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手で植える田植え体験 Organic Rice Journey【稲刈り編】

2023.9.17(日)、友部コモンズさんが主催する「Organic Rice Journey」のある意味で集大成である稲刈り編に参加しました。”無農薬・無化学肥料の有機の田んぼで「自分たちが食べるものをつくる」そのプロセスに一緒に参加してみませんか。”という呼びかけに誘われ、その後、除草編(2回)の参加を経てからの稲刈り編です。手で植える田植えは6.4(日)でしたから、およそ3か月半での稲刈り(収穫)となりました。

手植えでの田植えを経験してから、体験の場となっている清水農園さんのお米を機会あるたびにいただいています。どういうところでこれらのお米が生産されているのか、共有するため息子たちとともに参加しました。

農業体験をさせていただいている清水農園さんのお米
清水農園さんのお米はこちらで購入させてもらっています。

下の写真は、ほぼ定位置から撮影した写真です。田植え直後から2回の除草時、それから8月に一度状況観察させていただいています。成長の具合が分かると思います。いかがでしょうか。

田植え時から除草作業時の様子
初めは”ひ弱”だった苗もすくすくと育ち、人の腰以上の高さまで立派な稲穂となりました。
見てください。人の腰の高さまでしっかり成長しました。
鎌を使って手で丁寧に刈り取っていきます。
ザクザクっと、いい音をさせながら収穫していきます。
一粒も無駄にしないように丁寧に刈っていきます。
一粒一粒を大切にすること。体験できましたね。

この日は、真夏日のようで非常に暑かったですし、すべての稲を手で収穫して手動で脱穀まで完了させるのは到底無理なので、やはり機械の力をお借りします。

刈り取った稲は丁寧に脇へ重ねていきます。
有機農業専用のコンバインです。手で刈り取った場所から、あとは機械に任せます。
文明の力はすごい。昔はこれらを人力で効率よく実施していたことを考えると頭が下がりますね。
手動で刈り取った稲は、コンバインの脱穀機で脱穀します。
我々が田植えした箇所はぼぼ収穫が終わりました。
稲穂が落ちていないか確認しながら丁寧に作業しました。

「Organic Rice Journey」の最後の作業体験を終えました。自分たちが食べるものがどのように作られるのか、作られたものがどのように収穫されるのか等、一連のプロセスを体験することができ、新たな知見を得るとともに視野が拡がりました。今回の体験で私たちの作業自体は終わりますが、農家の方々は、収穫後、翌年に向けて、早速新たな土づくりを始めていくそうです。なんとなく、Journey の本質が分かった気がしました。

 この体験の直前に、『農家が8割減る日』という記事を読みました。農業に対する問題意識が高まっています。自分にできることは何かは分かりませんが、子供や孫の世代に向けて将来何らかの形で日本の農業・食料の課題に取り組みたいと思います。

今回、企画・準備いただいた友部コモンズ、清水農園の皆さま、ご協力いただきましてありがとうございました。

お米を作りだす場所だけではなく、そこにかかわる人々がつながる『Journey』の場。
大切にしなければならない場所です。


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