわざ良さを探すことは苦手なのです。  ちょっとした機微を感じられる方は、それだけで稀な

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          一人ビジネス、毎日が想定外

           一人ビジネスでは、日々、予測不能な出来事で満ちています。  始めたばかりの頃は、本当に毎日のように右往左往していました。以前の会社勤めで得た経験も役立つと思っていましたが、実際には勝手が違っていました。  電話応対やクレーム対応、突然の機器トラブルなど、想像もしなかったことが日常茶飯事です。一人で戦わなければならない孤独感に襲われることもあります。  部下や同僚に頼ることもできません。  当初は特に苦労しました、それも1年、2年と経つうちに少しずつ慣れてきますが、依

          一人ビジネス、毎日が想定外