北上支部ブログ管理人の部屋

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日本将棋連盟北上支部(岩手)のブログ管理人をやっています。ここは非公式の管理人部屋で、支部と関係あること無いこと含め将棋のあれこれを思いつくまま書いております。何かあれば記事のコメント欄を連絡用に使っていただいても結構です。ツイッターアカウントは yfuji_for_shogi

最近の記事

パル夏休み子供将棋教室・将棋大会

 あっという間に1週間が過ぎようとしていますが、25日に行われたパル子供将棋教室と将棋大会について振り返っておきます。  今回はあいにく東北研修会と日程が重なってしまい、出場できない子が数名出てしまいました。この大会については会場の問題があるので日程の変更が出来にくい大会ですが、今後は岩手からも研修会に参加する子供達が増える可能性はあり、そこは意識しながら調整していく必要がありそうです。 また、北上市内でも新型コロナの感染が拡大しつつあるということで、パル  さんの方でも色

    • 東北六県将棋大会裏方記(後編)

      大会2日目。前日はABEMA団体戦トーナメントを見て23時頃就寝。普段より2時間も早く寝たのでさすがに6時前に目が覚めました。朝食会場に行くとスタッフも結構既に食事をしているようで、まず運営は大丈夫そうだなと言う感触。日報さんから7時に会場を開けたとの連絡があったので、チェックアウトして会場に入りました。一応、駒や時計は前日のうちに交換分まで用意していましたし、特に気になる部分はなかったのですがやはりあまり落ち着きませんでした。スタッフ集合時間の7時半には記録係も皆スタンバイ

      • 東北六県将棋大会裏方記(中編)

        さて、六県大会当日です。金曜日のうちにある程度本業にも目処をつけ、記録係の打ち合わせ用資料をプリントアウトしてこの日を迎えました。不測の事態に備えて9時半頃会場入りしましたが、早速その不測の事態が。当初、対局席は前回通り横一列に9面並べる形と聞いていましたが、現状を見てみると配置は3面×3列になっている!聞いてみると、前日に配置をしてみたところ、今回机上にアクリル板を置いたこともあって9列だとかなり狭さが感じられたのでこうしたとのこと。既に9面×1列で説明用資料を作成し、記録

        • 東北六県将棋大会裏方記(前編)

          前回のエントリーから丸1カ月以上が経ってしまいました。その間、倉敷王将戦、東北六県大会、岩手県長寿文化祭将棋大会と大会が目白押しだったので、なかなか振り返る余裕がありませんでした。時間は経ってしまいましたが、将来への備忘録としても色々記録を残しておく必要がある気もしますので、これらの大会を振り返っておきたいと思います。 まず前後しますが東北六県将棋大会を数回にわけて振り返ります。 毎年東北6県のうち宮城を除いた5県の持ち回りで開催していたこの大会、岩手が当番の昨年は新型コ

        パル夏休み子供将棋教室・将棋大会

          6月です

          本業の忙しさにかまけてここの更新がすっかり止まっていました。今月も引き続き忙しさは続きそうなので、ここはあまり書き込めないかなと思っています。 とはいえ、6日(日)には倉敷王将戦の県予選が控えています。こちらの方は当支部主催です。6年生にとっては全国につながるラストの大会、しっかり運営させていただきます。そちらが終わってから、他のことも色々とまとめていきたいと思っています。

          小山怜央さん、東日本支部名人戦優勝

          本業の方が立て込んでいてなかなかここも更新ができずにおりました。この週末は子供教室も欠席してしまい、その分、昨日は久しぶりに日曜研究会に参加して多少埋め合わせました。研究会の方は大人3人に子供が4人、ある程度はじっくりできたと思います。 東京では支部名人戦の東日本大会が決行されたようです。まん延防止法が適用されているだけに延期もありかなと思っていましたが、感染防止対策を徹底した上で実施されたようです。本県の代表選手は残念ながら予選突破ならなかったようですが、ブロックでは強豪

          小山怜央さん、東日本支部名人戦優勝

          名人戦開幕

          新年度に入り仕事が忙しかったこともあり更新が滞っておりました。そうこうしているうちに名人戦も開幕。昨日から行われていた第1局は大熱戦となり、挑戦者の斎藤慎太郎八段が179手で渡辺明名人を破り初陣を飾りました。中盤以降は渡辺名人の穴熊玉が堅く、ペースをつかんでいたようですが、斎藤八段の粘りが驚異的で、自陣に打ち付けた金銀が働いて凌ぎきった印象です。とはいえ、先手番での1勝なので、まだこれからというところでしょう。渡辺名人は切り替えが早いので、第2局以降は立て直してくるかと思いま

          パル子供将棋大会

          新型コロナウイルスの影響で長らく中止となっていた江釣子ショッピングセンターパルさんの子供将棋大会・将棋教室が帰ってきました。前回は2020年の冬休みだったので、1年3カ月ぶりになります。私は今回、他の用事もありフルでは手伝えなかったのですが、それでも午前中の小学生の部B級はほぼ主体となって運営していました。久しぶりなので色々と忘れている部分もありスムーズに進行できなかった面もあるのは反省材料ですが、それでも23名の参加は過去の大会と比べてもそれほど遜色はなく、再開初回としては

          小山怜央アマ、竜王戦6組でベスト4進出

           本日は第3期竜王戦6組準々決勝、西山朋佳三段対小山怜央アマの対戦が行われ、149手で小山アマが勝利、ベスト4に進出しました。竜王戦6組でアマチュアがベスト4に進出したのは第4期の天野高志さん以来の快挙。また、当時は3勝でベスト4入りできたのですが、今回はここまでプロ・奨励会員相手に4勝をあげており、こちらも記録です。特に今日は女性として初めての四段昇段を目指して戦いを続けている西山三段が相手と言うことで、恐らく当日に至るまでは相当なプレッシャーもあったことでしょう。(勿論、

          小山怜央アマ、竜王戦6組でベスト4進出

          プロ棋界短信

          また間隔が空いてしまいましたが、プロ棋界の動きをざっと振り返っておきます。 ★前回書けなかったのですが、第70期王将戦第6局は3月13~14日に行われ、千日手指し直しの末、渡辺王将が勝ち、対戦成績4勝2敗でタイトルを防衛しました。また、棋王戦第4局は17日に行われ、こちらも渡辺棋王が勝ち、対戦成績3勝1敗でタイトルを防衛。渡辺三冠堅持となり、名人戦に勢いを付ける結果となりました。ダブルタイトル戦となるだけに厳しい部分もあるかと思いましたが、勝つべきところをしっかり押さえるあ

          岩手王座戦など

          本業の関係で少し間があいてしまいましたが、先週末の子供教室や王座戦について振り返っておきます。 13日の土曜日は、おでんせプラザ5階の諄子美術館で企画展のオープニングセレモニーに出席した後で子供教室へ。今回もA級は5名、B級も約15名と盛況でした。新しく参加される方もいて賑やかな教室でした。 その後は紫波のグリーンホテルへ。今回仕事は入れなかったので夜は丸々空いていたのですが、睡眠の確保を優先して食事の後はテレビをみながら早目に寝ることにしました。多少詰め将棋などはやりま

          今年の文科杯小中学校団体戦は中止

          うっかり情報を見落としていましたが、今年も文部科学大臣杯小・中学校将棋団体戦は中止が決まったようです。県連のホームページに掲載されていたのをみて、日本将棋連盟のページも確認したら先月のうちに公表されていました。先週末の子供教室で話題に出なかったので、特に正式書面などは発出されないのかもしれません。 https://www.shogi.or.jp/event/2021/02/post_1758.html 従って岩手県大会も中止になります。今週末相談してみますが、代替大会など

          今年の文科杯小中学校団体戦は中止

          アマ竜王戦県予選延期など

          ★県支部連合会のホームページに出ていましたが、4月11日(日)開催予定のアマ竜王戦岩手県予選は開催延期となったようです。大変残念です。密かに姪っ子をD級でデビューさせようかと目論んでいたのですが・・・全国大会の方については何も発表されていないですが、なんとか時期をずらしてでも開催してもらえればファンとしては有り難いのですが。 ★土曜日の子供将棋教室はA級3名、B級16名が参加(大人除く)。A級は銀河研究会と重なったこともあって少なめでしたが、B級は今回も新規参加の方がいるな

          アマ竜王戦県予選延期など

          棋界短信(3月5日)

          ★3月1日~2日に行われた第70期王将戦七番勝負第5局は挑戦者の永瀬拓矢王座が渡辺明王将に勝ち2勝目。渡辺王将が3連勝したときはこのまま決まりそうな勢いでしたが、永瀬王座が強烈な追い上げを見せています。第6局は3月13日~14日。その間には棋王戦の第3局もあります。果たしてどういう結末が待っているのか。 ★3月2日に第32期女流王位戦の挑戦者決定戦が行われ、山根ことみ女流二段が伊藤沙惠女流三段を破り、里見香奈女流王位への挑戦権を獲得しました。山根女流二段はタイトル戦初登場。

          3月になりました

          早いものでいつの間にか3月。流石に雪の方も一段落でしょうか。それもあってか先週末の2月最後の子供教室も盛況で、B級では何人か昇級も果たしましたし、A級もかなりの参加がありました。管理人はA級の指導対局でほとんど勝てなくなってきております。多面指しというのもありますが、あまり将棋の勉強に時間が取れるような状況でもないので力自体も落ちてるんだろうなとは思います。今月は王座戦もあるので、せめて恥ずかしくない将棋が指せるようにしなければなと思っています。 遡って、26日には将棋のA

          棋界短信(2月24日)

          ★20日に行われた棋王戦第2局は渡辺棋王が後手番で勝ちました。これでお互いに後手番を取っての1-1は非常に興味深い展開です。将棋の内容も右玉に対して早繰銀という管理人が良く採用する形になり、大変参考になりました。右玉側の端をあえて広くさせておいてそこを反撃していく順は方針がわかりやすく、決まれば爽快ですね。第3局は3月7日に行われます。 ★第32期女流王位戦は23日に挑戦者決定リーグの最終局が行われ、紅組は山根ことみ女流二段、白組は伊藤沙恵女流三段が挑戦者決定戦に進むことに