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人生を変えるノート術「マインドマップ」【記憶力が倍増?】

あなたはどんなノートを取っているでしょうか?

紙のノート、デジタルノート、あるいは学生以来ノートなんて取っていない、そんな方もいるかもしれません。

僕自身も、学生時代から今日に至るまで、様々なノートの取り方を試してきましたが、遂に最強のノートに出会ったかもしれません。

それは、マインドマップです。

今日はあなたの人生を劇的に変えるかもしれないノート、マインドマップについて書いていきます。

1 マインドマップとは

マインドマップって聞いたことあるでしょうか?

マインドマップはイギリス人のトニー・ブザン氏が提唱したもので、1つの主題を中心として関連する言葉を放射状に書いたものです。

と言ってもイメージしにくいと思うので、簡単にnoteについてのマインドマップを作ってみました。

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このように、「noteについて」という主題から、「とは?」「読む」「活用方法」「書き方」などのそれぞれのテーマへ放射状に伸びていくのがマインドマップの主な特徴になります。

僕は、1ヶ月ほど前からマインドマップを使って読書内容などを記録するようにしたのですが、「記憶の定着」に関して信じられないほどの効果を発揮しています。

どうしてマインドマップには、あなたの人生を激変するほどの力を持っているのでしょうか。

ポイントは、「人間の思考に最適化されたノート」という点です。

2 マインドマップがもたらす効果

2006年にサイモンフレーザー大学がコンセプトマップ(マインドマップのようなもの)の効果についてメタ分析したところ、コンセプトマップには記憶の定着効率を2倍程度も高める効果があったようです。

どうして普通のノートではなく、マインドマップの方が優れた効果を発揮するのでしょうか。

それは、「考える時、記憶する時に脳が働く様子」「マインドマップの構造」が非常に似ているからなんです。

記憶する時や考える時、脳内では放射状に点と点が結合して線になることで思考が深まっていきます。

つまり、トピックをどんどん線で繋げていくマインドマップのように、普段我々は放射状に思考を深めているのです。

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実際にマインドマップを作ってみないとイメージしにくい部分もあると思いますが、僕も作っていると、「これ、普段自分が考えている時と似ているな」と感じました。

脳の働きに似たノート法マインドマップ、普通のノートとは異なる3つのメリットを僕は感じています。

■ 記憶力が明らかに向上した

マインドマップを活用して読書内容をまとめるようになってから、明らかに記憶力が向上しました。

読書は読むだけでも面白いですが、内容を自分のものにしてこそ本当の意味があると思います。

読書内容を自分のものにするために、僕は読書のたびに「読書ノート」を作ってきました。

学生時代のように、本の重要な部分をまとめたごく一般的なノートを取っていたのですが、時間が経つと多くの部分を忘れてしまうのが正直な悩みでした。

しかし、マインドマップで読書ノートを取るようになってから明らかに変わりました。

ふと以前読んだ本の内容を思い出そうとした時、ぽんぽんと内容が思い浮かぶようになったのです。

主な要因としては、図形化と構造化にあると思います。

まず、マインドマップにすることで、図形として本の内容を記憶できるようになります。

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さっきも貼ったnoteについてのマインドマップですが、量に差はあれど写真のように思い返すことができます。

また、「noteについて」という主題に対して「とは」「書き方」「読む」「活用方法」に構造化されるのもかなりのメリットです。

思い出した時に、まず「とは」「書き方」「読む」「活用方法」と全体像が浮かんできて、その後トピックの中で自分が特に思い返したいところを深く掘り下げていくイメージで思い出すことができます。

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マインドマップによる図形化と構造化により、驚くほどの記憶効果が期待できるのです。

■ 復習がしやすい

マインドマップのメリット2つ目が、復習のしやすさです。

一般的なノートだとたくさんの内容をまとめると、何ページにも渡ると思います。

しかし、マインドマップであれば、多くの内容を一目で把握することができます。

「あの本の内容なんだっけ?」と思った時でも、一瞬で大枠を復習できる。

これはかなりのメリットです。

■ 繋がりが理解できる

読書していていると、前の章で出てきた内容が後ろの章でも関わってくることが多くあります。

マインドマップであれば、こうした章を超えた繋がりも可視化することができます。

一般的なノート術であれば、本の内容を章ごとにまとめるので、「前の章にもこんな内容あったな」など思うだけで終わってしまうことが多いです。

しかし、マインドマップであれば、繋がっている内容を線で繋ぐことで、本全体の繋がりも理解しやすくなります。

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例えば、僕が作成した「BRAIN DRIVEN」という本のマインドマップの一部ですが、薄い矢印が多くの場所に繋がっていると思います。

このように矢印で章にまたがる関連を繋げることで、自分の頭の中を整理できますし、全体像を容易に掴めるようになるのです。

3 マインドマップ実践編

「記憶力の向上」「復習のしやすさ」「繋がりの理解」など素晴らしい効果が期待できるのがマインドマップです。

やってみたくなりませんか?

マインドマップを試してみたくなったあなたに、マインドマップの始め方を最後にお伝えします。

■ 何を使う?

貼り付けている写真でお気づきかもしれませんが、僕はアプリを使ってマインドマップを作成しています。

紙でも十分な効果は期待できると思いますが、マインドマップには「十分なスペース」「カラーバリエーション」「見た目を華やかにする絵」が重要です。

特に十分なスペースはマインドマップの命ですので、無限のスペースを持つデジタルマインドマップを僕はおすすめします。

マインドマップとアプリストアで検索すると、有料から無料まで様々なアプリが出てくるので気になるアプリを探してみてください。

ちなみに僕が使っているのは、「Mindnode」です。

決め手としては、「見た目」「シンプルな操作性」「年額料金の安さ」です。

マインドマップにとって見た目は命です。

Mindnodeは自分の手を加えずともカラフルで見た目の良いマインドマップを作成できるので非常におすすめです。

年額2,100円と、サブスクにしてはそこまで高くない料金設定もおすすめポイントになります。

■ 作り方は?

マインドマップの作り方ですが、見た目どおり非常にシンプルです。

真ん中から枝をどんどん伸ばしていけば、誰でも簡単に作成することができます。

一方、効果的なマインドマップを作るには、カラーや図、最適な枝の本数など最低限の守るべきルールがあります。

そこでおすすめなのが、マインドマップ提唱者であるトニー・ブザン氏の著作、「マインドマップ最強の教科書」です。

マインドマップの守るべきルールが簡潔にまとめられているので、この1冊だけを読めば誰でもマインドマップが実践できるようになります。

ぜひ、マインドマップの世界に足を踏み入れてみてください!

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本日は最強のノートかもしれない、マインドマップについて紹介しました。

僕自身1ヶ月しか試してないため、今後どのような変化があるか分かりませんが、これまでにないほどの高揚感を感じています。

何より、普通のノートに比べて、マインドマップを作るのって楽しいんです。

学んだ内容を、楽しく記憶して、自分のものにする

そんな可能性に満ちたマインドマップ、ぜひ試してみてください!

本日も最後までありがとうございました。

もし良ければスキ&フォローをお願いします。
また別のnoteで出会えることを心待ちにしております!

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