名人戦開幕

新年度に入り仕事が忙しかったこともあり更新が滞っておりました。そうこうしているうちに名人戦も開幕。昨日から行われていた第1局は大熱戦となり、挑戦者の斎藤慎太郎八段が179手で渡辺明名人を破り初陣を飾りました。中盤以降は渡辺名人の穴熊玉が堅く、ペースをつかんでいたようですが、斎藤八段の粘りが驚異的で、自陣に打ち付けた金銀が働いて凌ぎきった印象です。とはいえ、先手番での1勝なので、まだこれからというところでしょう。渡辺名人は切り替えが早いので、第2局以降は立て直してくるかと思います。

新年度に入ってからは既に子供教室とレーティングが行われました。子供教室はちょうど小学生名人戦の東日本大会もあり、学校行事などもありそうな日だったのですが、いつもどおりの参加で賑わっておりました。日曜日のレーティングは7人参加。今回はちょっと進行が遅くなってしまい、各自3対局で終わってしまいました。やはり持ち時間30分だと時間がかかりますが、個人的にはこのくらいの時間があった方が将棋を指した感じがするので、3対局でも十分充実しておりました。

東日本大会の結果は日曜日に聞いたのですが、予選を突破して本戦1回戦での敗退だったそうです。それでも初の上位大会出場で2勝は素晴らしいと思います。色々な大会が中止になっておりますが、6月の倉敷、そして全国大会はなんとか開催してもらいたいなあと願っております。

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