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134.大阪桐蔭の敗戦について思うこと〜甲子園に「ヒール」は必要か??〜

いつも僕のnoteをご覧いただきありがとうございます!
つっしーです。

甲子園、連日熱戦が繰り広げられていますね。
本日はぶっちぎりの優勝候補と言って良い、大阪桐蔭が負けましたね。

試合の一部始終を見たわけではありませんが、なんかいろいろ起こったらしいので、書いていきます。

流れを変えたトリプルプレー

野球は「流れ」のスポーツだと言われています。
流れを引き寄せたチームが試合を優位に進める・・・
この「流れ」に科学的な根拠はないかもしれませんが、僕は、野球をやっていた身として、この「流れ」というものは存在していると思っています。

本日の下関国際vs大阪桐蔭の一戦において、この「流れ」を変えたワンプレーがありますので、ご紹介します。

それがこちら。

世にも珍しいトリプルプレーですね。

解説すると、
投手が投球モーションに入り、全ランナーがスタートを切ります。
次に打者はバントを試みます。いわゆるバントエンドランというヤツですね。
そのバントが小フライとなり、そのままノーバウンドで獲った投手が2塁へ。2塁から1塁に転送され、トリプルプレーが成立・・・

といった感じです。

甲子園大会が始まってから史上9回目のトリプルプレーです。
100回以上行われている中でのまだ9回目ですから、
非常に珍しいプレーと言えるので、このプレーが勝った下関国際高校に大きな流れを引き寄せたことは間違いないと思います。

最終回の攻防〜大阪桐蔭が立たされる劣勢〜

大阪桐蔭1点リードの9回表、1点を追う下関国際が1死二・三塁とチャンスを創ると、球場全体が大きな手拍子に包まれます。

球場全体が手拍子で下関国際の応援に回る異様な雰囲気の中、その「応援」に乗った下関国際が逆転。
そのまま流れを変えた下関国際が勝利。

下関国際がジャイアントキリングを達成した瞬間でした。

甲子園の観衆全体が下関国際を応援したことについて〜高校野球にヒールは必要か?〜

この試合で賛否両論が流れているのは、
ぶっちぎりの優勝候補である大阪桐蔭からの下剋上を期待した球場全体の観衆が下関国際を応援したことについてです。

「大阪桐蔭完全アウェイ」
「高校野球の観衆ってモラルないの?」
「この手拍子何?」

などなど、いろいろな意見がネット上で出ているとのことです。

僕がこのニュースを見て思うことは、
「高校野球にヒールは要らない」ということです。

どうしても日本人の気質として、
弱いものが強いものに勝つ下剋上の風潮が根強く残っているので、こうしたことが起こるんだろうなとは思います。

が、高校野球は下剋上の風潮が強いですし、昨今は高校野球をドラマのように扱うメディアが多いため、これを止めることも厳しいのだろうなとは思います。

一方で、大阪桐蔭をヒールのように扱うのだけはやめてほしいなと思います。

まだまだ子どもな高校生。
野球を飯を食っているプロならまだしも、高校生の立場で、「完全アウェイ」の雰囲気を創られると、雰囲気に飲まれそうになるのは分かります。
一旦プレーする側に立って、声援を送りたいものですね。

この試合で起こったことは、他の試合でも十分に起こりうることだと思います。

高校生を守るのは大人たち。
こうした事が起こるたびに、大人たちが考えて、何か対策をとるのか、とるのであれば実際に行動を起こすべきだなと思います。

それでは今日はこのへんで。また明日もよろしくお願いしますヾ(*´∀`*)ノ

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