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世界遺産!吉野ブラリ「金峯山寺」必見の蛙飛行事!修験道!蔵王権現!【吉野シリーズ】

金峯山寺と蛙飛行事の模様をどうぞ!ついでに吉野をブラリして神社仏閣と食事処などを案内します。あっ写真で紹介します。気に入ったら、ネットで調べてください!?

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蛙飛行事
 蓮華会の1つで、7月7日は役行者が産湯をつかったと伝えられる大和高田市にある奥田弁天池の蓮の花を金峯山寺蔵王堂に供える法会。蔵王堂の蓮を献花後に「蛙飛行事」が行われる。7月8日は、大峯奥駈道沿いにある「靡(なびき)」と呼ばれる拝所に蓮を供えながら、山上ヶ岳・大峯山寺まで蓮を運ぶ修行道ならではの行事。
 なぜ?カエルが人間に戻るかというのは次の話の通り。
 『男が金峯山に登り、蔵王権現や修験者に暴言を言いました。すると大鷲が飛んできて男を断崖絶壁の上に置き去りにしました。断崖絶壁から降りる事が出来ず、男は後悔をしているので金峯山の高僧が法力で男を蛙に変え、蛙は断崖絶壁から下に降りる事が出来て、高僧が蔵王堂に連れて帰りました。そして、蔵王権現の前で修法をして人間に戻された』
という逸話から、蛙を乗せた神輿が練り歩き、クライマックスは人間に戻ります!!

 「蛙飛行事」を時系列な行動は、旅行記参照で!

変更履歴


▼HP

▼アクセス

奈良県吉野郡吉野町吉野山

▼本尊

金剛蔵王大権現三体
 ※秘仏。近年はよく御開帳されています。
  夜間拝観しましたが、その周りもよい仏像は多いです。

▼見どころ

▽金峯山寺

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↑仁王門@国宝

 公共交通機関で来られた方はこちらから入るかと思いますが、個人的には左の坂から回って境内に入るほうが良いかと思います。

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 2019年は改修中でした。
↓-----2023/08/12
 当分続くかと。2028年完成予定です。。

 改修中の間、金剛力士像は奈良国立博物館で写真OKで展示されていました!!

2023年 奈良国立博物館の「ぶつぞう館」
2023年 奈良国立博物館の「ぶつぞう館」
2023年 奈良国立博物館の「ぶつぞう館」

↑-----2023/08/12

↑二天門跡・四本桜

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↑本堂に向かって左側:愛染堂・観音堂

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↑蔵王堂@国宝

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 夜間拝観しました。写真は真っ暗で何が何だかわからないので、昼間の写真ですが、夜間拝観でライティングされた蔵王権現は圧巻でした。江戸時代の仏像にはなかなか気持ちが揺さぶられないのですが、ここは別格でした。

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夜間拝観
近辺の宿に宿泊すると夜間拝観できる。螺貝、読経、打ち鳴らされ、暗がりにライトアップされる金剛蔵王大権現参上!そして歓喜天が!!

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↑本堂に向かって左側

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▽蛙飛行事

 「蛙飛行事」について少々。白河天皇の時代、不心得な男が山伏を侮辱したので鷲の窟にさらされ、その後、男は後悔したので、金峯山寺の高僧が男を蛙の姿にして救い出し、蔵王権現の宝前でその法力によって人間に立ち返らせたという伝説を実演しているそうな。

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 毎年7月7日12:30から「蓮華会・蛙飛び」が行われる。町を蛙神輿が練り歩き、15:00から金峯山寺で法要が行われ、16:00から大きな蛙が外陣に現れ受戒導師の前に出て、懺悔し、説法を守ることを条件に人間に立ち返り完了となる。

前日の状態です。後ほど人だかりになる蛙飛行事クライマックスはここで!

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 本堂からの風景はこんな感じ。久しぶりに拝観させていただく。

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まずは子供の蛙神輿!

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 2019年7月7日「蛙飛行事」。12:40ごろ竹林院から急な坂を下り、まずは小学校以下の小さな山車が来た。上には蛙が乗っかっている。

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その後に大人神輿!

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 その後に、大人が担いだ神輿が現れた!!すごい迫力だ~。そして休憩中に神輿を撮らせていただいたのだが、蛙は座っているわけではないようだ・・。

 大日寺前から金峯山寺へ!!蛙がノリノリです。この時間帯は交通規制が入っていますのでご注意を!!

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 神輿は竹林院から大日寺を経由し東南院で休憩する。東南院から神輿が出るところの切り返しはオススメ!!

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神輿を担ぐ人も次第に疲れが見えてきた人もいる。蛙はノリノリ(笑)

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一度、駅まで下ります。ロープウェイの駅で山伏と大和高田の某寺から送られる蓮の花待ちとなる。

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一足お先に仁王門へ!蔵王堂の門前にある「おまんじゅう屋さん」で、季節の桜餅、草餅、花見団子をいただけるのだが、暑いので「吉野本葛あいす@250円」を頂き、吉野駅から戻って来る「蛙飛行事」の神輿を待つことに!!

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 「蛙飛行事」の見せどころの一つである”金峯山寺仁王門の急な階段を登る”は、門が改修中の為、横の坂から表参道に周るルート。それをよいことに、金峯山寺仁王門から神輿を見る。

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仁王門は通らず、横の坂を上る。

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 最後の踏ん張り!階段を駆け上り、境内に入ってきました。

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人が多いっ・・ここからクライマックスへ!大きな蛙が外陣に現れ受戒導師の前に出て、懺悔し、説法を守ることを条件に人間に立ち返り完了となる。

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山伏や仏に暴言を吐いた結果、蛙にされた人は許しを乞うために壇上へ!?

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人間に戻りたい・・。

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お願いしま~~す!!蛙飛ぃぃぃぃぃ~!!!!

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 ということで、ここで人とは何ぞや!と、説法が始まります。ええ~こと言いますね。最後に、人間に戻ったら、正直に人のために生きることを説法される。そうだ、これは神事なのだと気付く。
 許しと誓いを言うと、人間に戻りました。私は秘儀!?他人の映像を頂く!?

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さあ~帰るぞ~。疲れた・・・。

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▽吉野ブラリ

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駐車場からスタートするルートにします。

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葛きりの老舗「吉野葛 八十吉」。過去に妻がここでもいただいたらしく、ここもオススメです。吉野山の方にも店がある。ここは、葛の根っこを砕いて、地下水で真っ白になるまで何度も洗うという大変手間と時間のかかる作業により出来上がった吉野葛を使った葛きりと葛餅を提供している。

下千本!

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 金峯山寺と吉野駐車場の間にある店。ログハウスで出来ており、まったり出来る所と言えようか。桜、紅葉が有名な吉野だが、あじさいも多く、ここからアジサイロードも見下ろせる。

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 蔵王堂の門前にある「おまんじゅう屋さん」。季節の桜餅、草餅、花見団子をいただけるのだが、暑いので「吉野本葛あいす@250円」を頂いた。

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金剛峯寺から奥のほうへ!

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桜の時期は上の写真の通りです。

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 金峯山寺本堂前にある「やっこ」。食事処や甘美処であり、暑い日や人混み疲れはここでゆっくり休むのが良い。吉野の葛きりと葛餅もあります。


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賞味期限10分の葛きり&葛餅で有名な「中井春風堂」は30分単位で数量限定である。9:40の段階で、葛きり葛餅を2人前ずつ頼むと11:30が最速とのこと。それで予約し、時間があるので吉野をブラリする。ちなみに、店の人曰く、葛きりを1人ずつにし、葛餅はシェアするなどが多いらしい。それなりのボリュームがあるとのことだが、妻はきっぱり「いえ、2品を一人ずつ!!」とのこと。

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 9:30に予約した所、11:30からしか無理とのことで、11:20に戻ってきた。結論!葛きり(写真左)より葛餅(写真右)のほうが美味しかった!!中井春風堂で出している葛きりや葛餅に使われているのは最高級の「吉野本葛」で賞味期限は10分!!

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 食べる&葛菓子販売だけでなく、葛きり・葛餅作りの実演スペースも併設し、店主が化学実験のように葛の性質を分かりやすく解説した後に、作りたての葛きり・葛餅を食べる事が出来る。 しか~~し、7月7日の「蛙飛行事」は店主がマツリに参加するので、実演は朝一だけだった。 最後に、この日はお祭りもあり多くの人が訪れたが、ほぼ予約不可の状態になっていた。朝早くに予約すべし!!

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 吉野で一番古くから抹茶や葛もちなどを 提供している店「芳魂庵」は、7月7日の「蛙飛行事」では、店は半分閉めており、お祭りの神輿待ちの方にあふれていた。

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吉野に2店舗ある豆腐屋「吉野山 豆富処 林とうふ店」。中井春風堂で葛餅&葛きりを食べた後、昼食!!気になっていたとうふ店へ!!豆腐ドーナツなどが有名らしく、昼食で人が多かった。夫婦ともに「とうふラーメンセット」を注文。ラーメンはゆばとオアゲがトッピングされ、御稲荷さんが付いてきて1080円。

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 中井春風堂で葛きり&葛餅を食べておきながら妻が「食べたりない!!」とのこと。蛙飛行事の神輿を送り出し、ここで小休憩。

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 私は葛きりより葛餅が美味しいと思ったので、冷えた葛餅入りせんざいを頂いた。ちょっと甘すぎる感じだが、ふじっこ風味のやつがよい感じだ。

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三本足の烏=八咫烏に対抗した、後ろに足がある3本足蛙がお出迎え!?「吉野勝造商店 -陀羅尼助-」。陀羅尼助<だらにすけ>とは日本古来の民間薬とのことで、単にダラスケとも呼ばれる。由来は、強い苦味があるので、僧侶が陀羅尼を唱えるときにこれを口に含み眠気を防いだらしい。和薬の元祖とも言われ、伝承によれば600年頃の疫病大流行で、役行者がこの薬を作り、多くの人を助けたとされている。店に入ると試供品を頂いた!!

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 吉野雛、ホラ貝、吉野葛など売っている「太田桜花堂」。山伏がホラ貝を吹いていたのが面白かった。吉水神社横にあり、お土産から仏具と面白い商品が所狭しと並んでおり、店のおばあちゃんが凄くフレンドリー。

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 予約必須の吉野鍋が有名な「西澤屋」。牛肉・鶏肉、野菜、ゼンマイやワラビといった山菜、地元吉野産の名水豆腐、田舎コンニャク、葛きりなど具だくさんの特製鍋。隣には「柿の葉すし にしや」がある。安くしたい方は、昼食はここか静亭が安い。

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 7月7日は蛙飛行事で、12:30竹林院から蛙を乗せた神輿が金峯山寺へ向かうので、「静亭」で昼食がオススメ。金峯山寺周辺と比べると安さが目立つ。

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蛙飛行事の出発はここなので、神輿がありますね。

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時間があれば金峯神社、吉野水分神社へ!ここから戻って車で行くのもよし、バスに乗って下山は歩くでもよし!ただ、運転に自信がない方はバスを推奨です!

▽節分祭「福は内、鬼も内」


▼旅行記(▼セットで行くところ)



▼仏像展


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