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冬のイベント『羅漢冬の星座神話伝説』

やましろ体験交流協議会です。2023年12月3日(日)に開催された『羅漢冬の星座神話伝説』イベントは無事終了いたしました。山口県岩国市錦町のらかん高原施設「らかん高原交流センター」で行われたイベントは、クリスマスリース作りから始まり、ヨガ体験、食事をした後には星空観測を行いました。盛りだくさんの企画でしたが、参加者の方にも喜んでいただき楽しいイベントになりました。

今回はその時の様子をご紹介したいと思います。

寒い一日になりそう

暖冬といわれていた今年、12月3日(日)に降るとは予想だにしていなかったスタッフ一同。しかし、前々日にはチラホラと舞う雪。積もるほどではありませんでしたが、気温はぐっと下がりました。「これは寒くなる!」服にホッカイロを貼り、厚手のコートを羽織っての出勤です。

らかん高原とは?

らかん高原は、山口県の東端の西中国山地にあり標高1,109mの羅漢山の裾野に広がる高原です。景観は美しく、夜には満天の星空が見渡せます。この日は新月で夜に月は見えませんでした。満天の星空観察、天体観察ができます。

夢中になるクリスマスリース作り

スタッフが素材をあちこちから集めていたクリスマスリース作り体験。常緑樹をハサミで切っていたときは、「どれだけあればいいの?」「これで大丈夫?」と内心思っていました。

しかし講師の方が持参して下さった素材を見て、気持ちがキュンキュン。これは可愛い、楽しそう、素敵すぎる。素材を見ているだけで幸せな気分になりました。リース作りがはじまる前から、これは皆さんに楽しんでもらえると確信がわきます。

15時から始まったクリスマスリース作りは、華やかな素材に参加者の皆さんも笑顔に。福元富士江講師のご指導のもと、それぞれ個性あるリースが完成。唯一無二のクリスマスリースに皆さんも満足気でした

横尾忠則作の天井画を眺めながらのヨガ体験

今回のイベントで使用した施設「らかん高原交流センター」には、世界的なアーティストである横尾忠則作の天井画があります。1960年代から現在に至るまで、日本のグラフィックデザイン、ポップアートを牽引し続け、現在は美術家、画家として活躍しておられます。

らかん高原交流センター建物の天井画が描かれている部分は、屋根がピラミッド型になっています。横尾氏の提案で方角をエジプトのピラミッドに合わせて建築されているそうです。デザインも実際に錦町で見た景色をそのまま描かれています。

そんなパワースポット的な場所でのヨガ体験。神秘的で不思議な空間でのヨガは、講師・吉田裕子先生のもとでゆったりと日ごろのストレスを緩和できた気がします。最後には、天井画の中央で丸く弧を描いてマットを並べ、リラックスムードの中、終了しました。

手に届きそうな星空が広がる「らかん高原」

建物から外に出ると冷たい空気が身を震わせます。ですが、空を見上げれば満天の星。思わず寒さを忘れて笑顔がこぼれた瞬間です。

講師の吉村さんと牧さん。お二人が天体望遠鏡を持参され、惑星や恒星を見せて下さいました。土星や木星、すばる、全天で最も有名な二重星「アルビレオ」など、様々な天体を見せて頂きました。個人的には土星を見て感動!写真や映像でしか見たことがなく、望遠鏡を覗いたら見たことのある土星そのものが見えました。宇宙って凄い!地球でさえちっぽけなことに思えてくるほど、宇宙の神秘に触れた気がしました。

この体験学習を通して

今回、「羅漢冬の星座神話伝説」にご参加くださった皆様、講師の方々にはお礼申し上げます。このイベントを通じて、何かしら自身の中で心に残るものがあれば嬉しいです。参加者、講師、スタッフに一体感が生まれたようなイベントでした。今後とも、やましろ体験交流協議会の体験学習を宜しくお願いいたします。


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