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最近の記事

昔は良かった

 原木中山駅で降り、車窓から見えた江戸川を目指して歩く。夜勤明けで、長時間歩くのは厳しかったが、写真を撮りながら2時間程度かけてJR船橋駅まで歩いた。目に見える街並みは懐かしく感じられ、昔は良かったなという気持ちになる。  昔は良かったと言っても、現状に大きな不満はない。満足してもいないが、仕事があり生活に不自由しない程度のお金はある。昔は良いと言うほど悪い状態ではない。  昔は良かったと言っても、具体的に何が良かったのか判然としない。住んでいた街や、よく遊んだ場所に行ってみ

    • 遠きに行く

       日差しは暖かいが、風が冷たかったと記憶している。暑くもなく、寒すぎもせず自転車で走るのにはちょうど良い日だった。  西台駅から出発というわけではないが、西台駅から舟渡大橋を渡し、しばらくすると荒川が見えた。荒川の土手から野球場が見えた。休日ということもあり、野球をする人が多く見えた。  もっと撮れるものがないかと、埼玉方面に向かう。

      • 荒川

        3月の肌寒い日。荒川沿いを自転車で走った。 空は雲に覆われていた。曇天の空は、予報ではいずれ雨に変わるようである。 川沿いには、人影がぽつりぽつりと見える。それが普段の光景なのか、天気のせいなのかは判然としない。 荒川は長く、まだまだ終わりは見えない。

        • 荒川

          舟渡大橋を渡り 荒川へ出る 風は冷たく日差しは暖かった

          暗室ワークショップ

          東京都八丁堀にあるアトリエシャテーニュで開催している、暗室ワークショップに参加した。 ワークショップは11:00〜14:00の時間で開催。 持ち物は現像済みのフィルムと印画紙、そのほかにエプロンや白手袋を準備する。薬品や機材はアトリエシャテーニュの方で準備してくれる。 ワークショップでは引き伸ばし機の説明から始まり、印画紙への焼き方を教えてもらった。

          暗室ワークショップ

          中板橋

          東武東上線中板橋駅近辺を散策。 普段は、中板橋駅から大山駅の方に向かって歩いていくが、今回は、ときわ台駅方面へ歩く。 日差しが強く、2月のわりには暖かい。 Marix B&W 200を使用

          板橋

          板橋 Marix B&W 200を使用して撮影。 2011年から板橋で暮らしている。板橋の写真を撮るようになったのは、ここ2、3年くらい。歩くたびに発見があって面白い。

          千葉県佐倉

          千葉県佐倉 MARIX BLACK&WHITE FILM 400を使用 11月に千葉県に行ったときのフィルムをようやく現像する。 社会人になるまで、千葉県に住んでいた。千葉に行くたびに、何か思い出のようなものがあるのではないか期待するも、毎回大した思い出もないことに気が付く。 当時の知人の行方は杳として知れない。

          千葉県佐倉

          ひばりヶ丘駅からの散策

          西東京市のひばりヶ丘団地といえば、昭和の団地というイメージを持っていましたが、すでに建て替えがされており、ずいぶん長いこと間違ったイメージを持っていたことを知りました。 天気が良いせいか、空が広く感じられます。 公園が広く、犬の散歩をする人、スポーツをする人、楽器を弾く人。 ずいぶんと暮らしやすそうな印象を受けました。

          ひばりヶ丘駅からの散策

          鶴瀬

          東武東上線ふじみ野駅から鶴瀬駅まで一駅分歩く。 特に目的はない。なんとなく歩いて、なんとなく鶴瀬駅を目指す。 鶴瀬駅には鶴瀬駅前市場があったと記憶していたが、綺麗さっぱりなくなっていた。 かつて行った時はほとんどはシャッターが閉まっているが、青果店があり、人が住んでいるかわからないが集合住宅があったが、今はまっさらな土地になっていた。写真の建物に極端に窓が少ないのは、おそらくなくなった建物のほうが先にあったからだと思われる。 次の写真は2018年ごろ。もっと、写真を撮ってお

          近所の写真

          10月28日ごろに撮影した写真を現像する。 写真を見るとその日は晴天だったらしい。ネガを見ると、近所を散策していたことがわかる。 天気も良く、今年の10月はかなり温かった記憶があり、散歩日和だったのであろう。 今の地域には10年以上暮らしているが、歩くたびに発見があり面白い。 考えてみると、10年暮らしたと言っても、平日は職場にいるわけで実際に生活している時間、そして、その中で近所を歩いている時間は相当限られている。 自分の写真を説明するときに、日常のよくある光景と説明だ

          近所の写真

          荒川

          12時を回った。 今日は文学フリマがあるようだ。特に予定もないので冷やかしてみるかと、電車の中で文学フリマについて調べる。知人が何人か出店しているらしい。 なんとなく顔を出さないと申し訳ない気持ちになる。顔を出すと、何か喋らないといけない。なんなら何か売っているものを買わないといけない気がしてくる。 だんだんと「行ってみようか」という気持ちから「行かないといけない」という気持ちになった。池袋駅で折り返しの電車に乗り、荒川に向かった。

          蒼穹

          よく行くギャラリーの名前の由来ということで最近知り、梶井基次郎全集で「蒼穹」を読んだ。 手元にある開高健編「神とともに行け 弔辞大全Ⅱ」では、三好達治が弔辞を書いている。享年31歳、肺結核だったそうである。 小説のなかで登場人物は「私」のみである。「私」が眺める風景について克明に描写される。広大な風景、空の広さ、雲の大きさが描写された後に、「私」は目の前に広がる青空に虚無、闇を感じてしまう。 この闇が何だったのかは、明確には語られない。

          予定のない日

          特に予定がなく、時間はあったので、久々に千葉県佐倉市に向かう。 高校生のころ、3年間通った街である。 時折千葉県に行きたくなる時がある。20年近く千葉で過ごした。大学は東京だったが、高校までは千葉県の高校に通っていた。 3年間通学し、部活動もしていたが、歩いてみても、特別思い出すことがない。よく通った本屋は潰れていた。

          予定のない日

          休憩時間

          在宅勤務の休憩時間を活用して、近所を散策した。 出社すれば、通勤で多少なりとも歩くが在宅勤務のときは、本当に歩かない。本当に朝起きて、仕事をして、寝るだけの生活になるときもある。 今日は天気が良かったので、休憩時間に散策をした。 天気が良く暖かい。 昔から平日の昼間は時間の流れがゆっくりと感じられる。暖かさも手伝って、気だるい空気が広がっている。

          神田古本まつり

          明け方は雨音がしたが、目を覚ますころには止んでいた。 午後、神田古本まつりに行く。 学生時代、お茶の水の学校に通っていた割に、あまり神保町方面には行かなかった。行っても三省堂くらいだったが、その三省堂もなくなった。 会心の本を探そうとするも、人の多さに断念した。

          神田古本まつり