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ふだんのこと

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編集や文章のこと、ふと気になったこととかを書いてます。
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2019年1月の記事一覧

言葉の力

今日もうまくできなかった。 やらなきゃいけない仕事は、まだ残っている。なんとか提出したあ…

前を向く人、見守る人

情報は、集めようと動く人に集まる。 社外の勉強会やイベントやセミナーでは、いろんな人と名…

取材で気持ちを引き出すためのちょっとした質問マナー

取材のとき、意識してやることがある。 相手に質問する前に、自分の仮説っぽいものをポンと置…

迫る締切を前に、今のぼくができること

締切に追われている。 正確に言うと、締切を過ぎている。 あー、書かなきゃいけないのに。や…

チャットの文字にも五分の魂

この3日ほど、人に頼ってばかりいる。 と、書いてみて、「おや。じゃあ、いつもは頼ってない…

散らかっている仕事や興味のこと

あれこれ途中の仕事が散らかっているので、うまく気持ちが集中できない。ということで、散らか…

5年後に生き残るメディア

「読者なんて誰でもいいから、とにかくPV数を増やせというメディアはあります。でも、そういうメディアにはそういう人しか集まらないので、うちはやらないです」 数年前、あるメディアの編集長さんに取材したときに話してくれた言葉だ。 記事の品質にこだわって、企画段階から相当に時間をかけているメディアで、「そんなに手間や時間をかけなくても、読者を集められるんじゃないですか?」というぼくの質問に対して返答してくれた。 丁寧で、強い意志が感じられる言葉だった。今でも、印象に残っている取材の

ネット上にアイデアを置き続ける理由

今日、子供と公園で遊びながら、ぼくは何人もの人と話をした。 公園でぼくと話すのは、4歳の長…

お楽しみが続いた金曜の夜に

今週は、 怒涛の一週間だった 水木金とイベント続きで、そのどれもが新鮮で、深い世界を垣間…

文章に必要なのは語彙力ではなくてリズム

難しい単語を使うと、文章力が上がったような気がする。 なんて。まあ、そんな時期もあったけ…

文章を書くことはインタビューを受けることに似ている

阿川佐和子さんの『聞く力』に、インタビューの醍醐味は思わぬ引き出しを開けてしまうこと、と…

とりとめもない話ができる場所の居心地のよさについて

札幌に住んでいた17年前ごろ、よく通っていたスポーツバーがあった。 12〜15人くらいが座れる…

自発的なインプットは安心できる仕組みから生まれる

2018年、ぼくの生活にひとつ変化があった。 Jリーグの試合を、ほぼ欠かさず見るようになったこ…

その瞬間を未来につなぐ文章とは

40歳になったせいか、ぼくの涙腺はゆるい。 このあいだは、朝の通勤電車で新書を読んでいるときに、高校生が一生懸命がんばったという話が出てきただけで、目の奥がすっぱい感じになった。ちょうどのタイミングで会社の最寄り駅に着いたので、ぐっとあごを引いてホームへ飛び出した。たぶん、家族とか子供とかの話には、てきめんに弱い自信がある。「はじめてのおつかい」なんて、想像するだけで泣きそうなので見ない。 そして、これも40歳になったせいか、泣くだけじゃなくて、笑うも楽しいも、あとめった