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福祉出がLGBTを学んで

LGBTという言葉をメディア等で聞くことはありましたが、地域のコミュニティカレッジの講座で少し掘り下げて話が聞けたので、簡単なまとめと私なりの考えを簡潔にお伝えしたいと思います。

1.LGBTとは?

  • L   レズビアン(女性に魅かれる女性)

  • G ゲイ(男性に魅かれる男性)

  • B バイセクシャル(男性女性どちらにも魅かれる人)

  • T トランスジェンダー(身体の性と異なるアイデンティティを持つ人)

この他にも様々な性的マイノリティがあります。

(例)Q(クエスチョニング・クィア) S(その他のマイノリティ)
など、沢山のマイノリティがあります。

又、当時者であり、講師として招かれていた女性はそもそも、トランスジェンダーはアイデンティティであり自分自身の事であり、レズビアンやゲイ、バイセクシャルと一緒くたにする事に異議をうったえておりました。

確かに、どのような性を好きになるのかと自身のアイデンティティの項目をマイノリティと一色たにするのは違和感があります。

しかし同時に私は、全部アイデンティティ形成の話にもなるのではと、異論ではないですが、思うところはありました。一緒くたというより、主なマイノリティという意味で良いのではないかという事です。

又、私も知らなかったのですが、おなべというのは差別(放送禁止)用語にあたるそうです。

1-1.性の構成

  
  • 身体の性別

  • 性自認(扱われたい性、アイデンティティの性)

  • 性的思考(魅力を感じる性)

  • 性表現(服装やふるまい)

身体の性別以外は、どの項目も明確にはっきりと男か女かわかれるのではなく、中間くらいであったり、どちらかに少し寄っていたり様々なようです。

当事者の方(講師)が中学生の頃は男性が好きでそれ以降は女性も好きになったという話もされておりました。

私の子供の小学校が公立ですが、男の子も女の子も、さん付けが主流らしいですが、そういった背景や教育があるのであれば納得です。

1-2.マイノリティの生きにくさ

当事者である講師の方の話や自己紹介からも、男の子の制服が着られない話、不動産屋で夫婦や内縁であれば、賃貸契約できるが、中々同姓同士で出来ない問題などが取り上げられておりました。

私も、職場で性同一性障害の男性が女性更衣室を使うという周知がされた事を思い出しました。

仮に彼が心が女性であるのに、男子トイレを使わせるのは確かに屈辱的であろうと想定できます。

1-3.アライとは!?

アライ(ally)とは味方と訳されたりします。アライアンス(alliance)=同盟、提携という意味からきております。

LGBTアライとは当事者の事を支援したい、理解したいと思う人の事を指します。

LGBTアライのサインとして、6色のレインボーカラーのアクセサリーを身に着けてたり、飲食店等で6色レインボーのフラッグ等があるところは当事者としてわかり易いようです。

2.当事者もそうでない方も

リスペクト!!

当事者もそうでない方も絶対的に言える事は、お互いの事を知り、知るからこそ、強要、強制をしないのではないでしょうか。

中々職場の上役や世間からの冷たい視線もあるかもしれませんが、知らないと言う事も原因として多分にあるのでしょうか。

私も今回、以前よりほんの少しLGBTを知る事が出来ただけで、レインボーカラーのアイテムでも探してみようかななんて意識が変わりました。

2-1.知ってもらう(発信)

相手が知るには、当然、発信しなければなりません。声を出さなければ、相手に聞こえないです。私は当事者の苦しみはわかりませんが、正直、これは大切な事だと思っております。

LGBTの問題に限らず、『気づいてくれ』の姿勢だと当然気づいてくれる人と気づかない人もおります。

これからも、当事者、行政、メディア、団体、個人により、知ってもらう為に発信は続けて欲しいと思います。

2-2.知ろうとする。(受信する)

少しでも情報を取りに行く、学ぼうという姿勢からそこに理解が深まるのではないでしょうか。

実際、私もLGBTという言葉の意味は知っていても、それまででした。
メディアで流れていてもそこに意識を向けていなかったからです。

今回地域のコミュニティカレッジの講座を受けるという能動的な行動により、理解が深まったのだと思っております。

学ぼうという姿勢になっていなければ、発信があっても受信が出来ないのです。場合によっては気が付きもしないのではないでしょうか。

当事者の話を訊く姿勢となって初めて、私の中で何かが変わった気がします。

3.福祉の和

福祉とは広義で皆が幸せになる事に定義づけられる事が多いです。
福祉に携わっている人間としても、LGBTの件も広めていければと思います。

私自身が当事者でないの事と、LGBTの研究や勉強をしたわけではないので、価値観の押し付けは全くする気はないですが、福祉に携わる、携わってきた者のプライドとして、アライ(理解者)でありたいとは思っております。


荒川コミュニティカレッジより抜粋

参考 レインボー荒川の会 講話、資料より
御一読ありがとうございます!!




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