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【公務員が考える】起業の本質とは
【今日のまとめ】
起業に重要なことは◯◯力
さて、今日はちょっと大それたテーマにしてしまいました。
公務員の世間からのイメージと言えば、安定、無難、真面目等々
そんな起業とは対極の位置にいる公務員が、起業の本質を語るなどちょっとおこがましいですよね(笑)
しかし、どうしても僕はこのテーマで書きたいんです。
何故なら、起業とは何なのか。深く考えさせられた漫画に出会ったから
本日は、ある1冊の漫画に出会ったことで、起業への憧れを抱いてしまった公務員が、起業の本質について自分なりの考えを書いていきます。
1 起業ブームの理由とは
現代はまさに、起業ブームと言っていいのではないでしょうか。
マイナビのアンケート調査によると、日本人の約40%の人が独立・起業に興味を持っているということで、日本全体で起業への興味が高まっていることが読み取れます。
どこにいても、起業やスタートアップといった言葉が聞こえてくる時代になりましたが、どうして起業ブームは生まれたのでしょうか。
ここには2つの側面があると思っています。
■ 起業の本質とは
さて、起業ブームを探る2つの側面の話をする前に、起業の本質って何だと思いますか。
起業とは、新しい事業を起こすこと。
つまり、世の中にない、新しい価値を生み出すこと。
これが起業の本質だと思います。
言い換えると、起業ブームとは「新しい価値を生み出すブーム」とも言えるんです。(語呂は悪いですが笑)
この点を踏まえて、起業ブームの2つの側面を探っていきます。
■ 新しい価値への需要
起業ブームの1つ目の側面、それは、社会が新しい価値を求めているということです。
ICTの目まぐるしい発達、人口減少、そして新型コロナ等々、我々は今、いつか教科書に載る、時代の転換点を生きています。
社会が目まぐるしく変わるということは、人々が求めるもの、望むものも日々変わるということです。
つまり、新しい価値を常に求めているような社会なのです。
このように、社会が新しい価値を欲しており、起業が社会から求められている。これが起業ブームの1つ目の側面になります。
■ 供給の容易さ
2つ目は供給面です。
少し前までの社会では、良い製品を、いかに効率的に製造し、できるだけ安く提供する、いわゆる「規模の経済」が社会のトレンドでした。
規模の経済を実現するには、ある程度の従業員数や、設備投資を必要とするため、気軽に事業を起こせるものではありません。
しかし、ICTやAIの発達により、良いものを生み出すことに、必ずしも人員や設備が必要ではなくなってきました。
つまり、事業を起こすための初期投資、必要人員が少なくなり、より気軽に事業を起こすことができる環境が整ってきたのです。
新しい価値への需要の増加と、事業を起こす供給環境の改善。
需要面と供給面それぞれが起業に適した環境になり、起業が身近になったこと。これが起業ブームの火付け役だったのではないかと思います。
2 起業に必要なものとは
このように環境面では起業しやすい環境が整ってきており、起業への関心が高まっています。
しかし、起業への興味がある人の中でも、実際に起業することまで行動に移せる人は、その中でも一握りだと思います。
では、起業に必要なものとは何なのでしょうか。
それは、「望む力」です。
自分の理想とする社会と、現実とのギャップ。
そのギャップを埋めたいと思う力、理想とする社会を望む力が、起業する原動力になるのです。
実のところ、これは自分で思いついたのではなく、冒頭で紹介したマンガが僕に教えてくれました。
このマンガは、人間投資家である主人公が、様々な人を起業に導いていくストーリーです。
この主人公は、様々な人を起業に導くとき、必ず行うことがあります。
それは、「その人が望む社会」とは何なのか問いかけ、気づかせることです。
多くの新しい価値観が求められる社会であるからこそ、どんなテーマでも起業できてしまいます。
一方、新しい価値を作るのは本当に難しいことであり、それが本当に自分の望むものでなければ、どこかで挫折してしまう可能性は高いです。
だからこそ、「自分が望む社会」をはっきりと持ち、その実現に向かって事業を起こすことが必要です。
つまり、起業に必要なものとは、自分が望む社会をリアルに描けるか、そしてそれに情熱を捧げるか、この2点だと僕は思います。
3 自分の起業に対する思い
さて、ここまで起業の本質から必要なものまで言及してきましたが、僕は公務員、起業とは真逆の立場にいます。
最後に、そんな起業とは真逆の立場にいる僕が持つ、起業に対する思いを書いていきます。
何度かnoteで書いたので知っている方もいるかと思いますが、僕の夢、僕が実現したい社会は「公務をもっと誇れる仕事に」です。
世間の方々が抱いている政治、行政に対する気持ちは重々承知しておりますし、至らないことが多いのも間違いないです。
しかし、社会を作るこの仕事が誇れるものでなければ、より良い社会を作ることができない、そんな思いで公務員として働いてます。
公務を変えるには公務員、政治家の仕事
当たり前のようにそう思ってましたが、最近はちょっと考えが変わってきました。
内部の事情を知っている必要はあるとは思いますが、内部の人間ではなくても、公務をよりよくできる手段はあると思いはじめたんです。
また、一本道で公務員として進むのではなく、どこかで寄り道してから、夢を叶えるために公務の世界に戻るのもありなんじゃないかとも思ってます。
というわけで、最近は起業するのもありだなと正直思ってます。
自分の望む社会、「公務をもっと誇れる仕事に」を叶えるためには、どんな方法がいいのか、そこに付加価値を生み出すとするならどんな事業になるのか。
望むものだけはっきりさせて、自分の進む道は柔軟に。起業はあくまで一つの手段として、自分の夢を叶える道を探っていきたいです。
今日は、起業の対極にいる公務員が、起業の本質について、そして自分のことについて書いてきました。
よく好きなことを仕事にしたいといいますが、好きなことを仕事にする究極の形が起業だと思います。
リスクも大きいですし、起業へのハードルは大きいですが、自分の望むこと、やりたいことがハッキリしている人にとっては、起業は大きな選択肢なのかもしれません。
そして僕は見事に看過されましたが、起業をテーマとした「スタンドUPスタート」というマンガ、非常にオススメです。
マンガとしてももちろん面白いですが、学ぶことが非常に多いんです。
起業に興味がある方もない方もぜひ読んでみてください!
本日も最後までありがとうございました。
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あなたのnoteも是非読ませていただきたいです。
そして僕の他のnoteも良ければどうぞ!
【挑戦して見事に失敗した話】