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浜金谷のラーメン

 内房線浜金谷駅で降りる。お昼時で空腹だが土地勘はない。浜金谷駅から保田駅に向かって歩くつもりだったので、まずは食事と思い駅前で店を探す。勝手知ったるチェーン店…

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7日前
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ついでに降りた駅

 小川町に着いたのは15時ごろだったように記憶している。この日は東武東上線男衾駅で下車した後、徒歩で寄居駅を目指した。寄居駅にはネコオドルという古本屋があると聞い…

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3週間前
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野に出る

 総武線日向駅で下車する。電車で2時間半程度かかったので、小旅行の感である。かつて隣の八街市に住んでいた。八街駅から一駅だが、見る限り何もない駅のため、今まで日…

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1か月前

昔は良かった

 原木中山駅で降り、車窓から見えた江戸川を目指して歩く。夜勤明けで、長時間歩くのは厳しかったが、写真を撮りながら2時間程度かけてJR船橋駅まで歩いた。目に見える街…

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3か月前
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遠きに行く

 日差しは暖かいが、風が冷たかったと記憶している。暑くもなく、寒すぎもせず自転車で走るのにはちょうど良い日だった。  西台駅から出発というわけではないが、西台駅…

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3か月前
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荒川

3月の肌寒い日。荒川沿いを自転車で走った。 空は雲に覆われていた。曇天の空は、予報ではいずれ雨に変わるようである。 川沿いには、人影がぽつりぽつりと見える。それが…

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4か月前
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荒川

舟渡大橋を渡り 荒川へ出る 風は冷たく日差しは暖かった

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4か月前
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暗室ワークショップ

東京都八丁堀にあるアトリエシャテーニュで開催している、暗室ワークショップに参加した。 ワークショップは11:00〜14:00の時間で開催。 持ち物は現像済みのフィルムと印画…

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6か月前
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中板橋

東武東上線中板橋駅近辺を散策。 普段は、中板橋駅から大山駅の方に向かって歩いていくが、今回は、ときわ台駅方面へ歩く。 日差しが強く、2月のわりには暖かい。 Marix B&…

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6か月前
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板橋

板橋 Marix B&W 200を使用して撮影。 2011年から板橋で暮らしている。板橋の写真を撮るようになったのは、ここ2、3年くらい。歩くたびに発見があって面白い。

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6か月前
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千葉県佐倉

千葉県佐倉 MARIX BLACK&WHITE FILM 400を使用 11月に千葉県に行ったときのフィルムをようやく現像する。 社会人になるまで、千葉県に住んでいた。千葉に行くたびに、何か…

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7か月前
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ひばりヶ丘駅からの散策

西東京市のひばりヶ丘団地といえば、昭和の団地というイメージを持っていましたが、すでに建て替えがされており、ずいぶん長いこと間違ったイメージを持っていたことを知り…

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8か月前
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鶴瀬

東武東上線ふじみ野駅から鶴瀬駅まで一駅分歩く。 特に目的はない。なんとなく歩いて、なんとなく鶴瀬駅を目指す。 鶴瀬駅には鶴瀬駅前市場があったと記憶していたが、綺麗…

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8か月前

近所の写真

10月28日ごろに撮影した写真を現像する。 写真を見るとその日は晴天だったらしい。ネガを見ると、近所を散策していたことがわかる。 天気も良く、今年の10月はかなり温かっ…

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8か月前

荒川

12時を回った。 今日は文学フリマがあるようだ。特に予定もないので冷やかしてみるかと、電車の中で文学フリマについて調べる。知人が何人か出店しているらしい。 なんと…

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8か月前

蒼穹

よく行くギャラリーの名前の由来ということで最近知り、梶井基次郎全集で「蒼穹」を読んだ。 手元にある開高健編「神とともに行け 弔辞大全Ⅱ」では、三好達治が弔辞を書…

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9か月前
浜金谷のラーメン

浜金谷のラーメン

 内房線浜金谷駅で降りる。お昼時で空腹だが土地勘はない。浜金谷駅から保田駅に向かって歩くつもりだったので、まずは食事と思い駅前で店を探す。勝手知ったるチェーン店もなければ、コンビニもないので、駅前の食事処に入る。地元の方のお店のようだった。名前は忘れてしまったがラーメンを注文する。海藻が入っているらしい。
 お店の方が、よくまぜて食べてくれと言う。ラーメンをまぜる。もっとまぜろと言われる。もっとま

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ついでに降りた駅

ついでに降りた駅

 小川町に着いたのは15時ごろだったように記憶している。この日は東武東上線男衾駅で下車した後、徒歩で寄居駅を目指した。寄居駅にはネコオドルという古本屋があると聞いたからだ。この日はネコオドルの数少ない開店日だった。なので小川町駅はついでである。

野に出る

野に出る

 総武線日向駅で下車する。電車で2時間半程度かかったので、小旅行の感である。かつて隣の八街市に住んでいた。八街駅から一駅だが、見る限り何もない駅のため、今まで日向駅で降りることはなかった。
 ほとんど人気のない道をブラブラと歩く。人の姿はなく、車だけが通り過ぎていく。空は広く、照り映える草本が目につく。

昔は良かった

昔は良かった

 原木中山駅で降り、車窓から見えた江戸川を目指して歩く。夜勤明けで、長時間歩くのは厳しかったが、写真を撮りながら2時間程度かけてJR船橋駅まで歩いた。目に見える街並みは懐かしく感じられ、昔は良かったなという気持ちになる。
 昔は良かったと言っても、現状に大きな不満はない。満足してもいないが、仕事があり生活に不自由しない程度のお金はある。昔は良いと言うほど悪い状態ではない。
 昔は良かったと言っても

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遠きに行く

遠きに行く

 日差しは暖かいが、風が冷たかったと記憶している。暑くもなく、寒すぎもせず自転車で走るのにはちょうど良い日だった。
 西台駅から出発というわけではないが、西台駅から舟渡大橋を渡し、しばらくすると荒川が見えた。荒川の土手から野球場が見えた。休日ということもあり、野球をする人が多く見えた。
 もっと撮れるものがないかと、埼玉方面に向かう。

荒川

荒川

3月の肌寒い日。荒川沿いを自転車で走った。
空は雲に覆われていた。曇天の空は、予報ではいずれ雨に変わるようである。
川沿いには、人影がぽつりぽつりと見える。それが普段の光景なのか、天気のせいなのかは判然としない。
荒川は長く、まだまだ終わりは見えない。

荒川

荒川

舟渡大橋を渡り
荒川へ出る
風は冷たく日差しは暖かった

暗室ワークショップ

暗室ワークショップ

東京都八丁堀にあるアトリエシャテーニュで開催している、暗室ワークショップに参加した。
ワークショップは11:00〜14:00の時間で開催。
持ち物は現像済みのフィルムと印画紙、そのほかにエプロンや白手袋を準備する。薬品や機材はアトリエシャテーニュの方で準備してくれる。
ワークショップでは引き伸ばし機の説明から始まり、印画紙への焼き方を教えてもらった。

中板橋

中板橋

東武東上線中板橋駅近辺を散策。
普段は、中板橋駅から大山駅の方に向かって歩いていくが、今回は、ときわ台駅方面へ歩く。
日差しが強く、2月のわりには暖かい。
Marix B&W 200を使用

板橋

板橋

板橋
Marix B&W 200を使用して撮影。
2011年から板橋で暮らしている。板橋の写真を撮るようになったのは、ここ2、3年くらい。歩くたびに発見があって面白い。

千葉県佐倉

千葉県佐倉

千葉県佐倉 MARIX BLACK&WHITE FILM 400を使用
11月に千葉県に行ったときのフィルムをようやく現像する。
社会人になるまで、千葉県に住んでいた。千葉に行くたびに、何か思い出のようなものがあるのではないか期待するも、毎回大した思い出もないことに気が付く。
当時の知人の行方は杳として知れない。

ひばりヶ丘駅からの散策

ひばりヶ丘駅からの散策

西東京市のひばりヶ丘団地といえば、昭和の団地というイメージを持っていましたが、すでに建て替えがされており、ずいぶん長いこと間違ったイメージを持っていたことを知りました。
天気が良いせいか、空が広く感じられます。
公園が広く、犬の散歩をする人、スポーツをする人、楽器を弾く人。
ずいぶんと暮らしやすそうな印象を受けました。

鶴瀬

鶴瀬

東武東上線ふじみ野駅から鶴瀬駅まで一駅分歩く。
特に目的はない。なんとなく歩いて、なんとなく鶴瀬駅を目指す。
鶴瀬駅には鶴瀬駅前市場があったと記憶していたが、綺麗さっぱりなくなっていた。
かつて行った時はほとんどはシャッターが閉まっているが、青果店があり、人が住んでいるかわからないが集合住宅があったが、今はまっさらな土地になっていた。写真の建物に極端に窓が少ないのは、おそらくなくなった建物のほうが

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近所の写真

近所の写真

10月28日ごろに撮影した写真を現像する。
写真を見るとその日は晴天だったらしい。ネガを見ると、近所を散策していたことがわかる。
天気も良く、今年の10月はかなり温かった記憶があり、散歩日和だったのであろう。

今の地域には10年以上暮らしているが、歩くたびに発見があり面白い。
考えてみると、10年暮らしたと言っても、平日は職場にいるわけで実際に生活している時間、そして、その中で近所を歩いている時

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荒川

荒川

12時を回った。
今日は文学フリマがあるようだ。特に予定もないので冷やかしてみるかと、電車の中で文学フリマについて調べる。知人が何人か出店しているらしい。

なんとなく顔を出さないと申し訳ない気持ちになる。顔を出すと、何か喋らないといけない。なんなら何か売っているものを買わないといけない気がしてくる。
だんだんと「行ってみようか」という気持ちから「行かないといけない」という気持ちになった。池袋駅で

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蒼穹

蒼穹

よく行くギャラリーの名前の由来ということで最近知り、梶井基次郎全集で「蒼穹」を読んだ。

手元にある開高健編「神とともに行け 弔辞大全Ⅱ」では、三好達治が弔辞を書いている。享年31歳、肺結核だったそうである。

小説のなかで登場人物は「私」のみである。「私」が眺める風景について克明に描写される。広大な風景、空の広さ、雲の大きさが描写された後に、「私」は目の前に広がる青空に虚無、闇を感じてしまう。

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