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手で植える田植え体験 Organic Rice Journeyに参加。

2023.6.4(日)、友部コモンズさんが主催する「Organic Rice Journey」に参加しました。以前、かすみがうら市の活動でご一緒させていただいた方からお声がけいただきました。”無農薬・無化学肥料の有機の田んぼで「自分たちが食べるものをつくる」そのプロセスに一緒に参加してみませんか。”という、いろいろと考えさせられるメッセージに誘われて急遽週末の予定を調整して参加を決めました。最近、こだわっている偶然的計画性を念頭にとりあえず参加すれば、また何か新たな発見・出会いがあるだろう、という無計画な目論見での参加です。

埼玉(さいたま)から参加した私のほか、茨城県内、東京・栃木等、さまざまな地域からの皆さん(約15名)との田植えでした。有機農業の難しさ(技術的な面の他、地域との関係性等を含めて)については、さまざまなところでお話を聞きますが、実際の現場のお話を伺うと心に直接響きます。今回、田植え等を教えていただいた有機農家さんは、元々は会社員の方だったとのことで、一つ一つの言葉が”深く”、”なるほど・・・”というものばかりで、人生の先輩からのアドバイスも伺えることができエネルギーのようなものをもらえたような気がします。今回の田植え体験のあとは、除草作業やその後の観察、稲刈り、収穫、試食までのJourney (長い旅)へと続くようなので今後も機会があれば参加(貢献)していきます。主催そして準備をしてくださった方々に感謝いたします。

現地集合~自己紹介~イベント主旨等の説明

朝9:00に現地集合、既に準備いただいている方々が到着されており、周囲の草刈や前日までの大雨の影響等がほぼ無いようにしてくださっていたようです(感謝)。お互いの簡単な自己紹介のあと、イベント主旨や一日の予定等について説明頂きました。

朝のミーティングの様子

ミーティング後、苗の説明や田植え方法等について丁寧に説明頂きました。今回我々が田植えするお米の品種は、ササニシキとのことでした。

今回、田植えする苗(品種:ササニシキ)です。

手植えでの田植え

写真では分かりにくいかもしれませんが、今回は手植えでの田植えになるので、事前に田んぼに格子状の線を引いてくれています。この線が無いとまっすぐに苗を植えられません(この準備だけでもお手数だったと思うのですが一つ一つの対応に感謝の念がおさまりません)。

格子状の線の交点に、苗を植えていきます。

小学校の課外授業等で経験はあったと思うのですが、ほぼ記憶になく初めての体験となりましたが、裸足で田んぼに入り、わんぱくな感じで作業を開始していきます(自分のわんぱくぶりな写真撮影を失念(手も足も泥だらけなったので携帯も持てず・・・))。
田植えは、以下の写真の苗を2~3本ずつにほぐしながら分けて植えていきます。一番難しいのはこの苗を均一に分けていくことでした。根を傷付無いように、品質第一で作業することを心掛けます。

一番難しいのはこの苗を均一に分けていくことでした。根を傷付け無いように、品質第一で作業をしていきます。
田植え前
田植え後
(まっすぐに植えられてますかね(一応、線に沿ってますよね))

田植え後の食事

途中、休憩を少しはさみ、皆さんと田植えをしましたが、私は無心で作業に集中でき(田植えスピードは他の皆さんよりも遅いながらも)、あっという間に12時過ぎとなってしまいました。

田植え後には、地元の食材で作っていただいた、おにぎり・パン・お味噌汁等をいただきました。
青空のもとで、非常に贅沢な時間を過ごさせていただきました。
(お弁当持参となっていたので、私は妻に準備してもらったお弁当も食べつつ、お腹いっぱいになりました。)

終わりに

偶然的計画性を狙って今回参加しましたが、目論見通りとなりました。Journey (長い旅)に参加できる切符を得た気がしますので今後も機会があれば参加し続けます。かすみがうら市の活動で実施した皮むき間伐後の木がどのようになっていくのか、と同じように、今回の田植えをした稲が今後どのようになっていくのか、それを気にしていくことが非常に楽しみです。
今回、企画から地域の方々とのつながりを調整いただいた友部コモンズの皆さま、そして農家の皆さま、ありがとうございました。

周囲を森に囲まれた田んぼ。貴重な場所です。

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