日本三大荒神「笠山荒神社」神社そば「笠そば」平安仏年3回開扉「竹林寺」長谷寺奥宮「瀧蔵神社」【桜井シリーズ】
仏・法・僧が合わさった日本独自に信仰・荒神の始まりの場所で「日本三大荒神」の1つ。駐車場があって食堂も整備されているが、行くには車でないとキツイです。巻野内交差点から車でここに来ると道幅が狭いですが、神社の方曰く天理の方から山側に入るか長谷寺の初瀬ダム山側から来ると道幅は広いらしいです。
日本三大荒神を少し説明して本題です。
変更履歴
2023/05/07 初版
▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
▽笠山荒神社(奈良県桜井市大字笠2415)
祭神は土祖神、奥津彦命、奥津姫命の三柱で火鎮めの神。土祖神はスサノオの息子・大年神の御子である。大年神はお正月の門松はこの神様に来てもらうためにするもので、鏡餅の場所に座る。そして、鏡餅を切って分け与えるのが「お年玉」である。兄弟に秦氏の氏神・オオヤマグイがいますね。
奥津日子神と奥津比売命は火の神、竈を司る神さまで、朝廷からも篤く崇敬され、台所の守護神として広がる。
参道が「玉置神社」や内宮の別宮「瀧原宮」にも似た雰囲気を持っています。2回目の参拝時は、神社の方がおり御朱印を頂きました。
御朱印待ちの時に世間話をしていたのですが、御朱印帳の参拝記録を見て神社トークになり、あまり馴染のない神社もあり、いろいろ聞かれました。(笑)先日更改した「沙沙貴神社」って良いよね~と仰っていましたね。
この後「聖林寺」に行きますが、弁財天を彷彿とされる「如来荒神坐像」が安置されていました。今度、こことの繋がりを聞いてみよう。
拝殿・本殿までのアプローチが玉置神社に似ています。特に拝殿がチラ見し着いたと思わせて、ちょっと急な階段が最後にあるところが。
▽閼伽井不動(阿加井不動)
笠山荒神社表参道から行くと脇にある。
弘法大師・空海は21日ほどにここに修行をする。高野山に入るが、いまいち上手くいかずここに戻り、不動明王に願ったようで、その後、高野山は繁栄したそうな。
▽竹林寺
近くに竹林寺があります。竹林寺創建の逸話「板面荒神図絵」という名前から元々は笠山荒神社の神宮寺ではないかと思っています。が、事実は逆でこの寺に神社があったどうな。
お堂には、十一面観音立像が安置されている。左手に水瓶、右手に錫杖の「長谷寺式十一面観音」かと思いきや、錫杖ではなく銛のようなもの持っている。
平安時代で室生寺風味な「薬師如来立像@重文」と「地蔵菩薩立像」と「十一面観音立像」を安置されており、公開は1月28日、4月28日、9月28日の年3回。
十一面観音は左手に水瓶、右手に錫杖の「長谷寺式十一面観音」かと思いきや、錫杖ではなく銛(モリ)のようなもの持っている。もしかしたら、十一面観音は錫杖は後世のもので、元々は銛だったかもしれない。
最後に、元加佐寺(笠寺)と称した時代もあり、聖徳太子の創建かもしれないようだ。長谷寺の奥之院ともいわれていたとか。
▽笠そば
笠山荒神社駐車場背後にあり、近くには三輪そうめんの本宮だが、ここはお蕎麦畑から作られた、自家製おそばの店で安い!!うまい!!
「笠の蕎麦」は8月に種撒き、10月に刈り取られるため、12月には新そばが食べられる。その品質が評判になったのか、「笠そば」を食べに来る客も多いらしい。10:00から空いており、安くてしっかりした蕎麦である。「荒神そば」を頂きました。
▽瀧蔵神社
長谷寺の奥の院として知られ、長谷寺へお詣りしても瀧蔵神社へもお詣りしないと、御利益は半減すると伝えられる古社。
この後参拝する「與喜天神」と共に長谷の地主神とされ、川上瀧蔵明神や瀧蔵権現とも呼ばれる。笠山荒神社から長谷寺に向かうと左手に看板が出るので入口はすぐわかります。ただ、ここからは車1台分の道を進み駐車場(車が置けるスペース)から歩きになるので時間はかかるし疲れる。。。ここには多くの塔頭があったらしく、神仏習合、修験道の雰囲気も残っている。
奈良・長谷寺境内にも鎮座している。
▼旅行記
▼セットで行くところ
仏像展
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