一人ビジネス、毎日が想定外
一人ビジネスでは、日々、予測不能な出来事で満ちています。
始めたばかりの頃は、本当に毎日のように右往左往していました。以前の会社勤めで得た経験も役立つと思っていましたが、実際には勝手が違っていました。
電話応対やクレーム対応、突然の機器トラブルなど、想像もしなかったことが日常茶飯事です。一人で戦わなければならない孤独感に襲われることもあります。
部下や同僚に頼ることもできません。
当初は特に苦労しました、それも1年、2年と経つうちに少しずつ慣れてきますが、依然として想定外の事態に遭遇します。
しかしながら、受け入れるしかありません。避けるという選択はありませんから。
なにしろ、顧客が目の前にいるようなものです、逃げ隠れできないのは当然。勇気を出して対処するしかありません。
外部に相談することもできますが、想定外の事態に直面したら、自分で考えて行動し、経験として受け止め、成長の糧とするしかありません。
次第に経験が積まれていくと、自分の力に自信を持てるようになります。それは、本やインターネットから得る知識ではなく、実践から得られるものです。
同時に、人間としての成長にも役立っているようです。
一人ビジネスは孤独かもしれません。特に失敗したときなどは、心細く、不安感で押しつぶされそうになります。
それでも自分自身で全てを経験することは、会社員では感じ得ない喜びや達成感を味わわせてくれます。
良いも悪いも常に半々ですが、新たに自分を鍛えてくれる機会はありがたいものです。
二足の草鞋を履くことからでもいいと思います。ひとりビジネスという小さな所帯は、自分の手の届く範囲です。
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