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京都駅すぐ親鸞「西本願寺/東本願寺/興正寺」隠れスポット!伏見城遺構「渉成園」

奈良では「東大寺と西大寺」で、京都では「東寺と西寺」「東本願寺と西本願寺」と対になっている。「東本願寺と西本願寺」が面白いのは元々1つで別れた歴史があるということだ。
 京都駅から北上すれば東本願寺で、そこから西に行くと西本願寺と興正寺で、東本願寺から東に行けば東本願寺の「渉成園」がある。

親鸞ゆかりの寺ですね。

  • 藤原(日野)有範の長男として京都で生まれる

  • 9歳で青蓮院慈円の元に出家し、比叡山で修行する

  • その後に浄土宗開祖・法然の弟子になる

  • 1207年、法然は讃岐に流され、親鸞も越後に流される

  • 1211年、京に帰れたが法然が亡くなったと知り東方面へ普及活動に動く

  • この普及活動で法然の浄土宗をブラッシュアップさせた浄土真宗を完成させる

  • 1234年、帰京

  • 1262年、90歳で没

変更履歴
2023/03/06 初版

▼HP、アクセス、本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

▽興正寺:京都府京都市下京区花園町 七条上ル花園町70番地 堀川通り

 西本願寺の南側に隣接。「こうしょうじ」と読み、親鸞を開祖とする真宗興正派の本山。私はここも西本願寺で別名「興正寺」なのかなと思っていたのだが、歴史を見ると間違ってはいないようで、西本願寺から分かれたようだ。

  • 親鸞は現在の新潟にあたる越後国へと配流された

  • 1211年、勅免をうける

  • 1212年、京都へと一時帰洛して、山科の地に一宇を草創

  • 1197年から1242年、順徳天皇が興正寺とした

  • 1295年から1336年、寺を山科から京都東山の渋谷へと移し、寺号も佛光寺と改める

  • 1451年から1492年、再び山科の地に多くの門徒と共に興正寺を再建する

  • その後は本願寺と歩調を合わせ、度重なる移転にも常に行動を同じくした

  • 1591年、興正寺は本願寺とともに現在の地へ移る

  • 1876年、江戸時代を通じて西本願寺の末寺だったが独立

  • 1902年、火災によって鐘楼や経蔵以外を焼失

  • 1912年、御影堂が復興

  • 1915年、阿弥陀堂が復興

  • 御影堂に安置されている親鸞聖人は40歳の姿を刻したもの

  • 阿弥陀堂には本尊・阿弥陀如来坐像が安置されている


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▽西本願寺(本願寺):京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町

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  • 親鸞聖人の廟堂から発展

  • 親鸞が1263年1月16日に90歳でお亡くなりになると京都東山・鳥辺野の北にある大谷に石塔を建て遺骨をおさめた

  • 1272年、墓が簡素なものだったので、大谷の西、吉水の北にある地に六角の廟堂を建て、ここに親鸞の影像を安置した

  • 現在の「大谷廟堂(おおたにびょうどう)」である

  • 大谷廟堂は、覚信尼が敷地を寄進したもので、大谷廟堂の留守職は、覚信尼の後に覚恵、覚如と続く

  • 1321年ころ、本願寺改名し、阿弥陀仏を堂内に安置した

  • 浄土真宗は、鎌倉時代の中頃に親鸞によって開かれたが、室町時代に蓮如上人によって民衆の間に広く深く浸透して発展した

  • 本願寺は親鸞の廟堂から発展

  • 1465年、比叡山宗徒により本願寺が燃やされる

  • 1478年、京都山科に赴き本願寺の造営に着手し、12年後に御影堂の再建し、阿弥陀堂などの諸堂を整えられた

  • この後、権力闘争により京都以外の大阪なども含めて転々とする

  • 天下統一を目指す織田信長は、大きな社会勢力となっていた本願寺の勢力が邪魔で戦ったそうな(最終的には和議を結ぶ)

  • 1563年、徳川家康は一揆に苦心したので本願寺を分断させてやろうと・・フツフツと思う

  • 1591年、豊臣秀吉のおかげで今の地に移る

  • 1602年、家康は天下人となり東本願寺を建立させる

  • 1617年、御影堂、阿弥陀堂が焼失

  • 1636年、御影堂が復興する

  • 1639年、現在の龍谷大学の発祥になる学寮を始める

  • 1760年、阿弥陀堂が再建される

  • 1994年、世界遺産


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 「唐門@国宝」は伏見城の遺構で、美しさのあまり日が暮れるまで見とれてしまうという意味で「日暮門」とも呼ばれている。

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▽東本願寺:京都市下京区烏丸通七条上る

 京都駅からそのまま北に行けばよい!もしくは、西本願寺から東に300m。西本願寺東側に門が見えるのでそこを突き進めばよい。
 親鸞聖人を宗祖とし、正式名は「真宗本廟(しんしゅうほんびょう)」で、地元では「おひがしさん」と呼ばれている。
 創建は1602年と新しく、乱暴な説明をすると西本願寺と政治的な話で分かれたとする。

 歴史は公式HPでどうぞ。

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→阿弥陀堂門

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→境内

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→阿弥陀堂@重文

 本堂にあたり、本尊は阿弥陀如来立像となっている。脇侍には聖徳太子、七高僧の御影となっている。煌びやかな黄金の極楽をどうぞ!

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→阿弥陀堂@重文から御影堂@重文

 明治時代の再建時のものが展示されている。

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→御影堂@重文

 927枚の畳がる広さで、親鸞聖人が本尊となっている。

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 屋根が二重に見えるので、2階建てに見えるが単層建築である。下の屋根は雨風から外壁を守るために設置されたようだ。

→御影堂門@重文から

 木造建築の山門としては世界最大級で、木造建築の二重門としては日本一の高さとも。二階には釈迦如来・弥勒菩薩・阿難尊者の三尊像が安置されている。

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→大宸殿

 2023年は40年ぶりに特別拝観可能となった。(完全予約制)

  • 障壁画が見どころの書院造

  • 障壁画は右から左に読むと物語になっている

▽渉成園(東本願寺):京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町

東本願寺から東へ歩くとすぐだった記憶が。

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2023年1月 展示会があった
2023年1月30日:展示会があったが、庭園は水抜き状態だったためか冊子を頂く

→冬

2023年1月30日:水抜きの庭園
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→滴翠軒(てきすいけん)

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→代笠席

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→傍花閣(ぼうかかく)

 桜の時期はこちら

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→回棹廊(かいろうろう)

 縮遠亭のある北大島と丹楓渓を結ぶ木造橋で1884年頃に再建。1858年の安政の大火で焼失する以前は、朱塗りの欄干を持つ反り橋だったと伝えられている。

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→そのほか

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→『こうりん ークローン文化財 上洛ー』展(2023/1/14~1/29)

▼旅行記、セットで行くところ

▼仏像展


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