見出し画像

年収300万円から500万円以上にするのは面接テクニックで達成可能

転職で年収を上げたいのは皆が思うことですが、
会社を移るタイミングで年収が大きくUPする
ことは中々ありませんよね。

私がエージェントとして転職市場を見てきて
転職時の年収UPは現状維持から10%程が一般的で
ポテンシャル採用(未経験の職種での採用)だと
下がることは珍しくありません。
(尚、私がご支援をさせて頂いた方々の場合、
転職後5年で平均3倍以上になっています)

ただし、例えば現年収が300万円前後で、
500万円位に上げたい場合は、
面接のテクニックで実現可能な時も多いです。
どうすれば良いのでしょうか?

応募する会社は成長産業

これは以前に書いたコラムで書きましたので
年収を上げる為にはどうすれば良いのか? を
読んで頂ければと思いますが、
応募する会社は成長産業の成長企業です。

更には、その中でフロント職(営業など
顧客に対峙してお金を稼ぐ職種)に就くか、
そうでなければ専門職(会計、ITなど)に就く
ことです。

年収を上げたいけれども、
希望している業界や会社が低年収という
ターゲットの筋が悪いケースはとても多いです。

当たり前ですが、キラキラ人気の産業で、
高いスキルを必要としない仕事は年収が安いです。
年収が安くても希望する人々が沢山いるので
人を採用する会社は年収を上げる必要がないのです。

また、一見安定していそうでも、
衰退産業の非成長企業で社員の平均年齢が高い
会社は年収が安いものです。

会社や業界の選択で間違えないよう注意しましょう。

応募書類の書き方にもコツがある

応募時には職務経歴書を提出しますが、
その書き方にもコツがあります。

アピールしようと思って自己PRを充実させても
あまり意味はありません。
考えてもみて下さい。
会ってもいない人がどれだけ自分の強みを書いても、
真に受けてくれる読み手がどれだけいるでしょうか?

職務経歴書は、実際の職務経験という事実を通じて
自分を魅力的に見せる
必要があるのです。

もし自分がコミュニケーション能力が高いという
強みを伝えたい場合は、職務経験の中で
その強みを発揮した業務経験を書くのです。

例えば、経理部に属していて経費申請の手続きが
電子化されることになって全社の人々に対して
申請方法の変更を伝える作業に取り組んだ経験が
あったとしたら、具体的にやったことを書きましょう。

自ら申請方法のマニュアルを作成して、
他の部署の方々に新たな手続き方法を説明する為の
説明会を部署ごとに開催したこと、
そこでプレゼンを行って参加者からの質問にも
対応して経費申請手続きの変更を周知する
プロジェクトを成功させたことを書くのです。

そうすれば読み手は「この応募者はコミュ力がある」
と自ら思ってくれます。
事実から伝えたいメッセージを示唆することです。
読み手が自らあなたの強みに気づいてくれる様に
仕向けるのがポイントです。

面接での話し方がポイント

人並み以上の能力があるのにも関わらず、
面接を突破できない人には、
必ず原因があります。

その原因は沢山ありますが、
その中でも改善すれば効果大なことは、
話し方です。

面接担当者から問われた質問に答える時、
その質問に対して結論ファーストで答えることです。

結論→理由という構造で話すだけでも
印象はぐんと上がります。
ま、逆に言えば、そうしていなかったことで
非常に損をしていたと言えるでしょう。

例えば、、、こんな2つの事例があります。

***
<事例1>
面接官:なぜ営業職を希望しているのですか?

応募者:私、学生時代に居酒屋でバイトをしていて
 いろんな人々と話すことが多かったのです。
 人と接していることが楽しくて充実していました。
 ああ、ですから、人と接することが好きだから
 営業の仕事をやりたいと思っています。
 あと、そのバイトではメニューについて質問される
 ことも多くて…

面接官:ちょっとごめんね。で、志望理由は何なの?

応募者:え、あ、その、あの…
***

これではダメですよね。
過去のエピソードから話し始めていますが、
何が結論で何を伝えたいのかが分かりにくいです。

では同じ人が話し方を修正した事例も読んでみて下さい。

***
<事例2>
面接官:なぜ営業職を希望しているのですか?

応募者:はい、主には2つありまして、
 人に接してお役に立つことにやりがいを感じるのと、
 自分が扱う商品の機能や魅力を伝えることが
 とても好きである為です。

 それぞれ説明させて頂きますと、
 1つ目については・・・・(中略)・・・・です。
 2つ目は・・・(中略)・・・です。
 以上の理由から、私は営業職を希望しています。

面接官:なるほど。その2つ目の件だけど、 
 それを行った実際のエピソードを教えてくれる?
***

如何でしょうか?
雑なスクリプトですが(笑)、
事例1の会話だと面接官は「何が言いたいの?」
とイライラしますよね。
読んでいてもそうだったと思います。
ちょっと、候補者の能力も足りなさそうな
印象を受けます。

一方で、事例2だと優秀そうな印象を与えますよね。
面接官からすると、応募者がお客さんに対しても
スマートに対応しそうだと推測するでしょう。

同じ能力の人物でも、話し方ひとつで
相手に与える印象は正反対です。

事例2の様に面接での話し方は、
質問に対してはまず結論を答えることです。
そして、話す順序は結論→理由です。

日常会話だと、いきなり結論を言うのは
はばかられる時が多いとは思いますが、
面接はビジネスのミーティングと同じです。
結論ファーストを心掛けましょう。

ファクト・ベースと結論ファースト

年収アップを勝ち取る為の面接テクニックは、
やるべきことは沢山ありますが、
とても基本的でかつ重要なことを述べてみました。

応募書類である職務経歴書の作成では、
経験した具体的な業務内容でアピールすることを
ご紹介しました。
経験した事実(ファクト)から、
読み手に伝えたいメッセージを示唆することが
ポイントでしたよね。
ファクト・ベースの職務経歴書です。

そして面接の会話では結論を先に理由は後です。
結論ファーストの会話を心掛けましょう。

以上の2つを実践するだけでも、
面接は突破しやすくなります。

仮に今の年収が同世代の平均年収前後か
少し低めの300万円前後だったとしても、
500万円位が支払われる職の面接で
高い評価を得て採用される可能が高まります。

伝え方はとても大切です。
以上、多少なりとも参考になれば幸いです。
少しでも待遇を改善して、楽しい人生を送りたいものですね。

(2022年9月12日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!