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手で植える田植え体験 Organic Rice Journeyに参加。(除草作業編)

2023.6.17(土)、友部コモンズさんが主催する「Organic Rice Journey」の除草作業編に参加しました。前回、皆さんと一緒に手植えした稲の苗はいったいどうなっているのだろう・・・、「自分が植えたあたりは無くなってしまっているのではないか」等と少々心配しながら参加しましたが、その後、水を張っていただき、2週間経過した稲は見た目も力強く成長していました。まずは、ひと安心です。
(前回の田植えの様子はこちらから↓)

植えた苗の成長の様子を見て、「すごい」という率直な感想・・・。それから、田んぼの除草(草取り作業)って、いったいどういう感じなのだろうと、具体的なイメージも持てないなかでの参加でした。除草作業は、小型エンジンの付いた農業機械(下の写真参照)を使っての作業となりますが、想像以上にダイナミックに農機が動くのと、我々が手植えした苗が機械の幅と同じく均等になっていないと、せっかく植えた苗を巻き込みダメージを与えてしまうし、足元もあまりよくないので多方面に神経を使う作業でした(といっても作業中は、やはり無心になることができます)。苗と苗のスペースが無く、農機の幅と合わない所は苗を巻き込んでしまったので、田植えの時にスペースを作ることの大切さを改めて実感しました。言葉で言われても実際に今回の体験しないとなかなかその重要性が分からないでしょうね。除草作業は2,3週間毎に実施するとのことでした。次回はまた2週間後とのことなので都合調整して参加します。さらに2週間後がどのようになっているか非常に楽しみです。

除草用農機
5つの可動部がぐるぐる回ります。
操作方法、作業の説明をしていただきました。
こんな感じで稲の間に農機幅を合わせて進んでいきます。
静止画だと伝わりませんが可動部がダイナミックに回ります。
簡単そうに作業されていましたが、まず無理、というのが第一印象。

今日は高速道路を使わずに、埼玉から栃木を通って、のんびりと茨城まで

今回はのんびりと一般道を使って茨城まで行きました。道路の両側の田畑を見ながら目的地へと向かいます。しばらく進むと、筑波山が見えてきます。
高速道路だとあっという間に通り過ぎてしまいますし、田園風景もよく見えませんので一般道でのんびり行くのも本当にいいものでした。(ちなみに、復路も一般道で帰りました。なんとなく長旅した気分。お金の無かった学生のころはどこまででも一般道で移動したものです(笑)。その記憶も蘇る。)

田園風景の向こうには筑波山
いい感じの里山を抜けて目的地に向かいます。

目的地到着の前に、笠間ぷち観光とオーガニックのお店へ

余裕をもって出発したので一般道でも目的地には早く到着できました。今回は時間的余裕もあったので、笠間地域を少し観光(笠間稲荷神社等を参拝)し、友部コモンズさんが運営している「オーガニックのお店」に立ち寄ることにしました。オーガニックのお店では今回の「Organic Rice Journey」でお世話になっている有機農家の方にばったりとお会いして、ちょうどお店に商品を卸しているところだったので、いろいろと商品等の説明を丁寧にしていただきました。目当てにしていたコーヒーと共にお米をお土産にいただきました。

笠間宿にある有機農家が作ったオーガニックのお店
知っている生産者の方の商品等は手に取ってしまいますよね
お土産にいただいてきました。堪能させていただきます。

田んぼに到着して、早速、除草作業へ

田んぼに到着し、まずは前回我々が植えた稲の状況確認から。冒頭でふれたように稲の元気な姿をみてひと安心です。機械の操作、作業手順、注意事項、除草作業をするタイミング・目的等を丁寧に説明頂いたあと、作業を開始していきます。初めのうちはコツを掴めずにいましたが、機械の特徴等にも身体が慣れてきてうまくできるようになった気がします。品質第一での作業に心がけましたのでいつもの通りゆっくりでしたが、田植えの時と同様に神経を”稲””機械””足元”に集中させることで無心になり、頭がすっきりした気がしました。

機械操作・作業概要等、丁寧に説明いただきます
皆さん、黙々と。
作業を続けます。
除草作業 まえ
除草作業 あと

除草作業”あと”の様子を見ると、倒れている稲がありますが、数日もするとまた起き上がるとのことでした。この時期の稲にはある程度の刺激を与えることで根等も強くなる(”可愛い子には旅をさせよ”のような感じ?)とのことです(人が田んぼに入ると、田んぼ内の土にも酸素等が行き届くようにもなる)。私たちが手植えをした田んぼの半分は機械で植えているのですが、機械で植えると苗の本数も2-3本でなく、5-6本となり、また植えるスペースも手植えよりも狭くなることから、1本あたりへの栄養分が相対的に少なくなるとのこと。そういった理由もあり、おそらく我々が手植えをした稲の方が立派な稲穂になるようです。そのお話を聞いてこれからの成長が一層楽しみになりました。

終わりに

2週間前に始まった「Organic Rice Journey」。これから、除草作業やその後の観察、稲刈り、収穫、試食までのJourney (長い旅)へと続きますが、まずは順調に育ってくれていてひと安心でした。また、2週間後の除草作業が本当に楽しみです。今回も調整・準備いただいた関係者の皆さまには感謝いたします。(私たちはピンポイントで訪れるだけですが、毎日対応してくれている農家の方々には本当に感謝ですね)

今日も青空が広がり、30度を超す夏日での除草作業。気分爽快です。



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