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ネット上にアイデアを置き続ける理由

今日、子供と公園で遊びながら、ぼくは何人もの人と話をした。
公園でぼくと話すのは、4歳の長男と、7ヶ月の次男が「あー」とか「うー」とか言うくらい。
じゃあ、誰と話をしていたのかというと、インターネット上のnoteやTwitterやFacebookを見て、話しかけてくれる人だ。

インターネットで自分の意見やアイデアを書いておくと、毎日ひとりかふたりは初めましての人と会話できる。noteを毎日書くようになって1ヶ月で感じた、ちょっとした変化だ。

だから、公園にいるときは1人でも、ネット上では入れ代わり立ち代わり何人もの人と話をした。その感覚は、ぼくがまるでパーティ会場の片隅に立っていて、「あ、どうも。」と話をするかのようだ。

話題の種は、ネット上にある。もうすぐ50本になるぼくのnoteは、日々感じた思いつきや発見ばかりだ。たまたま見つけて共感してくれた人たちが、noteのアイデアをきっかけにして新しい情報を提供してくれたり、自分も一緒にやりたいとつながってくれる。それは、改めて考えると不思議な関係だ。

ぼくは今日、子供たちの遊び相手をしていただけだ。それでも、過去のぼくがひねり出したアイデアがインターネットに置いてあったおかげで、仕事やコミュニティにつながる価値ある出会いがうまれている。
ありがたいし、とても楽だ。空いた時間にメッセージの返事を書けばいいので、目の前にある育児や仕事のタスクとも並列で対応できる。

コンテンツマーケティングでは、役に立つ情報を発信してネット上に配置することは、24時間365日働く営業マンを置いておくようなことだと言われる。ユーザーが必要な時に必要な情報へアクセスできるようにしておけば、企業は何も売り込まずとも、本当に買いたいと考えている人だけ勝手に問い合わせてくる仕組みができるからだ。

では、それを個人に置き換えるとどうなるか。

ぼくがnoteやTwitter、Facebookで毎日コツコツと書いていることは、インターネットという広場に自分の分身が立っていて、その分身が話すアイデアに共感してくれた人を、公園で子供と遊ぶぼくのところまで案内してくれる…みたいなことだ。
じゃあ、noteの数が100とか365とか、1000とかになったら、どうなるのだろう。その価値を考えるだけで、ちょっとワクワクする。

そんな捕らぬ狸の皮算用をしながら、ぼくは今日もコツコツとアイデアをひねり出している。もっとたくさんの人とつながったら、何が見えるのだろうと思いつつ。

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