後輩に公の場で名指しで悪口を言われた過去がある

どうも、センサールマンの山﨑仕事人でございます。
あのですね、ふと過去のことを思い出したんです。

お金のことで叩かれた

もう10年ほど前ですが、Twitter上で後輩数名に叩かれたことがあります。
叩かれたというか内容的にはただの悪口で、しかも匿名とかじゃなく名指しでした。
第三者も見ている場所で名前を伏せるでもなく後輩同士でリプを飛ばしあって悪態をつかれていて、見た時はだいぶ驚いたものです（笑）。

悪口の内容は、当時僕が主催していたインディーズライブで「出演者からお金を集めて山﨑がめちゃくちゃ黒字を出している」という内容でした。
細かい話は書きだすと長いし気持ち良いものではないしそもそも今日の本題でもないので有料部分に書きますね（興味のある人だけお読みください）。

あ、でもひとつだけ。
黒字を出していたというのは完全な嘘で、むしろ赤字でやっていました。
信じるか信じないかは読む人にお任せしますが、一応これは言っておかないと僕のスタンスが明確じゃないのでね（笑）。

正当性を訴えることに意味はなかった

実はTwitterに書かれる少し前から「お金の計算おかしくないですか？」みたいなことは軽く言われていて、確かにおかしいと思われてしまう部分があったので、そこに関してはちゃんと説明していたんですね。
それなのに書かれてしまいました。
きっと僕の説明を信じられなかったんでしょう。

その件以降、芸人にその話をされたりして、事の詳細を説明する機会が何度もありました。
それはもう事細かに「あれはこれこれこうで～」と説明して僕の正当性を強く訴えたものです。
機会があるたびに説明を続けました。

ただしばらくして、どこかのタイミングで「あ、これ意味ねえな」と思ったんですよね。
いくら正当性を叫ぼうが、説明しようが、無意味だと。

と言うのも、ほとんどの人にとって真実なんてどうでも良くて、僕のこと（あるいは僕の悪口を言った後輩のこと）を好きか嫌いかでしかないんですよ。
いくら細かく説明しようがその人にとっての『信じたい人』はもう決まっていて、そっち側の言葉しか受け入れる気がありません。

僕のことを嫌いな人にどれだけ正論を言おうが最初から信じる気がないので何も伝わらんのです。
もっと言えば、仮にこの件で領収書など明確な証拠を持って正当性を証明したところで、その人はきっと僕のことを嫌いなままです。
「そうだったんだ！ごめんね！しごにゃんが正義！」とはなりません。
「疑われるようなことをする方が悪い」とか「疑われるような人間性なのが悪い」とか言われて終いでしょう。

逆に僕のことを好きな人は僕の言い分をすんなり信じてくれます。
これも言い分が正しいからではなく、「山﨑が言うのだから」です。
もっと言えば、僕が本当にめちゃくちゃ黒字を出していたところで「山﨑らしいな！」ってなもんで笑ってくれるでしょう。

そんなもんです。

なんで自分が正しいことを証明したいのか、それは、ざっっっっっくりと言えば「好かれたいから」でしかありません。
社会的に損害を被るほどの案件なら別ですが、この件程度のことなら誤解されたままでも正直そんなに損害はないわけで、つまりは個人的な感情の問題なわけです。

話を戻しますが、話の受け取り手にとって、どちらを『信じたいか』＝どちらを『好きか』は先に決まってしまっています。
であれば正当性を説明（証明）することは無意味だよね、というお話です。

僕を好きな人にだけ好かれたらいい

自分のことを好きでもない人に時間を使うのは無駄でしかないんです。
まぁ中立派はいるだろうし、何より言われっぱなしは嫌なので、軽く説明するとか全体に向けて無実を表明しておくとかは有りでしょうが、それ以上は何の意味もありません。

「僕は僕を好いてくれる人に対して時間や労力を使いたいなぁ」と。
この一件をきぅかけに、こういう考え方をできるようなったのは少し感謝しています（笑）。

あ、ちなみにですが説明がややこしくなるのであえて『黒字を出す主催者＝悪い』という前提で話を進めましたが、僕自身はそもそもそれが悪いことだと思っていません。
会場を予約したりアンケートを作ったり出演者と連絡を取ったり、裏方や雑務をしてるんだから多少儲けたって別にええでしょう。
多少どころか、仮に10万円の黒字を出そうが全然ええです。
ただし10万円の黒字を出そうとしたら出演者からめちゃくちゃ高い参加費を集めないといけないわけで、そうしたら出演者が誰もいなくなります。
出演者には出る・出ないの選択権があって、主催者に強制力なんてないわけですから。
主催がお金を儲けちゃだめならイベント会社とか成立せんでしょう。
と、当時からこのこともよく言ってたから余計に疑われたんでしょうね（笑）。

☆以下、有料記事は『黒字を疑われた経緯』みたいな内容です。