ゼロポイント意識とは？シンクロを起こし、自己実現、願望実現を引き寄せる。

この地球は二元論の世界であり相反するものが存在しているというのが大前提だ。光と闇、愛と怖れ、魂と肉体、男と女、潜在意識と顕在意識、プラスとマイナス、統合と分離……必ず対になっているものが存在している。
どちらがいいとか悪いとかじゃなく、両方存在していてバランスを取っているということだ。

今目の前に広がっている世界はあなたの心の投影である、とよく言われる。自分の願望を実現するにはワクワクすることが大切だとバシャールは言う。
それでも人は常日頃、ネガティブな気持ちになったり、ポジティブな気持ちになったりと、心の中の振り子は揺れるばかりだ。

しかし最初に伝えたように、この世は背反するふたつのもので成り立っている。ネガティブな意識を排除しようとしても所詮無理だ。それがあって当然なのだから、まずはその気持ちさえも自分で受け入れることだ。こんな気持ちがあってもいいし、あることがとても自然なことなんだ、と。

そもそもネガティブな気持ちってどんなことなのだろうか。性格的に暗いことがネガティブなことじゃない。魂あるいはハイヤーセルフの状態から遠く離れてしまって波動が低い状態のことだ。
あなたの魂が、これは自分じゃない、地球に来たのに貢献できていない、と感じているサインだとも言える。
ザックリ言ってしまえば、あなたの魂が「ヒマだよぉ」と嘆いている状態とも言えると思う。人の悪口を言ったり、批判したりしている人のことを「ヒマな人だ……」と皮肉を込めて言ったりするが、まさにネガティブな状態は魂がヒマな状態なのだ。

願望実現、自己実現するためには、ワクワクしている状態が大事だ。でもこのワクワクしている状態ってどんな状態なんだ？ と思ったことはないだろうか？ 少なくとも私はあるが、ワクワクしている状態というのは、夢中の状態、ゼロポイントの状態だ。ゼロポイントとはバランスが取れていること。両極の中間地点の状態で、もっともパワフルな状態だ。

人はどう頑張っても肉体がある限り、魂の状態にはなれない。なのでゼロポイントが肉体を持っている私たちが到達できる最高ポイントだろう。
上の図で、左側が波動が高い状態、右側が波動が低い状態であり、その中間地点がまさにゼロポイントだ。このゼロポイントの状態がワクワクしちているということであり、言葉を変えれば我を忘れている夢中の状態であり、人間の肉体を持ちながら真我にある状態である。ゾーンに入った状態、フロー状態と言う人もいる。
いわゆる覚醒した状態とはこのゼロポイント＝∞（無限大）のパワーの状態じゃないかと感じていて、自分と一致している、真の自分と統合している、自分を感じてありのままの自分でいる、ということである。

この中間地点、ゼロポイントにいるとどうなるか？ シンクロがバンバン起こり、引き寄せの法則が全開で働き、願いが叶い、自分の願望が実現し、ワクワクが止まらない状態だろう。ゼロポイントは時間を越える。時間の感覚さえなくなるのだ。「夢中」とはこのことだ。

なるべくゼロポイントでいられる自分を作る。このことを心がければいい。
それにはやはり以前にも書いたが、自分を知ること、が第一である。

自分を知ることができなければ、やりたいことが何なのかがわからないままだし、他者が共感してくれたとしても共感してくれていることにも気づかないから、わかってもらえてない、と感じてしまい、他者との繋がりも感じられないのだ。

ゼロポイントになる別の方法は、ハワイの問題解決の秘法であるホオポノポノで記憶のクリーニングをする、またアクセスバーズ™ で不要なビリーフ（信念、固定観念）の断捨離をすることも効果的だし、パワーストーンの力を借りてもいい。とにかく波動を高い状態に保つこと。一番簡単で誰でもできるのは笑うことだ。自分の生活の中に何を取り入れてもいいが、波動が下がってしまう状態はなるべく避ける。
自分の生活をチェックしてみるといい。何が自分をネガティブにして波動を下げているのか。その要素をなるべく排除していき、ゼロポイントに意識を近づけていくことが、これからの水瓶座の時代（風の時代）に必要なあり方だと考えている。