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承認は大人のマナーです

前回は自己承認と他者承認の話をさせて頂きました。

自己承認と他者承認は、ベクトル(対自分なのか・対相手なのか)の違いでしたが、今回は承認の方法(何を承認するか)の違いついて説明していきますね。

|3つの承認方法

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①成果承認
成果承認とは、「できたことを認める」ということです。成果物という条件ありきの承認です。

②成長承認
成果物はなくとも、日々の成長や変化、まだ成果としては形になっていないことでもその過程を認める承認です。

③存在承認
成果物や変化・成長がなくとも、存在している事自体を承認します。相手の存在そのものに気づいているということを認める行為です。“条件なし”の承認と言えます。

ちなみにこの3つの承認は、どれが良いとか悪いとかはなく、シチュエーションに合わせて使い分ける事が重要です。

|自己承認が苦手という方は・・・

さて、自己承認をしようとした場合

「何も承認するポイントが見つかりません・・・」
「自分を承認するのって難しいです・・・」

という方をよく目にします。

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国民性もあるのか・・・?

兎にも角にも、自分を承認するのに苦手意識を持つ方は「成果承認」ばかりにフォーカスがいってしまっているのでは?と感じます。

承認には変化承認や存在承認もあるのですから、そちらも意識する事で自己承認はスムーズに行えると思います^^

|本当に成長してるの?

ちなみに成長承認について

「本当に成長しているの?」「変わった実感を持てません・・・」

と感じる方もいるでしょう。

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ですが、断言します・・・

何かしらあります!

というのも「私は成長した」と感じるか感じないかは、あなたが決めることだからです。例えば、今こうして承認の方法について知った事も、一つの成長と言えるんではないでしょうか? ^^

|適宜使い分けよう

この3つの承認は対相手にも勿論使えます。
ただ、注意したいのは存在承認における関係性と伝え方です。

イメージしてみてください・・・

初対面の人から

「あなたは居るだけで素晴らしい!」

と言われても「はっ?w」ってなりますよね?(苦笑)^^;

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何も特別なことをしなくとも、挨拶をしたり「あれ?髪切った?」って投げかけるだけでも(多少成長承認が入りますが)

「あ、この人は私(存在)のこと、気にかけてくれている」

と感じてもらえるはずです^^

|自分も相手も承認しよう

適切に承認をすることであなたの自己認識もポジティブになりますし、相手との関係性も良くなります♪

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最後に師匠から教えてもらった印象的な言葉をシェアさせて頂きますが、

「どんなに見繕っても、相手にかけられる言葉は、自分自身にかけている言葉しかかけられない」

あなたは普段自分自身にどんな言葉かけをしていますか?

もし思ったような人間関係を築けていないとしたら、

「普段自分にどんな言葉かけしているか?」

先ずはそこからチェックされてみるのは、いかがでしょうか?^^

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