年収を5年で2倍にし続ける人に共通する考え方
年収が5年毎に2倍になっていけば良いと思いませんか?
新卒1年目の時に年収300万円だったとして、
その後5年後には2倍になっていくとしたら、
こんなイメージです。
28歳位で600万円
↓
33歳で1200万円
↓
38歳で2400万円
↓
43歳で4800万円
・
・
・
上記の最後あたりからは、努力や実力だけでなく、
運(役員昇格や事業の成功でのご縁の要素)や
所属している業界が高収益な産業であることが
必要だとは思いますが、
こんな感じで収入が増えていけば人生自由度が高まりますよね。
年収を5年で2倍にしている人の共通点
そんなのムリ!と思うかもしれませんが、
実現している人もいます。
43歳で4800万はレアケースですし、
その先ずっと2倍にし続けるのは難しいとしても、
38歳前後で2400万円あるいは2000万円前後に
到達している人は多くなくても珍しくはありません。
その人達に共通する要素のうち
他の人々が“はっきりとは”持っていないことの1つが、
自分を知っているということです。
あなたはどうでしょうか?
自分のことを理解していると自信を持って言えますか?
では、自分を知っているとはどのようなことか。
「自分は何者か?」
と大きく問われても答えにくいと思いますが、
次の4つのことに答えることが出来れば
今の自分のことを知っていると言えるでしょう。
キャリアの観点で記載します。
4つの質問で自らを知っているかチェック
では、自分を理解しているかどうか確認する為の
4つの質問を紹介します。
ぜひ読みながら、ご自身は質問に答えられるか、
どう答えるのか、考えてみて下さい。
① あなたは仕事を通じてどんな役割を担っているのか?
仕事における自分の役割には大きく2つの視点があります。
社会やお客さんなど外部に対する役割と、
会社や同僚など内部に対する役割があります。
外部に対する役割は
「社会の中で、あなたはその仕事を通じて
どんな責任を果たして、どんな価値を生み出しているのか」
ということです。
内部に対する役割は
「その仕事を行う組織の一員として、どの役割を担い、
どう仲間や組織に貢献しているのか」
ということです。
② その仕事で自分が大切にしていることは何か?
これはモノとかではなく、自分の内面のことがら、
例えば、自分のポリシーとか、価値観です。
「私はこうありたい」という思いは何か?
誰しも、自分が行動する時の指針となっている
価値観があるはずです。
③ その仕事で自分が使っている強みは何か?
これは自分の能力やスキル、性格や環境面の特長などです。
スキルはハードスキル、ソフトスキルの両方で見ていきます。
他にも、性格面や身体面の強みや、人脈や家庭など環境面の
リソースなども冷静に振り返れば認識できるはずです。
自分の強み、活かせる能力、を知っていれば、
何がやれて、どこで勝負すべきかも判断できます。
④ それによって何を獲得しているのか?
自分が担っている仕事・役割は何で、
何を大切にしており、
どんな能力とスキルを使って、
何を獲得しているのか。どんな成果をあげているのか。
どうでしょうか?
働いて賃金を得ている、、、だけではなく、
もっと掘り下げると見えてきます。
あと一つ必要なこと
以上の4つの問いに答えることが出来るなら、
今の自分はどんな人間なのか、理解できています。
現在の自分がどんな人間か理解していて、
人生の道筋で自分は今、どこに立っているのか?
自分の現在地が分かっていると、
自分の理想や目標などゴールから逆算して
これから何をやるべきか計画を立てることが出来ます。
そして、もう一つ年収を5年で2倍にできる人々に
共通することは、その計画を実現すべく、
行動するということです。
自らを知り、自分の理想を描き目標を立て、
それらに向かって行動することが出来れば、
収入アップや、あるいは、働きがいの向上を
実現出来る可能性が大いに高まります。
(2023年6月19日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士
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