やつづか えり

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やつづか えり

「働き方」をテーマに、取材、情報発信をしているフリーライターです。 Yahoo!ニュース(個人)オーサー。女性の働き方提案メディア『くらしと仕事』初代編集長。一児の母。 お問い合わせはこちら→ https://forms.gle/uUCeBocv6xp3X8GDA

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ここに来て1年

いまの家に越して来たのが去年の3月31日。ちょうど1年が経った。 この時期、こちらは枝垂れ桜が開き始めたくらいで、去年は東京の桜と長野の桜、2回の満開を楽しめた。 東京から長野県の小さな町に来たことについて、「コロナが理由で?」と聞かれることも多いけれど、そうではない。 小学校1年生になる娘を通わせたい学校があって、ここに来た。 学校の面でも、自然環境や地域の面でも、子どもにとってこの選択は良かったと思う。 私自身にとっても、やっぱり、この選択をして良かったと思って

    • 2023年8月のお仕事

      8月は夫と子どもが旅に出たので久々に数日間ひとりで過ごしたり、友人が遠方から遊びに来てくれたり、釣りをしたり、映画を観るために隣の県まで遠征したり……などなど、ちょっとした非日常なできごとがいろいろあってとてもリフレッシュできました。 とても暑い夏だったけれど、ここ数日は朝が肌寒いくらいで、これから秋冬へと季節が変わっていくのだと思うと、少し寂しい気持ちです。 8月公開の記事タイトル上の写真は、町内で釣ってきたニジマスの唐揚げです。美味しかった! ニジマスを釣って唐揚げに

      • 2023年7月のお仕事

        忘れられない思い出ができた7月でした。 27日と28日、2020年来コロナ禍で中止されてきたお祭り「祇園祭(ぎおんさい)」が4年ぶりに開催されたのです。 私がここに越して来てから初めての祇園祭でした。 上の写真は、山車に載せられたお神酒を分けてもらったもの。お正月と結婚式以外にお神酒をいただくのも初めて。夏に外で飲むお酒、美味しかったです(その後で買った生ビールも!)。 町の皆さんの思い入れがあってすごく盛り上がると聞いてはいたのですが、百聞は一見に如かず、渦中にいて感じ

        • 2023年6月のお仕事

          いつも月初に前月の振り返りのnoteを投稿しているのですが、7月に入ってからずーっと7月1日か2日くらいの感覚で、気がつけば子どもの学校の夏休みまであと2週間を切っておりました。ひえー。 写真は我が家のウサギさん。 うちに来たばかりのときは常に緊張して縮こまっていましたが、最近は後ろ足を伸ばしてリラックスするようになりました。 6月公開の記事6月はBiz/Zineの記事が4本公開されました。 1本目は埼玉大学の宇田川元一准教授による講演のレポートです。 ここで語られている

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          2023年5月のお仕事

          上の写真は、5月に佐久平市民交流広場で初開催された「こどもフリーマーケット」に向け、娘が作った羊毛フェルトのふくろうストラップです。 1週間ほど前からコツコツと作り、6個作ろうと思っていたけど4個でタイムオーバー。親バカだけど、とても頑張ったし可愛くできたと思います。 値段は「いくらだったら買ってもらえるかな?」で決め、後から材料費を計算したらギリギリ赤字じゃないことが分かったり、お友達5人との共同出店のためコンセプトの話し合いから事前準備、交代制での店番、売れ残り商品の

          2023年5月のお仕事

          2023年4月のお仕事

          子どもの通う大日向小学校・中学校では、5月1日と2日をそれぞれの開校を祝う日として休日にしているため、ゴールデンウィークは9連休。今日から日常が戻ってきました。 4月はうちのキッチンのリフォームと学校の保護者としての活動(新入生保護者向けのガイダンス、今年度の児童生徒とその家族や学校スタッフの皆さんのアルバムを作るための撮影会、保健室の断熱DIYワークショップなど)に頭も身体も忙しく駆け抜けた1ヶ月でした。 一通りのことが終わって迎えた連休後半は燃え尽きた感じで、やっと今

          2023年4月のお仕事

          2023年3月のお仕事

          年度末、仕事の面では確定申告の締切があるくらいで大きな影響はないのですが、小学生の子どもは3年間過ごしたクラスが終わるという節目のときでした。 上の写真は、「保護者の皆さんもどうぞ」とお招きいただいたクラスの音楽会が始まる前に撮ったもの。このあと、自分たちが選んだ曲をみんなで楽しそうに歌ったり演奏したりする姿を見せてくれ、「良いクラスだったんだなぁ」とホロリときました。 昨日の夕食のとき、子どもは「今一番気になっていることは、次のクラスで友だちと一緒になれるかどうか」と話

          2023年3月のお仕事

          キッチンリフォームと、ゆっくりじわじわの「ゼロイチ」

          長野県の佐久穂町に暮らし、丸3年になりました。3年前の3月31日、「早く行かなきゃ、東京がロックダウンするかも」とコロナの影響を恐れつつ、荷物でいっぱいの車を運転してきたことが思い出されます。 住み始めて3年経ってのリフォーム我が家は現在、キッチンとダイニングのリフォーム真っ最中です。 うちは築100年ほどの古民家で、中でも台所は木枠の窓がたくさん、一部は土間で壁に排水口があいていたりするものだから、いろんな隙間から冷たい風が入り、冬は極寒の地でした。 前の家主さんが飲

          キッチンリフォームと、ゆっくりじわじわの「ゼロイチ」

          2023年2月のお仕事

          ふと気づいたら、3月…。 2月はやっぱりあっという間だったけど、1月よりは心の余裕があって、いちご狩りを楽しんだり、前の前のnoteに書いたようにウクレレバンドの仲間たちとステージに立ったり、楽しみも多い月でした。 2月に公開された記事我が佐久穂町の地域おこし協力隊募集記事を2本、書かせていただきました。 酪農に関しては全く知識がなく、町内に7件も酪農家さんがいることも、出荷された生乳が「ポッポ牛乳」担っていることも知りませんでした。でも、酪農経営の話は素人が聞いても面白く

          2023年2月のお仕事

          「地方に教育移住」で杞憂だったこと(2)

          前回は、教育移住にあたって気になっていたことのひとつ、「文化芸術に触れる機会や習い事の場があるかどうか」について、佐久穂町ではむしろたくさんの機会に恵まれ、親子で楽しんでいることを書きました。 私が気になっていたこと(その2)気になっていたことのもうひとつは、私立の学校で、子どもの人間関係が画一的になってしまうのではないか、ということでした。 子どもが通う大日向小学校は、「誰もが、豊かに、そして幸せに生きることのできる世界をつくる。」という建学の精神を掲げる私立の学校です

          「地方に教育移住」で杞憂だったこと(2)

          「地方に教育移住」で杞憂だったこと(1)

          コロナ禍を経て、地方移住を考える人が増えているようです。認定NPO法人ふるさと回帰支援センターによると、移住の相談件数は2021年と2022年に2年続けて過去最高を更新したそう。 子育て世帯の場合、移住を考えたときに気になることのひとつが、子どもの教育でしょう。「豊かな自然のなかでのびのび育ちそうだけれど、都会にあって地方にないものもたくさんあるのではないか……」と。 私が気にならなかったこと私の場合、子どもを通わせたい学校があって移住を決めたので、「良い学校があるか」と

          「地方に教育移住」で杞憂だったこと(1)

          うさぎの気持ち

          動かないうさぎ我が家にうさぎの「つくね」が来てから1年が経ちました。 小諸市の動物愛護センター「ハローアニマル」からやってきたうさぎです。 2017年1月生まれなので6歳。人間の52歳に相当するそうなので、実は我が家で一番年上なのでした。 歳だからなのか、もともとの性格なのか、あまり動かない。ほとんどずっと、ケージの中にじっとしています。 うちに来て1年&誕生日のお祝いに、娘が藁とラタンでできたボールをプレゼントしたときは、あっちからツンツン、こっちからカミカミ……と

          うさぎの気持ち

          2023年1月のお仕事

          「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」って本当だなぁ……と毎年毎年思うわけですが、今年の1月も全力で駆け抜けた1ヶ月でした。 子どもの学校の保護者でやっているプロジェクトがいくつかあり、たまたまそれらが動く時期が重なって、仕事より学校のことを考えている時間の方が圧倒的に長かったような……。 その分「お金を稼ぐ仕事が滞っている!」という焦りもありつつ、「子どもたちや私たちの未来につながる仕事ができている」という手応え、充実感を感じられました。 ただ、それに加えてこのとこ

          2023年1月のお仕事

          おばあちゃんになったら書きたいこと

          先週書いた「さらっと軽い文章を書きたい」をスキしてくださる方が意外と多く、驚いています。励まされると同時に、「しょうもないボヤキを読まれてしまった!」という恥ずかしさも……。 自分のことを書こうと思うけど、書くことが決まらない。それは「書きたいことこそ、思い入れの分だけ長くなりそうで怖気づいてしまうから」と自己分析したのが、先の文章でした。 今日はもうひとつの理由を思いつきました。 日常の中で「あ、これってこういうことか」と気づきを得て、「このことについて書きたい!」と

          おばあちゃんになったら書きたいこと

          理屈っぽい人のための教科書『これってホントにエコなの?』

          巷には「環境に優しい」をうたう商品が溢れているけれど、「ホントに?」と思うことが頻繁にあります。(多くのものは、「その会社の従来製品と比べて」という意味での「環境に優しい」であり、他社製品などと比べて良いとまでは、名言していない) そんな「ホントに?」に答えてくれるのが『これってホントにエコなの?』(東京書籍)です。 日常のあらゆる場面で生じる「環境への影響」を教えてくれる本この本では、以下のようなカテゴリごとに、「ヨーグルトの容器は、リサイクルに出す前に洗うべき?」など

          理屈っぽい人のための教科書『これってホントにエコなの?』

          さらっと軽い文章が書きたい

          週に2回くらいはnoteに自分のことを書こうと思っているのですが、2週目にしてすでに行き詰まってます。 何を書いたらいいのかなぁ。 ネタがないというわけではなく、書きたいことはいろいろあるんだけど、どれも語りだすと長くなりそうで、書く前から怖気づいてしまうのです。 仕事のライティングでも、そうなんですよね。 思い入れのあるインタビューほど、記事に盛り込みたいことが多くなり、インタビュイーの魅力を伝えるための構成にも悩み、完成までに時間がかかりがちです。 他人からテー

          さらっと軽い文章が書きたい