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【カナダ留学】人生初のホームステイを終えて、スムーズに生活を送る為に気を付けていた事を紹介!


今回はホームステイで気を付けていた事について書いていきます。

カナダで人生初めてのホームステイを2ヶ月間しました。

その中で気付いた事などをまとめていきます。

ホームステイの紹介


一般的にホームステイは、留学生などがその国の一般家庭の共に生活し、生活体験をする事だと言われています。

特に初めての留学などで、海外経験が浅かったり、部屋を見つけられなかった場合はホームステイも1つの有効的な手段だと思います。実際に私の留学エージェントもホームステイを勧めてきました。

私も初めての留学で、現地の生活・雰囲気を知りたかったので、断る理由がありませんでした。

ただ、イメージと違った事があります。

渡航前は「ホストファミリーと過ごす」と思っていたのですが、実際は違いました。悪い意味では無く、単純に想像と違ったというだけです。

ホストマザーがメインで関わる人物で、その他の家族とは主に挨拶のみの関係でした。例えば一緒にご飯を食べ、買い物に行き、どこかへ出かけるなど、生活を共にするかと思っていましたが、その様なシーンは1回もありませんでした。

家によって違うと思いますが、このようなパターンもあります。

自分の部屋、ハウスメイトと使うバスルーム、トイレ、キッチン、リビングだけが生活空間で、ホストファミリーの生活空間とは別でした。

それでも食事(3食)を作ってくれる家庭だったので、ホストマザーとは毎日会話がありました。学校、自分の国、日本の家族の話など、一般的な日常会話というイメージです。

洗濯は自分で1週間に1回します。

カナダでは週末に洗濯をするのが一般的だそうです。乾燥機があった家だったので、洗濯で困った事はありませんでした。

このように1つの家庭の家に滞在しますが、生活は全く別というパターンだったので、イメージしたいたホームステイとは違いました。

ドラマや映画の様な世界とは違いましたが、家族と留学生がハッキリ分かれているのも、変なトラブルが起きない為には良い事だと今は思います。


生活の中で気を付けていた事


普段の生活の中で気を付けていた事は、共有スペースの使い方、部屋の使い方、挨拶です。

キッチン

偶然にもハウスメイトには日本人もいたので、意思疎通がしやすい場面も多かったです。それでも5,6人で共有スペースを使っていたので、気遣いはしても損はありませんでした。

まずキッチンでは汚れとゴミに気を付けていました。

使った皿や調理器具はすぐに洗い、洗い終わった物が溜まっている時は率先して片付け、ゴミも落ちていれば拾い、袋が一杯になったら取り替えたりしていました。

洗い終わった後の食器
食器棚に戻します

それでもシンクに残る細々した生ごみや、食べ残しなどはしょっちゅうあったので、全てをカバーしていた訳ではありません。

「誰かが気付いたらやるべき」と思って、気付いた時は可能な範囲で片づけをしていました。

特に生ごみの管理は臭いや虫が来ることに繋がるので、早めの処理を心掛けていました。

バスルーム

バスルームで気を付けていたポイントは2つです。

1つ目は私物を置きっぱなしにしないです。

家によってはシャンプーやボディソープなどを浴室に置いて大丈夫ですが、私は部屋で管理をしていました。他の人に使われるのも、バスルームがゴチャゴチャするのも嫌だったからです。

2つ目は使い終わった後の掃除です。

掃除と言っても大掛かりな物ではなく、浴室の髪の毛を拾う程度です。たったこれだけですが、これが出来ない人は意外といます。これが出来るだけでも、共有スペースの生活がスムーズに進むと思います。

使う前と同じくらい綺麗にを考えていれば大丈夫です。

自分の部屋

基本的にはゴミを放置しない、適度な換気・掃除、整理整頓です。

ゴミはこまめに捨て、晴れている日は窓を開けて換気をし、週末は簡単な掃除をしていました。また整理整頓も簡単にしておきます。

もちろん部屋には鍵があるので、誰かが入る事はありませんが、ホストファミリーの部屋は次の内見者が来ることがあります。

その時にあまりにも散らかっていると、悪い印象を与えかねないので、綺麗でなくても、汚くない程度にはしておきます。

実際に内見に行っていた時も、他の人が滞在している時が多かったので、あまりに散らかっていると良い印象は持てませんでした。

挨拶

何よりも大事な事かもしれませんが、言葉は違えどこれに勝るものは無いと感じました。特に海外では「元気?」「調子どう?」などの簡単な会話になるケースが多いので、このやり取りがスムーズに出来ると安心です。

期間の決まっているホームステイ等で、深い人間関係を作るのは難しいかもしれませんが、同じ空間で生活をするので、その中で良い関係を築くためのキッカケになると思います。

それでも言語の違いや、習慣の違いで会話すらしたくない時もありました。

理由は何であれ、こんなタイミングは来ると思うので、そんな時は無理せず1人になって良いと思います。私は実際にそうしていました。

英語が聞き取れなくて、上手く伝えられなかった時に、その場にいるのが嫌になって「宿題あるから部屋戻るね」と言った事も何回もありました。

マイナスの空気を持ったまま相手と話すのも失礼なので、その場その場で考えて判断して良いと思います。

喋るのが嫌でも相手は何かしら挨拶をしてきてくれるので、首を振ったり、ジェスチャーで伝えるのも良いと思います。特にファミリー、ハウスメイトとの人間関係は大事にした方が良いです。

好きでも嫌いでもその家に滞在しているので、決まった期間が終了するまでは良好な人間関係というよりかはスムーズな人間関係を心掛けると良いと思います。

ファミリーもハウスメイトも苦手というパターンもあると思うので、そんな時に参考にしてもらえると嬉しいです。

私の中では「良好な関係」というのは、一緒に何かが出来る距離の近い関係だと思っています。休日に遊びに行く、一緒に宿題や料理をする。自分の事を話したいと思える、こんなところでしょうか。

全ての人間関係をこうするのは難しく、不可能に近いと思います。
同じ言語を話せる人同士でも難しいのに、英語だとよりハードルの高い話に感じます。

そこで私が実践していたのは「スムーズな人間関係」を目指す事です。

特に何かをするわけではないですが、相手の迷惑になる事はせず、最低限同じ空間で生活をする為に必要な事だけをするイメージです。

言い換えれば適度にこなす感覚です。

もちろん嫌いな相手であればこれすら辛く、難しいと思いますが、同じ空間に滞在している事実があるので、そこは割り切れると良いと思います。

それでも自分は他人に迷惑がかかる事をしてはいけないので、そこは徹底して「生活」をスムーズにこなすことを意識してみて下さい。

日本からのお土産について


私はお菓子を持っていきました。カステラ、せんべい、おかき、和風の包装がしてあるゴーフレットなどです。

正直、食べ物がオススメです。

例えば箸や扇子なども良いですが、留学生の受け入れが長い家では既に沢山ある事もあります。実際に私が滞在していた家ではそうでした。

決して渡す事が悪いという事では無いので、渡航前に準備可能であればそれでも良いと思います。

個人的には食べ物のほうが気軽に渡せて、会話のキッカケにもなったなと思いました。

特に隔離期間(2021年の話です笑)もあり、最初の方はほとんど会話のネタが無かったので、救われた場面もありました。実際は「何をもらっても嬉しい」と言っていたので、あまり考えすぎに好きなお菓子を持っていきましょう。

最悪自分で食べてしまってもOKなので、好きなお菓子を持っていく事をオススメします。


最後に


ホームステイは良くも悪くも本当に貴重な体験です。現地の生活感にいち早く慣れて、他の事をスムーズに行えるとスタートダッシュは十分です。

家を離れた後もたまにメッセージをくれるので、良い家庭に出会えたなと感じています。

これは追記になりますが、最初のホームステイで仲良くなったブラジル人と3年くらいの付き合いになったりしたので、最初に住むところが一緒の人と交流してみるのもよいと思います!

今回も読んで頂きありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

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