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【カナダ留学】留学3ヶ月で英語に耳慣れするのは本当?今の英語力とおすすめの留学期間について!


今回は留学3ヶ月で英語に耳慣れするという話について書いていきます。

※追記:2024年5月にこの記事を修正していますが、今読み返してもこの感覚は覚えています。当時を思い出しながら修正も加えているので、是非読んでみてください。

留学3ヶ月で英語に耳慣れするのは本当


私が留学に行く前、渡航してすぐの時は周りの人がよく言っていました。

「3ヶ月すれば耳慣れしてくるよ」

渡航前はこれに期待して、渡航後は「いつ耳慣れするの?」と考えて、悩んだ時期もありました。

結果、3ヶ月で耳慣れはしたと思います。

私の思う耳慣れとは、「自分の知っている単語、もしくは単語は知らなくても音として聞き取れる」という事です。

渡航前は「知っている単語なら聞き取れるだろう」と思っていましたが、その時自分が知っていたのは「単語の意味」であって、「実際の音」は知らない状態でした。

日本でリスニングを勉強すれば問題無いと思いますが、私の場合は足りていなくてこれを感じました。

ただ、今でも思うのは「もし自分にリスニング力があればストレスを感じなかったのか?」となると少し違うという事です。人との会話は教科書のリスニングとは違い、アクセントや発音に個性が出ます。

日本人でもそうですが、地方に行った際によく感じていました。標準語しか知らないと、その地方の方言に初めて出会った時はあまり理解出来ません。

この感覚に近いと思います。

また、「会話慣れ」も大きくあると思います。

実際の会話の相手は人間になり、もちろん会話のリズムも存在します。その中で相手のアクセントや発音に対応しながら、聞き取り、理解するのは経験が必要だと感じました。

既に単語・文法の基礎があり、音の識別も出来ていると、この「現地感」にもすぐ慣れると思います。私の場合は勉強が不十分で、会話の慣れと合わせて基礎を作る必要がありました。

もちろん渡航後も勉強をし、自分のレベルを上げていく事に必死でした、
そのおかげか、2ヶ月半を過ぎた頃に急に日常の英語の音が聞こえるようになってきました。

この感覚はハッキリと分かったので、まずは第一段階突破したかなという印象です。

「いつ耳慣れするんだ?」という感覚を持っていると、余計に感じやすいと思いますが、これは変な悩みにも繋がるので、「期待と悩み」とはバランス良く付き合って下さい。

もちろんどれだけ勉強するかでこの「慣れを感じる期間」は変わってくると思うので、日頃の学習が大事だと改めて思いました。

留学3ヶ月での自分の英語を分析


今の自分の英語を4項目に分けて自己分析してみます。まだIELTSなどのテストを受けていないので、あくまで感覚になります。

・リーディング
IELTSの過去問にあるリーディングパートで例えると、まだ精読が必要なレベルです。単語も文法も弱く、1度で時間以内に理解して、問題に取り掛かる事は出来ません。

それでも英語の長文を見た時に「嫌だな、長いな」と感じる事は少なくなりました。精読を始めてから1文1文の中にある単語・文法の意味に気を配れるようになり、渡航前とは長文の見方が変わったと思います。

今後に期待します。

・ライティング
これもIELTSで例えますが、まだまだ文章の構成から勉強している段階です。
今年の9月からIELTSに向けて勉強をしていますが、短期間で形にするのは難しいなと感じました。

授業の課題レベルではGoogle翻訳を使わなくても文章が作れる様になってきましたが、使用している単語・文法がまだ幼い印象です。友達に見せると、「同義語で違う単語を使った方が良い」と言われるレベルです。(繰り返しの使用を避ける為)

これも時間がかかりますが、色々な方がネットに勉強法を載せているのでそれを参考に頑張ります。

・リスニング
これは耳慣れにも関わってきますが、音は拾えるようになってきました。ただ、それは音であって知らない単語もあれば、意味とリンク出来ていない単語もあります。

日常会話の中では「聞き取れなくて困る」事は減りました。それでも「速い」と感じる会話は、レストランやスーパーに行った際の店員さんとの会話です。相変わらずこのレベルは難しいなと感じます。

・スピーキング
これは大きな変化を感じます。何よりも自分に自信が持てるようになりました。

「英語が下手でしょうがない」と受け入れている自分がいるのをハッキリ感じるようになりました。

どうしてもネイティブ、日本人でも上手い方と比べてしまい、何度も自分の英語に落胆しましたが、目標と現実のギャップを理解出来たと思います。相手の聞かれた事に対しては「I + 動詞 ~」という形でなくても答えらる様になってきました。

例えば「何食べたい?」とメニューを見せられた時に、「私はこれが食べたいです」では無くて、「これは〇〇みたいで美味しそう。これ食べてみる」位の会話感は出せるようになってきました、

これは知識のインプットと会話経験の積み重ねだと思うので、これからの伸びに期待します。

理想と現実のギャップを理解して、目の前の会話に集中出来るようになってから、「会話」に対しての考え方と姿勢が変わっていきました。

その時見ていたYouTubeの動画はこれです。この動画のおかげで、会話に対しての考え方が変わり、変にストレスを感じる事が無くなりました。

会話を解説している動画

英語学習はAtsuさんのサイト、動画を参考にしているので、よろしければこちらもご覧下さい。

Atsuさんのサイトはこちら


おすすめの留学期間は3ヶ月以上


実際にカナダで3ヶ月過ごしてみて、この期間が最低限色々体験するには必要だと思いました。学生の方であれば何ヶ国か行ってみて、卒業後もしくは社会人留学として長期の留学に挑戦しても良いと思います。

この3ヶ月で、人間関係、その国の雰囲気、英語学習のギャップなどを理解出来て、「どうすれば良いか?」まで考える事が出来ると思います。

人によって状況は異なりますが、もし私が大学生で英語の勉強に興味を持ち始めたとしたら、この期間で色々な国を行ってみたいです。

実際「耳慣れ」が出来るまでの期間は定かではありませんが、最低限現地の英語に触れる事が出来ます。

私は学校で留学先を選び、国や環境では選べませんでしたが、長期の留学に向けて「お試し」の感覚であれば、「耳慣れ」の期待も出来る3ヶ月以上がおすすめです。

後はアクセントを気にするのあれば大きくアメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語から選べばよいと思います。

実際アメリカもカナダも色々な国から人が集まっているので、一概にその国のアクセントに触れるにはネイティブと交流するしかありませんが、それでも英語は世界共通語なので、色々な人の英語に触れるのも良いと思います。

私はアメリカ英語を学びたくて、コロナのタイミング的に渡航可能なカナダにしました。日本で働き始めると短期留学も行くのが難しいので、可能であればこの期間での渡航は検討する価値はあります。

最後に


3ヶ月で耳慣れを体感出来ましたが、本番はこれからだと思うので引き続き勉強を頑張ります。実際に現地で生活をしていると、良い事も悪い事も大小問わずに体験出来ます。

語学以外の面も経験を出来ると思うので、お試しであればこの期間、もしくはこれ以上の期間での留学をおすすめします。

今ではビザの規制も変わってきたので、これから海外に渡航が可能な方は多くなると思います。カナダも最近は学生ビザでの入国者が多くなってきました。(私もですが)

まだまだ語学学校も続くので頑張ります。

今回も読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

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