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#備忘録
夏が来ると教えてくれるあなたと3年前の私へ
3年経った。大切な友人が亡くなって鏡崎やおが生まれてから。
あの時私がもっと勇気を持てていればあなたの手を取ってあげられたのかもしれない、でもあの時私が何も出来なかったからこそ今の私と鏡崎やおがいる。
この3年で随分と色んなものが変わった。私は何となく憧れていた活動を少しずつやっていて沢山の事をやってきた。最初はずっとあなたに憧れてやっていたけど段々と自分の形を手にしてきて、たまに振り返ったり
第3話「憂愁と他殺又は自殺」
何だか物事を考えていたら頭が熱くなってしまって、冷房を付けた。
肌を撫でる冷気が夏の憂愁を連れてきて、頭の中をそれでいっぱいにされてしまった、一気に寝付けないまま蝉の声を聞いていた夏の事を思い出した。
あの頃はまだもっと生きていた、今はどこもかしこも壊死してしまってどこが私でどこが鏡崎やおなのかも分からない。
誰か頼むから鏡崎やおを終わらせてくれ、いや自分で終わらせる他ないんだけれどまだ生きて
鏡崎やおとの境界線、備忘録日記
私はどこまで鏡崎やおとして生きていいのか分からない
鏡崎やおは100%私じゃない、私だけど。
私の何%かが鏡崎やお。
境界線なんて引けない、引いてしまえばそこが鏡崎やおとの完全な乖離になってしまうから。
鏡崎やおであるという事は現実逃避でもあるというのに私は、鏡崎やおという存在からも逃げたくて逃げたくてたまらない。
始まりは終わりなんだ。
鏡崎やおが始まれば鏡崎やおは終わっていく。
忘れていく
(2020/10/13 05:30:07)
ギターを弾く事は自傷行為だし、私はまだ生きているのに彼女のことを守り切ることは出来ないのだなと無性に自分に嫌気がさす早朝、完全に今年の夏は彼女が居ないまま死んだし、今日も雨とカプチーノを聴いて情緒壊す事で生きる事を自分に強いてる。
(中略)
ギターを弾く事は自傷行為っていうのと今さっき話してた自傷行為ってのはまた別で、ギターを弾く事ってのは彼女が居ない事実を突きつけて、鏡崎やおは杜田紫ではないけど