やそりえ

聴く・書く・料るを探求中 #キャリアコンサルタント #NLPプラクティショナー #メン…

やそりえ

聴く・書く・料るを探求中 #キャリアコンサルタント #NLPプラクティショナー #メンタルヘルスカウンセラー #肴つくってのむ人

マガジン

  • 後輩たちへ

    大学3年生の就活を伴走する、1年間のゼミを運営しています。このマガジンは大好きな後輩たち――学生から社会人へのステージチェンジを一緒に過ごしたゼミ卒業生へ向けたお手紙の記録です。

  • いつもの酒場で

    外でひとり飲みながら考えたいろいろ

  • ある日の文章

    「書く」を通じて探求した記録

  • 家族の献立

    家族と食べる、いつものごはん。 ①アテとして良し②色合い良し③栄養バランス良しの三方良しを目指しています。時々レシピ付き。

最近の記事

後輩たちへの手紙⑫いまを全力で

前半からの続き 24年5月27日の手紙 前回のお手紙への感想で、こんなコメントをもらいました。 「今いる会社でのキャリアへの不安が仕事の楽しい以上に勝っていて、転職を考えています。それと同時に他に勉強したいことが出てきて、一旦仕事を離れて勉強するのはありなのかなーとも考えています。」 この一ヶ月、このコメントにどんなふうに答えたいだろう?って考えていました。 「今のままでいいの?」「このタイミングでキャリアの舵をこの方向に切っていい?合ってる?」 同じように考えてい

    • 後輩たちへの手紙⑫無知の知

      大学3年生の就活を伴走する1年間のゼミを運営しています。 ゼミを通じて、学生から社会人への大きなステージチェンジを一緒に過ごした卒業生へ向けた、お手紙の記録です。 24年5月27日の手紙(前半) 先週『業界・職種研究』をテーマにゼミを開催しました。 毎年「仕事理解」シリーズに4コマを割いていますが、初回でお伝えするのは「知らない企業を知ろう!」というメッセージ。 「知らないと興味も持てない、だから知っている企業に目を向けるのではなく知らない企業こそ知っていこう」 …な

      • 後輩たちへの手紙⑪未来からのエール

        前半からの続き 24年4月30日の手紙 4月の経験を、5月に活かしませんか?そのためにも、振り返りをしませんか? この1ヶ月で、一番の失敗はなんだった?その失敗の原因はなんだったんだろう? この1ヶ月で、一番考えさせられた出来事はなんだった?その出来事があったことで、何を感じた?何が分かっただろう? この1ヶ月間、仕事をする中で一番楽しかったのは、どんな瞬間だった?なぜ楽しかったんだろう?その時のあなたは、どんな人だった? ちなみに私も毎月振り返りする中では、何かしら

        • 後輩たちへの手紙⑪働く楽しさ

          大学3年生の就活を伴走する1年間のゼミを運営しています。 ゼミを通じて、学生から社会人への大きなステージチェンジを一緒に過ごした卒業生へ向けた、お手紙の記録です。 24年4月30日の手紙(前半) 4月は、どんな1ヶ月でしたか? 振り返りマニアの私は、日々の振り返りだけでなく1週間/1ヶ月/半年/1年…と、なにかと振り返ってしまうのですが… 4月は、12ヶ月の中でも新しくて忙しくて、情報量の多い特別な1ヶ月だと感じます。 今年のゼミは51人、例年通り4月最後の水曜・木曜

        後輩たちへの手紙⑫いまを全力で

        マガジン

        • 後輩たちへ
          20本
        • ある日の文章
          6本
        • いつもの酒場で
          5本
        • 家族の献立
          63本

        記事

          後輩たちへの手紙⑩お祝いしちゃおう

          前半からの続き 24年4月1日の手紙(後半) 「ことばのパワー」については、ゼミでもこのお手紙でもお伝えしてきましたが、その最たるものが「予祝」だと思っています。 つまり「先にお祝いしちゃう」ということ。 これからの1年で、何が起こってほしい?何を達成したい?どんなふうに成功したい? それを決めて、先にお祝いしちゃおう! 「同期の中でトップで売上目標を楽々達成しちゃって、金一封までもらっちゃった!おめでとう自分!」 「今までにないくらい気の合う、尊敬もできる最高の人と

          後輩たちへの手紙⑩お祝いしちゃおう

          後輩たちへの手紙⑩改めまして自己紹介

          大学3年生の就活を伴走する1年間のゼミを運営しています。 ゼミを通じて、学生から社会人への大きなステージチェンジを一緒に過ごした卒業生へ向けた、お手紙の記録です。 24年4月1日の手紙(前半) 4月は出会いの季節…ゼミも新しい期がいよいよ始まります。 みんなと私との出会いの場となったゼミ説明会は、明日からスタート。 今年もご贔屓にして下さる先生方や先輩メンバーからの後押しがあって、たくさんの新3年生から申し込みしてもらってます。 ゼミ生への自己紹介は、毎年Day1です

          後輩たちへの手紙⑩改めまして自己紹介

          後輩たちへの手紙⑨良かったこと3つ

          大学3年生の就活を伴走する1年間のゼミを運営しています。 ゼミを通じて、学生から社会人への大きなステージチェンジを一緒に過ごした卒業生へ向けた、お手紙の記録です。 24年3月26日の手紙 3月で年度の切り替わりを迎える企業も多いですよね。 1月はお正月=新年の始まりで、2月は立春・節分があり、そして4月からいよいよ新年度。 このリセットのタイミングの多い1~3月、いいですね。 特に3月は1ヶ月かけて大きく1年間をリセットしているようだと毎年感じます。 この1年を完了さ

          後輩たちへの手紙⑨良かったこと3つ

          後輩たちへの手紙⑧おまけの一日

          大学3年生の就活を伴走する1年間のゼミを運営しています。 ゼミを通じて、学生から社会人への大きなステージチェンジを一緒に過ごした卒業生へ向けた、お手紙の記録です。 24年2月29日の手紙 今年は4年に一度のうるう年ですね。なんだかおまけの一日が増える1年、という気がしてラッキーな感じがしませんか?私はする。 せっかくの「おまけの一日」だから、自分のやりたいことする時間や自分を喜ばせる時間を、今日はみんなで過ごしませんか? …とはいえ、今日は平日。多くのみなさんは仕事だっ

          後輩たちへの手紙⑧おまけの一日

          後輩たちへの手紙⑦自分を整える時間

          前半からの続き 24年2月23日の手紙(後半) 今月(2~3月)のご提案として…自分を整える時間を持ちませんか? 私も毎年3月は、次の試練を受け入れる心とからだの準備を進めることを意識しています。 いろいろ忙しく頭を使うのをやめて、思考より感覚を優位にしてみる。 自然は「春が来てるよ!」といろんなサインを出してくれています。それを積極的に感じてみるの。 「あ、昨日よりちょっとぬくい」と少しずつあったかくなっていく空気や、夜明けが早くなっていく空模様、軒先の梅や桃の香り

          後輩たちへの手紙⑦自分を整える時間

          後輩たちへの手紙⑦春の足音

          大学3年生の就活を伴走する1年間のゼミを運営しています。 ゼミを通じて、学生から社会人への大きなステージチェンジを一緒に過ごした卒業生へ向けた、お手紙の記録です。 24年2月23日の手紙(前半) 春、好きですか?私はずっと好きじゃなかったんですが、いつからか「春いいよなぁ」と思えるようになってきました。 好きじゃなかった理由は、なんか強制的に新しいことが始まっていく感じが嫌だったっていうのと、人見知りの私にとって人間関係がごっそり変化するのが苦手だったから。 またイチか

          後輩たちへの手紙⑦春の足音

          後輩たちへの手紙⑥ことばのパワー

          大学3年生の就活を伴走する1年間のゼミを運営しています。 ゼミを通じて、学生から社会人への大きなステージチェンジを一緒に過ごした卒業生へ向けた、お手紙の記録です。 24年1月23日の手紙 先週で、23年度のゼミが終了しました…! 4月の終わりから10ヶ月。長いようで、あっという間なんですよね。どの年もそう感じます、名残惜しい。 最終回の内容は毎年見直ししていて地味に進化してるんですが、最終回のいっこ手前、新年1回目の回の内容は毎年変わっていません。 新しい1年のはじまり

          後輩たちへの手紙⑥ことばのパワー

          後輩たちへの手紙⑤自分の好きな自分

          大学3年生の就活を伴走する1年間のゼミを運営しています。 ゼミを通じて、学生から社会人への大きなステージチェンジを一緒に過ごした卒業生へ向けた、お手紙の記録です。 23年12月10日の手紙 後期のゼミが9月の終わりから再開し、今は面接練習をしています。 年内内定を目指して採用活動を進めている企業もあるようで、メンバーからの面接練習のオーダーは毎年この時期からぐんと増えます。 面接では自己PRとか自己紹介を求められることがあるわけですが、そこでは何かしら自分自身の良い部分

          後輩たちへの手紙⑤自分の好きな自分

          カウンター佳話 なおきとレイ

          たまに行く京橋の居酒屋でよく会う女の子がいる。 「レイ」と店主から呼ばれているその子は、いつもひとりカウンターで日本酒を飲んでいる。 初めて隣に座ったときは、飲むスピードがあまりに速いのでぎょっとした。 誰と話すわけでもなく、しかし店の人とは親しいようで、声をかけられたらニコニコと返している。そう、いつもニコニコしてるんだよな。女の子の笑顔はいい。機嫌よく、笑顔でいるってほんと大事だと思う、世の女性みんなにそう言いたい。 まぁそれはいいとして、気付くと、レイちゃんに声をか

          カウンター佳話 なおきとレイ

          Oちゃんとの思い出

          その一、 24歳の頃の思い出 彼女は、大学を卒業して最初に入った会社の1年下の後輩だった。 たった1年の間に先輩たちは次々に辞め、私たちの部署は同期数人と頼りない課長でなんとか売上を上げていて、あとは一日中文句ばかり言っている営業事務のKさんとで成り立っていた。 後輩が入ってくる朝は、期待と不安が入り混じっていた。 はっきり言って、今誰にも後輩の面倒を見る余裕なんてない。でも、単純に人が増えるのは喜ばしい。辞めていく先輩たちから引き継いだクライアントで手一杯なんだ。誰か

          Oちゃんとの思い出

          後輩たちへの手紙④ありがとうを伝えよう

          前半からのつづき 23年8月7日の手紙(後半) じゃ、日記書いてみよっかなーと思った方も多いかもしれません(思わない?)。 そこで今回ヒントとしてお伝えしたいのが「ありがとうを伝えよう」です。 誰に伝えるのか?って、自分自身に対して感謝を伝えるんです。 例えば日々のことを振り返る中で、「〇〇のせいで…」と思いたくなることがあるかもしれない。 電車が遅れたせいで、一本遅い電車になった… 一本遅い電車になったせいで、会社まで走るはめになった… 会社まで走ってギリギリの出社

          後輩たちへの手紙④ありがとうを伝えよう

          後輩たちへの手紙④:書く効用

          大学3年生の就活を伴走する1年間のゼミを運営しています。 ゼミを通じて、学生から社会人への大きなステージチェンジを一緒に過ごした卒業生へ向けた、お手紙の記録です。 23年8月7日の手紙(前半) 前期のゼミが7月末で終了しました。前期のゼミ終了に伴い、レポート課題もいったん終わったことになります。 毎週のレポート課題、覚えていますか?提出しなくてもペナルティはないので、一回も出してない人もいると思いますがww。 2019年から始めたこのレポート課題、私にとって特別な意味の

          後輩たちへの手紙④:書く効用