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腸内環境を整えてアンチエイジング

最近話題の腸内環境について
いくつかにかけて様々な研究結果をご紹介していきたいと思います!

フレイルと地中海ダイエット

加齢により心身が衰えた状態を「フレイル」と言います。

高齢者のフレイル状態は生活の質を落とすだけでなく
介護が必要になるリスクとしても注目されています。

フレイルの基準として
・体重減少
・易疲労(疲れやすい)
・歩行速度の低下
・握力の低下
・身体活動量の低下
などが挙げられます。

進行すると、転倒・骨折から、認知機能低下や寝たきり状態へ
となっていく多くの流れが存在します。

予防策としては、筋力や身体活動量を維持するための
定期的な運動が推奨されています。

アイルランド国立大学コーク校の微生物学のポール・ルーツ博士は研究で
「地中海式ダイエット」がフレイルの予防に有効であると報告し、
食事による介入が有効であることが明らかになりました。

「地中海式ダイエット」とは
地中海地方の伝統的な食生活を取り入れた食事法のこと。

全粒穀物、野菜、豆、ナッツ、オリーブオイルや魚が特徴的な食事です。

研究によるとこのような食事により、
腸内細菌叢(腸内フローラ=腸の中のお花畑)が改善する効果に注目。

イギリス、フランス、オランダ、イタリア、ポーランドの
フレイル症状のない高齢者612人に一年間の地中海式ダイエットを指導し
その前後で腸内細菌叢の変化とフレイル症状、認知機能、血液検査での
炎症バイオマーカー(炎症や組織細胞破壊の指標)との関連性を検討しました

その結果
一年間の地中海式ダイエットで介入後の高齢者の腸内には
腸内細菌
・フィカリバクテリアム
・プラウスニッツィ
・ローズブリア
・ユーバクテリウム
・バクテロイデス・テタイオタオミクロン
・プレボテラ・コプリ
・アネロスチペス・ハドラス
などが増加し、筋力低下などのフレイル症状や認知機能の低下が予防され
血中の炎症マーカーが抑制されていることが分かっています。

このような腸内細菌が増えた結果、
その代謝産物である短鎖脂肪酸が増加し、
逆に二次胆汁酸やpークレゾール、エタノール、二酸化炭素などの
腸内細菌由来の代謝産物が減少。

このような代謝の変化が抗炎症、認知機能維持や筋力維持に
つながったと考察されています。

食事で腸内環境を整えることができ、
アンチエイジング効果も期待できることはとても嬉しい発見です。

最後に

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