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人を当てにする

 私たちは、日々の生活や仕事の中でさまざまな問題に直面します。その際、私たちはしばしばその問題を自分一人で解決しようとしがちです。しかし、抱え込んでも何もいい事はありません。この記事では、他人や専門家に気軽にアドバイスを求めることのメリットについてお話しします。

 なぜ、自分一人で抱え込もうとするのか

 私の事で恐縮ですが、先日、風邪をひいてしまい、最初のうちは「1週間もすれば治るだろう」と思い、病院にも行かず薬にも頼らずに過ごしていました。医者に頼るよりも自分の経験、つまり自分なりの養生で治るだろうと決めつけてしまっっていたのです。

 しかし、症状は改善せずむしろ少し悪化。

 結局、病院に行くことになり診察の結果、ウイルス性の風邪と診断され、処方された薬を服用すると数日で回復しました。

 今回、問題を抱え込まずに専門家にアドバイスを求めることの重要性を再認識しました。早めに専門家の助けを借りることで、問題が迅速に解決され、精神的にも安心感が得られていたはずです。これは風邪に限らず、仕事や人生のあらゆる問題にも当てはまります。

 他人に相談することの意義

 問題を抱え込まずに他人に相談することは、専門家でなくても構わないのです。友人や同僚に話すことで、自分の考えを整理し、新たな視点を得ることができます。話すこと自体がストレスを軽減し、問題解決の糸口を見つける助けになります。

 一人で問題を抱え込むことは、前進できない原因となります。自分のやり方に固執し、殻に閉じこもることで、問題解決のチャンスを逃してしまいます。だからこそ、人を当てにすることが大切なのです。

 人を当てにすることの利点

 他人に相談することで、予想以上に早く問題が解決することがあります。専門家の知識や経験を借りることで、自分では思いつかなかった解決策を得ることができます。また、他人の視点を取り入れることで、自分の視野が広がり、より柔軟な対応ができるようになります。

 さらに、他人に相談することで、自分の問題がそれほど重大ではないことに気づくこともあります。話すことで、問題が客観的に見え、冷静に対処できるようになるのです。

 問題を抱え込まずに他人や専門家にアドバイスを求めることは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、積極的に話すことで、早期解決や心理的な安心を得ることができます。

 自分一人で抱え込むのではなく、構えず気軽にオープンに話すことです。言うは易しですが最も大切なことは、自分のために、話すというハードルを下げることです。

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