やそりえ

聴く・書く・料るを探求中 #キャリアコンサルタント #NLPプラクティショナー #メン…

やそりえ

聴く・書く・料るを探求中 #キャリアコンサルタント #NLPプラクティショナー #メンタルヘルスカウンセラー #肴つくってのむ人

マガジン

  • 後輩たちへ

    大学3年生の就活を伴走する、1年間のゼミを運営しています。このマガジンは大好きな後輩たち――学生から社会人へのステージチェンジを一緒に過ごしたゼミ卒業生へ向けたお手紙の記録です。

  • いつもの酒場で

    外でひとり飲みながら考えたいろいろ

  • ある日の文章

    「書く」を通じて探求した記録

  • 家族の献立

    家族と食べる、いつものごはん。 ①アテとして良し②色合い良し③栄養バランス良しの三方良しを目指しています。時々レシピ付き。

最近の記事

後輩たちへの手紙⑦自分を整える時間

前半からの続き 24年2月23日の手紙(後半) 今月(2~3月)のご提案として…自分を整える時間を持ちませんか? 私も毎年3月は、次の試練を受け入れる心とからだの準備を進めることを意識しています。 いろいろ忙しく頭を使うのをやめて、思考より感覚を優位にしてみる。 自然は「春が来てるよ!」といろんなサインを出してくれています。それを積極的に感じてみるの。 「あ、昨日よりちょっとぬくい」と少しずつあったかくなっていく空気や、夜明けが早くなっていく空模様、軒先の梅や桃の香り

    • 後輩たちへの手紙⑦春の足音

      大学3年生の就活を伴走する1年間のゼミを運営しています。 ゼミを通じて、学生から社会人への大きなステージチェンジを一緒に過ごした卒業生へ向けた、お手紙の記録です。 24年2月23日の手紙(前半) 春、好きですか?私はずっと好きじゃなかったんですが、いつからか「春いいよなぁ」と思えるようになってきました。 好きじゃなかった理由は、なんか強制的に新しいことが始まっていく感じが嫌だったっていうのと、人見知りの私にとって人間関係がごっそり変化するのが苦手だったから。 またイチか

      • 後輩たちへの手紙⑥ことばのパワー

        大学3年生の就活を伴走する1年間のゼミを運営しています。 ゼミを通じて、学生から社会人への大きなステージチェンジを一緒に過ごした卒業生へ向けた、お手紙の記録です。 24年1月23日の手紙 先週で、23年度のゼミが終了しました…! 4月の終わりから10ヶ月。長いようで、あっという間なんですよね。どの年もそう感じます、名残惜しい。 最終回の内容は毎年見直ししていて地味に進化してるんですが、最終回のいっこ手前、新年1回目の回の内容は毎年変わっていません。 新しい1年のはじまり

        • 後輩たちへの手紙⑤自分の好きな自分

          大学3年生の就活を伴走する1年間のゼミを運営しています。 ゼミを通じて、学生から社会人への大きなステージチェンジを一緒に過ごした卒業生へ向けた、お手紙の記録です。 23年12月10日の手紙 後期のゼミが9月の終わりから再開し、今は面接練習をしています。 年内内定を目指して採用活動を進めている企業もあるようで、メンバーからの面接練習のオーダーは毎年この時期からぐんと増えます。 面接では自己PRとか自己紹介を求められることがあるわけですが、そこでは何かしら自分自身の良い部分

        後輩たちへの手紙⑦自分を整える時間

        マガジン

        • 後輩たちへ
          12本
        • ある日の文章
          6本
        • いつもの酒場で
          5本
        • 家族の献立
          63本

        記事

          カウンター佳話 なおきとレイ

          たまに行く京橋の居酒屋でよく会う女の子がいる。 「レイ」と店主から呼ばれているその子は、いつもひとりカウンターで日本酒を飲んでいる。 初めて隣に座ったときは、飲むスピードがあまりに速いのでぎょっとした。 誰と話すわけでもなく、しかし店の人とは親しいようで、声をかけられたらニコニコと返している。そう、いつもニコニコしてるんだよな。女の子の笑顔はいい。機嫌よく、笑顔でいるってほんと大事だと思う、世の女性みんなにそう言いたい。 まぁそれはいいとして、気付くと、レイちゃんに声をか

          カウンター佳話 なおきとレイ

          Oちゃんとの思い出

          その一、 24歳の頃の思い出 彼女は、大学を卒業して最初に入った会社の1年下の後輩だった。 たった1年の間に先輩たちは次々に辞め、私たちの部署は同期数人と頼りない課長でなんとか売上を上げていて、あとは一日中文句ばかり言っている営業事務のKさんとで成り立っていた。 後輩が入ってくる朝は、期待と不安が入り混じっていた。 はっきり言って、今誰にも後輩の面倒を見る余裕なんてない。でも、単純に人が増えるのは喜ばしい。辞めていく先輩たちから引き継いだクライアントで手一杯なんだ。誰か

          Oちゃんとの思い出

          後輩たちへの手紙④ありがとうを伝えよう

          前半からのつづき 23年8月7日の手紙(後半) じゃ、日記書いてみよっかなーと思った方も多いかもしれません(思わない?)。 そこで今回ヒントとしてお伝えしたいのが「ありがとうを伝えよう」です。 誰に伝えるのか?って、自分自身に対して感謝を伝えるんです。 例えば日々のことを振り返る中で、「〇〇のせいで…」と思いたくなることがあるかもしれない。 電車が遅れたせいで、一本遅い電車になった… 一本遅い電車になったせいで、会社まで走るはめになった… 会社まで走ってギリギリの出社

          後輩たちへの手紙④ありがとうを伝えよう

          後輩たちへの手紙④:書く効用

          大学3年生の就活を伴走する1年間のゼミを運営しています。 ゼミを通じて、学生から社会人への大きなステージチェンジを一緒に過ごした卒業生へ向けた、お手紙の記録です。 23年8月7日の手紙(前半) 前期のゼミが7月末で終了しました。前期のゼミ終了に伴い、レポート課題もいったん終わったことになります。 毎週のレポート課題、覚えていますか?提出しなくてもペナルティはないので、一回も出してない人もいると思いますがww。 2019年から始めたこのレポート課題、私にとって特別な意味の

          後輩たちへの手紙④:書く効用

          後輩たちへの手紙③自分を喜ばせよう

          前半からのつづき 23年7月3日の手紙(後半) 今回働くヒントとしてお伝えしたいのが「自分を喜ばせよう」です。 最近、自分が心から喜んだ瞬間っていつでしたか?感覚や細胞が「うれしい!」って震えるような感覚を、いつ感じましたか? 私は一昨日、7月1日。 この日は私の誕生日なんです!昼ビールして、プレゼントを選び、夜は大好きな桃の前菜に合わせてきっちり冷やした白ワイン… たっぷりお喋りしてカードをもらって…からのジャパニーズウイスキー。最高でした… 朝、だんなさんから「

          後輩たちへの手紙③自分を喜ばせよう

          後輩たちへの手紙③アウトプットは自分の分身

          大学3年生の就活を伴走する1年間のゼミを運営しています。 ゼミを通じて、学生から社会人への大きなステージチェンジを一緒に過ごした卒業生へ向けた、お手紙の記録です。 23年7月3日の手紙(前半) 面談期間が終わって※、ゼミが再開しました。メンバーは履歴書作成を進めています。 ※ゼミではメンバーが集まって行うワークショップだけでなく、私との1on1を交えて進めています。 履歴書、なつかし…!って感じでしょうか。 私も過去何度か履歴書を書いてきましたが、自分の強みや自己PR、

          後輩たちへの手紙③アウトプットは自分の分身

          後輩たちへの手紙②相手に任せてみよう

          前半からのつづき 23年5月31日の手紙(後半) 今回働くヒントとしてお伝えしたいのが「相手に任せてみよう」です。 前回のお手紙に対する感想で「先輩と業務中・業務外でどんな距離感をとっていいかアドバイスがほしい!」というコメントをいただきました(ありがとうございます…!)。 働くことと誰かと関わることはセットだし、先輩や上司とよい関係になれるようにどうにかしたいと考えるのは自然なことだと思います。でも関係性はふたりでつくるもの。 社会人2年目のときにはじめてコーチングを

          後輩たちへの手紙②相手に任せてみよう

          後輩たちへの手紙①アウトプットしよう

          前半からのつづき 23年4月29日の手紙(後半) 今回働くヒントとしてお伝えしたいのが「アウトプットしよう」です。 働く上で、うまくやっていく普遍的なコツだと思っています。意見や考えを言う、ということだけじゃないです。気持ちとか些細な気付きや違和感だとか、あとは「自分について」オープンに伝えていくこと。 キャリアの行き詰まりを感じるとき、だいたいの人がアウトプットできなくなっているんじゃないだろうか。 辛い、しんどい、苦しい、辞めたい。自分の中で答えを出そうとグルグル

          後輩たちへの手紙①アウトプットしよう

          後輩たちへの手紙②誰にも侵されない自分

          大学3年生の就活を伴走する1年間のゼミを運営しています。 ゼミを通じて、学生から社会人への大きなステージチェンジを一緒に過ごした卒業生へ向けた、お手紙の記録です。 23年5月31日の手紙(前半) ゼミは面談期間に入りました。覚えていますか?「自分を形成する上で影響が大きかったこと」をお話しいただく第1回目の面談です。 はじめて1対1で話すこの6月の面談期間は、とても楽しみでありエネルギーを必要とする期間です。 その人だけの人生のストーリーを聴かせていただく時間。あなたは

          後輩たちへの手紙②誰にも侵されない自分

          後輩たちへの手紙①第一印象の大切さ

          大学3年生の就活を伴走する1年間のゼミを運営しています。 ゼミを通じて、学生から社会人への大きなステージチェンジを一緒に過ごした卒業生へ向けた、お手紙の記録です。 23年4月29日の手紙(前半) 今年も4/27よりゼミが始まりました。今年はなんと72人です(過去最多)! Day1のワークは毎年同じ。第一印象をフィードバックし合うワークを実施しました。 第一印象で自分の要素がけっこう伝わってしまうんですよね。みなさんは社会人としての第一印象、どんなときに気にしていますか?

          後輩たちへの手紙①第一印象の大切さ

          お正月の記憶

          毎年ふしぎなのだけれど、お正月の朝はすがすがしい。昨日から今日、がやがやと「年の瀬」だった一日の延長にある朝なのに、夜が明けると空気が洗われたようにすっきり澄んでいる。 子どもの頃のお正月は、父と母の実家へそれぞれ行って、お墓参りとおじいちゃんおばあちゃんへの年始の挨拶をすることが恒例のイベントだった。当時は年末にも母方の実家で過ごすことが多くて、なのでつい先日まで会っていたおじいちゃんおばあちゃんに会うのだが、なにか、でも明らかに「去年とは違う」と感じていたと思う。 母方

          お正月の記憶

          ライティングマラソンに参加してみた

          大前みどりさんの「ライティングマラソン」に参加した。 以前から興味を持っていたのだけど、タイミングを逃していた。7月(誕生月)に参加できたのは、天からのプレゼントだと思う。 ライティングマラソンの具体的な方法などは、みどりさんの記事で紹介されているので、リンクを貼らせていただきます。 最も印象に残ったのは、「時間さえとれれば(それがたった10分であっても)書けるじゃないか」ということだった。当たり前のことだし、現に学生には「8分で自己PRを書いてみて」などと無茶ぶりをして

          ライティングマラソンに参加してみた