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早起きは何文の得なのか

5日ほど前から早起きを再開した。 結婚当初は完全にハイになっていて朝5時半に起き、部屋にクイックルワイパーをかけ、お弁当のためにおかずを3品作り、簡単に朝食を作って、そのあと洗濯機をまわして...と動き回っていた。しかし1カ月も経つと飽き性のわたしはだんだんとあれ?掃除のおばちゃん来てくれるんだからわたしは掃除しなくてよくないか?となり、クイックルしなくなった。 弁当作りにも飽きて朝から3品も作るのは大変で、それを寝起き一番に考えては起きる気をなくし「はい、今日の弁当はあ

    • ローカルマーケット

      結婚と共にした引っ越しにより、トゥクトゥクで10分圏内に日系と欧米系スーパーがある便利なところに住むようになった。 プノンペンで食材を調達する方法は主にふたつあって、ひとつは日本にあるのと大して変わらないような外国人向けスーパー、もうひとつはプサと呼ばれる主に現地の人が買い物をする地元市場である。 地元市場は建物の中ではなく外にある。常夏の国にも関らず、野菜も肉も魚もクーラーや冷蔵庫がない中で売られている。カンカン照りの太陽の下に豚肉が並べられ、売り手のおばちゃんが無

      • 振り返ると

        オンラインで英語の先生になってから早くも5ヵ月が過ぎた。 どうしてもやりたくて始めた仕事ではなく、今の自分が持っているもので、なにか売りになる可能性があるものは英語を日本人に教えることだけだったから面接に応募した。 晴れて採用されたのだけれど、正確な英語も、ちゃんとした教え方もよく知らないわたしはとにかく「明るく楽しく授業します!」といわばキャラ売り一本で授業を始めた。 ありがたいことに、そんなわたしの授業を定期で予約してくださる生徒さんもできて、結構楽しみながら5ヵ月

        • 雨のため予定流れて

          友だちと猫カフェでお茶をする予定が雨で流れた。今日は朝からずっと雨がサーサー降り続けている。 カンボジアに来てから「雨だからやめとこっか」という理由で予定がこんなにも流れ得ることを初めて知った。 日本なら傘をさしたり、予定を遅らせたらしのげるような雨の量であっても、カンボジアでは洪水が起こってしまう。すぐに道のあちこちに小川がうまれるのだ。それに加えて晴れていたら原付で移動している人たちもみんな車を使うのであちこち渋滞が起こる。普段10分で行けるところが40分かかってしま

        早起きは何文の得なのか

          自分を捨て、日々十字架を負い、そしてイエス様について来なさいというのは良き知らせなのではないのかと思った話

          だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、日々自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。ルカ福音書9:23 このみ言葉を聞くたびに、緊張で心臓の奥がきゅっとなっていた。自分を捨てるというのは、痛みがあるから。 すごく嫌な言い方をすると、このような厳しいみ言葉は福音の副作用のようなものだと感じていた。 「悔い改めてイエス様を救い主として受け入れるならば、救われて永遠の命が与えられます。」というのが福音の効能だとすると「あ、でもイエス様に従って歩むとき自分を

          自分を捨て、日々十字架を負い、そしてイエス様について来なさいというのは良き知らせなのではないのかと思った話

          障がい児に仕えたい。 でも、もう二度と燃え尽きたくない。 愚痴をこぼして自分がどんなに苦労しているかに帰結する話をするばかりじゃなくて、子どもたちにとってよりよいものを創るためにはどうしたらよいのか議論できる仲間が欲しい。そういうことを教えてくれる人が欲しい。手取り足取りじゃなくてもいい。ロールモデルが欲しい。 継続して学ぶために、体系的な知識を手に入れる方法や、学びをつづけている人のコミュニティに参加したい。 現実的に(つまりは燃え尽きない範囲で)自分ができることを

          わたしのすきなところをみっつ

          わたしのすきなところを三つ言ってみて、と彼に頼んでみた。恥ずかしいお願いごとだけれど聞いてみたくなった。 彼はわたしとは全く違う人格を持っていると思っている。彼は、なんというか、すごくタフなのだ。 たとえばわたしが他人から言われた些細な言葉をずるずると引きづって怒ったり悲しんだりしがちなのに対して、彼はある程度怒ったらゲームをしたり映画をみたり筋トレをしたりして気持ちを切り替えることができる。 たとえばどこか目的地に向かうとして、わたしは道端にいる人の表情とか、咲いてい

          わたしのすきなところをみっつ

          いのちへの水

          冬眠から目覚めたものの、目覚めてすぐスマホを手に取り、画面を眺め続ける悪い癖がまた戻ってきてしまっている。 そうやって画面をぼーっと見続ける中で、本当に面白いものや心動かされるものに出会うことはほとんどなく、その物足りなさを埋めようとさらに画面を見続ける悪循環。 これではいかんと電源を切り、聖書を読むことに。 何時間画面を見続け、スクロールし続けても満たされなかった心が生き返る。深い喜びが心から溢れてくる。 『しかし、わたしが与える水を飲む者はだれでも、決して渇くこと

          いのちへの水

          冬眠明けて

          コロナのワクチンを打った。カンボジアで教師として働いているならば、外国人であっても無償で中国製のワクチンが提供される。 半年ほど前まではワクチンなんて怪しいと思っていたけれど、安全に国際線に乗れる確率を少しでも上げたくて、あやかることにした。ワクチンを打っていなければ国際線には乗れませんなどという日が来るかもしれない。 ここでは、公立高校がワクチンの接種会場として使われている。接種する前にいくつかの確認事項に回答するのだけれど、副作用やワクチンの効果についての確認を差し置

          冬眠明けて

          小さじ2杯

          私は勤務先の学校から車で10分程のところに住んでいる。交通手段は毎回原付に荷台をつけたような乗り物のトゥクトゥクを使っている。時代は進んでいて、スマホにアプリをダウンロードし、そこにトゥクトゥクを呼びたい場所と行き先をタイプすれば、料金が表示されて近くにいるトゥクトゥクが来てくれる。ぼったくられる心配のない素晴らしいシステムだ。 今朝もいつものごとく、行き先に学校名を入れてアパートまで来てもらった。そのとき近くにいるトゥクトゥクが来るので、ドライバーさんは毎回違う。トゥクト

          小さじ2杯

          自分のことを紹介する

          海外生活に向いているというのがHSS型HSP の特徴だと聞いたことがあるが、私ももれなく海外生活をしている。大学を卒業し英語の学校に1年通った後カンボジアでの生活を始めてはやくも2年半が経った。 カンボジアで生活をしているが、実際は様々な文化や言語が混じり合った世界を生きている。 仕事はカンボジア人の子どもたちに英語と日本語を教えている。しかし、私が教えている学校は韓国人が創立者で同僚も韓国人である。最初の1年半は韓国人の中に日本人ぽつんと一人混じり共同生活をしていた。

          自分のことを紹介する

          わたしのことやないかと思った話

          高校を卒業したあたりから、人生がとても大変になった。 家族にも友人にも教授にも恵まれているのに、人生が大変。 自分が浮いたり沈んだりしていることにも気づけないほどの、気持ちの浮き沈み。 人と会えば明るく話せるのに、ボランティアで走り回れるのに、その後どっと疲れ誰にも会いたくなくて引き籠る2日間。 自分が完全な状態でないと外に出られず人と連絡もとれなくなってしまう。 自分のどこかがおかしいけれど、ADHDにも限りなく近いと感じるけれど、子ども時代のことを何度振り返って

          わたしのことやないかと思った話