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元伏見稲荷?京都サムハラ守「鎌達稲荷神社」安倍晴明の子孫【京都駅シリーズ】
戦国武将達が身に付けた呪符「サムハラのお守り」がある京都隠れパワスポ。「けんたついなりじんじゃ」と読み、西寺跡の公園横に鎮座。陰陽師・安倍晴明の子孫である土御門家の鎮守社のようです。また、比叡山の呪術憎・浄蔵の塚「浄僧貴所之塚」がある。法力で亡くなった父親を蘇生させたり、傾いた八坂塔を元通りに直したとか。この法力伝承から「サムハラ守り」が出来たそうな。
西寺
1233年に焼失し再建される事はなく、現在は『西寺跡』として石碑が建ち、公園になっている
この神社とセットで行くなら西本願寺、東本願寺、東寺などかな。東寺から西に400メートルほど行った場所にある。
変更履歴
2023/03/08 初版
▼HP なし
▼アクセス
京都市南区唐橋西寺町57-1
▼祭神
ウカノミタマ、サルタヒコ
▼見どころ
1911年の梅小路軌道の拡張工事に伴い、現在地に移転。
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当神社は和銅四年元明天皇の御時(西暦七一一)の御鎮座とされるが、御神鏡の記録によると、仏教伝来(西暦五三八)の頃(飛鳥時代)の御鎮座とされ、伏見稲荷大社よりも古く、元稲荷とも伝えられている。
平安朝以降、元天文家で陰陽師であった安倍晴明が子孫、安倍土御門家の祭祀にして、平安朝及び人民に利益を施し、天下泰平・五穀成就を祈願したと伝えられている。御祭神の主神は、倉稲魂大神と猿田彦大神である。
倉稲魂大神は、五穀をはじめ、衣食住及び商工業繁栄の神と敬われ、万生業に福利を授け給ういわゆる開運の神である。
猿田彦大神は、天孫瓊々杵尊が御降臨の時、道案内された神で、広く人事を良きに導き給う神であり、家内安泰・交通導きの神である。主神二柱の鎌達様御信仰御利益由来には、幸運・勝負運を招き、奇蹟を生む神様の御霊験ありと敬われている。
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711年に鎮座したようだが、一説には538年とも言われており、「伏見稲荷大社」の創建よりも古い事から「元稲荷社」とも呼ばれてもいるそうな。って、この手の話はかなりある気がするな。。この、538年創建説だが、どうも1857年に奉納された御神鏡の記録から来ているようだ。
話を戻して、祭神は、倉稲魂命(ウガノミタマ、ウカノミタマ)、猿田彦命(サルタヒコ)で、陰陽師・安倍晴明の子孫にあたる土御門家の鎮守社である。本来、鎮座していた場所は東寺の北にある梅小路の土御門家の邸内にあったものなんだだそうな。って、邸内にあったといえば「御金神社」も同じですね。1911年に、梅小路駅の拡張の為に現在地に遷座したようで、梅小路の蒸気機関車館に「鎌達稲荷神社の碑」があるそうです。
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主祭神の倉稲魂命(ウガノミタマ)は由緒では伊勢神宮・外宮のトヨウケと同一神と記す。
サルタヒコは、元境内に天狗が宿る杉の大木があり、そこからサルタヒコになったのであろう。
いずれにせよ、伏見稲荷大社の祭神を祀る神社である。
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本殿左手前に摂社・白菊稲荷大神が祀られている。白菊大神は、伏見稲荷大社の三の峰の下之社に祀られている。伏見稲荷大社と繋がっている感があるなと。
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おみくじも厳格なルールがあるようだ。
おみくじの授与料をお賽銭箱に入れる
本殿の前で願いを込めて二礼・二拍手・一礼
おみくじを引く
自分自身の行動に照らしあわせて今後の生活の教訓と戒めにして持ち歩く
一度引いたおみくじを中に戻したり、順番を守らないと良くないことが身に降りかかる恐れがあるとか。。
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本殿右に、4つの石標「宇賀神塚(うかのかみのつか)」、「浄蔵貴所之塚(じょうぞうきしょのつか)」、「黒住大明神(くろずみだいみょうじん)」、「阪杦大明神(さかすぎだいみょうじん)」がある。
「サムハラお守り」は「浄蔵貴所之塚」から来ています。話としては、比叡山の呪術憎・浄蔵伝承は次の通り。
菅原道真と覇権を争った三善清行の八男
加持祈祷の名手
国家的な祈祷や貴族たちの病気治療を行う
平将門を調伏
法力で亡くなった父親を蘇生
傾いた八坂塔を元通りに直した
この法力伝承から「サムハラ守り」が出来たそうな。
サムハラ神社
サムハラは新しい話の認識でした。実は・・。
戦国時代、岡山・落合城に「サムハラ」と書かれた石碑があり、その石碑を拝み、紙などに写して身につけた者は、矢や鉄砲の弾が当たらないという信仰が始まる。サムハラのおかげで「日清・日露戦争」で銃弾に当たらなかったという者が出てきて、大阪に「サムハラ神社」を建立したそうな。そして奥宮、元宮が岡山にある。
「黒住大明神」は黒住教なのかな。岡山にある神道宗教ですね。京都では吉田神社近くに「宗忠神社」がそうですよね。どういうことかは謎ですが、岡山がキーワードなんでしょうね・・。
最後に「宇賀神塚」は三室戸寺など奈良、京都の寺でもおなじみなので省略します。
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御朱印などはセルフサービスになっています!?いや、御朱印は書き置きがあり、お守りも自分で欲しいものを引出しから出し、その分のお金を本殿のお賽銭箱に入れる仕様です。
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ここにも節分祭があるようです。
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▼旅行記、セットで行くところ
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