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『the Cohabitation Effect(同棲効果)』を知ることで夫婦関係が良くなるかも。
今日の朝読書でメグジェイさんの『人生は20代で決まる』を読んでいて「同棲の逆効果」と呼ばれる、結婚の前に同棲していたカップルほど離婚率が高いという研究結果がありました。
「え?同棲って結婚にとっては必要なものではないのか・・・?」
まだまだ未熟な私は、こんな疑問を持ちました(笑)
これはどういうことや??と思い実際の研究論文を調べてみたのでご紹介。
論文タイトルは、「Toward a Greater Understanding of the Cohabitation Effect: Premarital Cohabitation and Marital Communication」になります。
この論文をもとに、メグジェイさんの引用箇所を探してみると確かに同じ研究結果を発見。
やはり「結婚前の同棲によって、離婚する確率が高まる」そうです。
しかし、この結論には補足する点がいくつかありあります。
このカップルの特徴として、過去に別の人とも同棲した経験があると書かれています。
一方で、同棲をせず結婚したカップル、その配偶者とのみ同棲をしたカップルでは離婚の傾向は低かったそうです。
では、どうして結婚前に同棲すると離婚の傾向が高まるのでしょうか。
論文によると、結婚前の同棲は、結婚後の夫婦間の会話が乏しくなる、問題解決がうまくいかない、助け合いの行動が減るなど、これらの影響があると指摘します。
また悲しい事実として男性は女性への思いやりが欠けていくそうです。。
「ガーーン。。。(男性の皆さん、肝に銘じてください)」
本書では他にも「同居している相手に求める基準は、結婚相手に求める基準よりも低い」のを理由として報告しています。
つまり、これらによる夫婦間の満足度の低下や関係性の悪化が離婚につながると考えられます。
以上のことから、複数人との同棲経験があり、その後結婚をしたカップルは離婚率が高まるという研究結果があることがわかりました。
これには、同棲という、結婚を意識しつつもそれとはかけ離れた別の形式を持つことが理由の一つとして考えられました。
また同棲から結婚に至る過程、あるいは結婚の初期段階というのが、二人の関係性において重要なのではないかと考察します。
もうすでに結婚している方、これから結婚する方、現在同棲している方も、私も、あなたも、なにか一つでも心に良い変化が生まれればと思います。
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