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【カナダ留学】バンクーバーの語学学校(ESL)について!気になる日本人の割合や授業内容など!


今回は語学学校(ESL)について書いていきます。

私はカナダの語学学校に通って約3ヶ月が経ちました。その中で感じた事、気が付いた事も合わせて書いていきます。(追記:当時の感覚で書いていて良い部分もあったので、修正は入れていますがそれを理解して読んでいただけると幸いです!)


語学学校(ESL)について


語学学校(ESL)とは何でしょうか?

語学学校とは外国語を勉強する学校になります。私の場合はカナダの語学学校に英語を勉強しに来ています。

別の呼び方でもあるESLというのは、English as a Second Languageの略称になります。英会話、英語の基礎を学ぶという意味になるそうです。

授業形式ですが、私の学校の場合は対面・オンラインの両方が可能です。現地にいる人は対面、今は日本にいる・学校から遠い場合はオンラインのイメージです。

人数は1クラス15人~20人位です。

これは対面の生徒とオンラインの生徒を合わせた人数になります。多くの場合オンラインの方が人数が少ないです。(例:13人対面、5人オンライン)

テキストは電子教科書になるのでPC、タブレット、携帯で見ています。よく「PCは必要ですか?」という質問をいただきますが、私は必要だと思います。

私の学校でもそうですが、登録作業などを各個人のPCで行う事も多く、授業中のノートもPCで記録している人が半分以上です。

紙派とPC派で分かれると思いますが、これからの時代を考えるとPC上の作業に挑戦しても良いと思います。私もタイピングの練習だと思って取り組んでいます。

教科書のタイプは学校によって違うので確認してみて下さい。

クラス分けに関しては、渡航前にエージェントを通してやったテストで入学時のクラスが判定され、その後は毎月レベルが1つずつ上がっていきます。

そのレベルについていけない場合は先生からクラス変更を勧められるか、自己申告で同じレベルに留まるシステムです。

学校内はWi-Fiもあり、授業中に使えるコンセントもあります。

ただWi-Fiの強さに関しては「普通に使える強さ」だと思います。例えばYouTubeなどは見れますが、たまに接続が悪くなります。それでも授業に支障が出る事はありません。

トイレや休憩スペースなどもあるので、学校生活を送るには十分な設備です。

先生は基本的には外国人の先生になります。※日本人以外の方を指しています。必ずしも現地出身ではありませんがネイティブレベルの方々です。

オンラインを主体にされる方にはあまり関係ないかもしれませんが、実際に通われる方は事前に学校の環境に関して気になるポイントを確認しましょう。

授業内容について


リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングという4つに分けて書きます。

【リーディング】
教科書には文章読解もあり、その際には授業中に長文を読みます。
ただこれもレベルによって異なります。

私の場合は基礎レベルからスタートしているので、まだ授業中にIELTSくらいの長さの文章は見た事ないです。基本的には文法が主体になる授業で、それを使った文章を読んで確認する様な流れもあります。

ガッツリ長文読解をするのは語学学校でも上のレベルだと思います。

【ライティング】
これも先生やレベルによって差が出ます。

宿題等でエッセイを出す先生もいれば、1つのテーマに対して8 ~10行で文章を考えてというのもあります。

授業中に作成してチェックしてというのは少ないです。クラスの人数にもよりますが、1人1人の文章を細かくチェックするのは難しいと思います。

課題でプレゼンなどもありますが、プレゼンシートの中に長文を書くことは無いと思うので、また違うと思います。

【リスニング】
授業中にリスニングの問題があります。

教科書のプログラムに元々組み込まれているケースがほとんどですが、リーディング(長文読解)よりかは機会が多いです。先生の話も、他の生徒との会話も立派なリスニングの1つです。

しかし、学校のリスニングだけでは場数としては不十分です。

後ほど書きますが、基本的には1人で学習出来ますので、自習無しに大幅なレベルアップは大きくは望めないと思います。

【スピーキング】
教科書にペアワーク、グループワークなど練習の場面があります。

先生に質問する時、良くも悪くも隣の人とコソコソと話すのも立派な練習です。間違っていても、積極的に発言する事も効果的だと感じています。

発言をすると授業への参加意欲も高まり、スピーキングの練習にもなり一石二鳥です。もちろんクラスメイトとの会話で会話が伸びるのも事実ですので、声を出す機会は大事にしましょう。

課題のスピーチやプレゼンも人前で話す練習になるので、得られる物は大きく、多いです。私の学校では先生とのスピーキングのテストもありました。


日本人の割合について


渡航前に気にしている人は多いと思います。

私の学校では、全体の半分以上が日本人ではないのか?と思うくらい学校内で見かけます。クラスもオンライン含めて半分以上が日本人です。

私はこの状況は、こう理解をしています。

日本人の多い理由

  • コロナで他に行ける国が無く、エージェントもカナダを紹介する場面が増えた(学生ビザ) ※2021年の状況下においての意見

  • 元々カナダは生活環境・治安面から人気

  • カナダの対面授業は早い方だった(大学などを除く) ※2021年の状況下においての意見

都心部に限った話とも聞きますので、気にされる場合はエリアを変えても良いと思います。必ずしもトロント、バンクーバーではいけない決まりはありません。

では、学校に行き始めた後にこの事実に気が付いた時はどうすれば良いでしょうか?私も最初の1,2ヶ月は、この事実を理解するのに時間がかかったので、その時の考え方を書いていきます。

まず、自分の理想についてもう一度考えました。

英語を勉強したい→留学したい→理由は外国人と喋れる機会が多いから→語学学校に行く

この流れでカナダに来て、学校の「日本人が半分以上という事実」にショックを受けました。

日本人の割合に関しては渡航前にエージェントに聞いても「30%くらいです」としか言われなかったので、一番良かった時のデータかなと思います。

そもそも毎週・毎月人の入れ替えがある環境で、正確なデータを取り続けるのは難しいですが…。

そこで約2ヶ月位経った時に考え直すと、ある事に気が付きました。クラスの外国人も自分と似たようなレベルの英語力という事です。

もう一度過去の理想を考えました。

外国人(日本人以外)は英語を喋れるイメージ→周りにそんな人が多いと自分の勉強になる気がする→クラスメイトは外国人が多い方が良い

本当に求めていた部分はどこでしょうか?外国人でしょうか?英語を喋れる人でしょうか?

ある時、新しい日本人の方が来て、その方の英語力はクラスの中でも頭一つ抜けていました。その方と授業中に喋れる機会があると私は「満足感」を感じていました。

英語が出来る方はある程度会話のリードをしてくれます。喋っている時も変に緊張する事も無く、どこが違っているのかを教えてくれました。

この時私は「英語を喋れる人を求めている事」に気が付きました。そうすると国籍も出身も気にならなくなり、英語に焦点を当て始める事が出来ました。

こうなるとクラスの日本人の割合は気にならなくなります。

そもそも英語は留学経験が無くても学習出来ると体現している人が多いので、環境も大事ですが自分の努力次第だと改めて思いました。選んだ環境が必ずしもメリットだけな事はありません。

その中でどうやって自分にプラスしていくのかを探して、環境を利用する方が効率が良いと思います。

今後渡航される方、渡航されて学校のイメージが違うと感じた方などの参考になれば幸いです。

最後に


語学学校に行っている身ですが、初めての留学であれば学校に行くのはオススメです。各国のアクセント違い、英語の勉強の仕方を先生に英語で聞ける、このような環境は勉強に役立ちます。

英語を英語で学習する中で、授業中に聞く単語をまとめた物を作りました。

これがあると序盤の方はスムーズに授業が理解出来ると思います。

授業中によく耳にする表現まとめ

自分でやるところはやって、それ以外の要素をお金で買っている位の感覚でも良いと思います。

何もかもを環境に丸投げをするのは良くないと、改めて気が付いた時間にもなりました。

良い友達も出来ますし、各国から来る人のバックグラウンドが違うので、見分を広めるという点では学校というコミュニティも有効だと思います。

私はまだ通うので、引き続き頑張ります。今回も読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

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