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パリ五輪の女子柔道52㎏級で阿部詩選手が大号泣した姿に彼女の強さをみた話

兄妹そろって金メダルをと、誓った兄と妹。
今回はその二人について感じたことを少し。

パリオリンピックの柔道2日目に登場した
兄の阿部一二三選手が見事金メダルを獲得し
悲願のオリンピック連覇を成し遂げました。

兄の阿部一二三選手の登場前に行われた
女子52㎏級で惜しくも2回戦敗退したのが
妹の阿部詩選手でした。

技を仕掛けようと体の重心を移動させながら
後ろ向きなったところに足をかけられて
背中から落ちる谷落としで敗れました。

一瞬のことに、1本の宣告を受けても
呆然として信じられない表情のままで
なんとか立ち上がったものの頭を抱えます。

退場する途中で泣き崩れてしまい
コーチに慰められる中、会場中に響く大声で
大号泣し、泣き止みませんでした。

その姿はまるで幼子が泣きじゃくってるようで
見ているほうにも彼女の悔しさが伝わり
受け入れたくない心情に胸を打たれました。

ああやって、周囲の目を気にすること無く
大声で泣きわめくという純真な姿をみて
驚きながらも感情移入してしまいました。

これが勝負の世界ですもんね。😥

中途半端な思いじゃ、あんな風に
大号泣なんてできませんもんね。

人目をはばかって、自分の感情を押し殺し
見られている自分を意識してごまかすのが
普通の人だと思うわけです。

それを、あそこまで吹っ切って泣けるのに
彼女の芯の強さを見た気がするのです。

泣き止んで、兄の阿部一二三選手の試合を
応援席で見守る様子が映されましたが
それは吹っ切れた表情にも見えました。

これまでオリンピックや国際大会などで
日の丸を背負って戦って、ここまでの
大号泣した選手を見たことはありません。

そういう点でも、阿部詩選手の大号泣は
胸を打つものでした。

もちろん、違う受け止め方をする人も
多いとは思うのですが、あの泣きっぷりに
彼女の強さの根源がある気がします。

悔しい結果という点では、競泳の
100メートルバタフライで決勝進出ならずで
涙を呑んだ池江璃花子選手の敗戦後のインタビュー


池江璃花子選手の場合は悔しさが溢れて
残念な思いが虚脱感になったのでしょうかね。

病気を克服してきたからこその悔しさでしょうが
ここまで戻せた自分のことを評価して
次につなげてほしいと思います。

敗れた悔しさと納得できない思いをバネに
4年後のロサンゼルスオリンピックで
リベンジを果たしてもらいたいものですね。

それにしても、敗戦後のインタビューで
「兄が金メダルを・・・・」といっていたように
見事にその思いを受け止めてくれたお兄ちゃん。

アッパレでした!


いやぁ~~、あの大号泣を見せられて
あらためて、スキになっちゃいましたよ
阿部詩選手のことを。😆

がんばれ!
詩ちゃん!

次はもっと強くなれる!


ってことで、今回は
パリ五輪の女子柔道52㎏級で阿部詩選手が大号泣した姿に彼女の強さをみた話」というオリンピックの悲喜こもごもの中から感銘を受けた話。😊
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

詩の聲  天まで届け  のほほんと


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