山本博志

将棋棋士四段 25歳

山本博志

将棋棋士四段 25歳

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    藤井先生

    ※深夜に書きました。気持ち悪いです。なるべく夜に読んでください。 王座戦二次予選で藤井猛先生と対局が決まりました。 B2以上の先生とは数えるほどしか対局していないですし、持ち時間5時間以上の棋戦では初めての事です。そしてその相手が藤井先生。 と考えると、物凄く運がいいですね。デビューから1年半になろうとしていますが、思ったより早かった。 率直に言って、「持ってる」と思います。あはは。 かなり嬉しいんですよね。噛み殺しています。 色んな所でチラホラお話させていただいてるんです

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      • 22勝14敗

        ご無沙汰しています。 成績が切り替わる年度末です。 そして今年初の投稿ですかね、あーびっくり。もう春ですよ。 なぜ今まで何も書かなかったのか… なんでだろう。ぼっーとしていたと言うか… あまりあれこれと思い詰めなくなったからだろうか? 成長か逃避か、よく分からない。とにかく今年は深く思い悩んだりしていないような気がする。うん… しかし、そうしているうちに、その事自体が悩みになったりして。生きるって大変です。 ーー 「こんなんじゃダメだ。」「まぁしばらくはこんな感じで仕

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        • 2021年

          12月27日。年末である。ここ数日ぐっと寒くなって、「寒い」と口にする回数が増えた。澄んだ空気を全身に浴びて、ぶるぶると身体を震わせる。不思議と悪い気分ではない。 2021年。今年は特に何も成し遂げる事が出来なかった。ただ、少しずつ自分を取り戻す事が出来た。将棋はあまり勝っていないが、焦りもそんなにない。来年からは結構勝つ気がしている。 昨年末は、夜は寝れない、2日に1回はほぼ動けない、動画も集中して観れないのでインスタのリールみたいな動画しか観れない。という状態だった。

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          • 佐藤康光先生の将棋

            第47期棋王戦挑戦者決定トーナメント、郷田真隆九段対佐藤康光九段。 まさしく驚天動地の銀の舞であった。 2021/11/24 という日は、将棋ファンの記憶と心に残るべき一日となったと言っても良いのではないか? 会長の 銀が暴れし棋王戦 11月24日は 暴銀記念日 。。 朝から終局に至るまで、プロである自分も"怪鳥" "暴銀"などとファンの方々と一緒に楽しんでしまった。(正直、棋譜を並べながら自然に笑顔になってしまう。) この一局は評価値を追うと「奇天烈な作戦から劣勢にな

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            • 「"【10人限定】近藤誠也七段との5分間のビデオ通話権"を考えてみた」

              東西の新将棋会館のクラウドファンディングに於いては、沢山の将棋ファンの方々にご支援を賜り本当に感謝しています。ありがとうございます。 寄付をする事で得られる様々な特典の中でも目を引くのが、本稿のタイトルにもなっている「"【10人限定】近藤誠也七段との5分間のビデオ通話権"」である。 https://readyfor.jp/projects/shogikaikan01 この特典の凄いところは、なんとこの私、山本博志も彼とはビデオ通話をした事は無いということだ。そして今後も

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              • 浮き足立つ

                少し涼しくなって、もう秋である。本当に時間が経つのが早い。将棋を指していないと、この過ぎた時間に何も残らないような気がしてしまう。棋譜が残るのが将棋の素晴らしいところだなと改めて思う。 昨日の対局に勝ち、7連勝である。なんということか。 体調が持ち直したのも大きいが、特筆すべきは後手三間で7連勝している点である。やはり後手ノーマル三間飛車には、後手振り飛車界の救世主たりうるポテンシャルがあるのだろう。戦法が素晴らしいのだ。 最近は他の方のノーマル三間飛車の勝率も良いような気

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                • スロットにハマり掛けた話 前編

                  ※少し前に書き上がったものの、後編を盛り上げる自信が無くなりボツになった文章です。笑 自粛というと聞こえがいいが、家でひたすら緩やかに過ごす毎日である。体調が回復して、時間の経過の中に穏やかな幸福感を見つけることも増えて、ありがたい限りだが、何かが足りないと思う事もある。 一言でいえば、"刺激"が足りないのだ。 手軽な刺激を求めて、将棋ウォーズを開き赤いボタンを押す。〜数分後〜 「悔しいじゃろう?その悔し涙を力に変えるんじゃ。」爺さんの声が聞こえる。 うぐぐぐぐ。 将棋に

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                  • 人生最大の二週間

                    早いもので9月になった。急に冷え込んで寒いので、身体が驚いているように感じる。思考の方はやや冷静で、まぁ毎年こんなものかなとも思う。 ふと、あんまり家に篭るのも良くないと思い立ち、ベランダに出て深呼吸をしてみた。すぅ〜はぁ〜。秋の涼やかな風は、冷気と共に驚きを僕にもたらす。 少し前はあんなに夏の匂いがしたのに、すっかり季節が変わってしまったかのように感じた。この心地よさが懐かしい。思わず目を閉じる。 …どうやら思考は、冷静ではいられないかも知れない。 もう3年も経ってしまっ

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                    • 久々の3連勝

                      こんにちは。お久しぶりです。 前回の記事で、「このnote=日記は自分の生きた証でもあるし、この先も続けていきたいよ!」というような事をポエミーな文章で書いてしまったのだが、そこから困ったことに全くネタが浮かばず、結局2ヶ月近く経ってしまった。 世相が難しいというのも大きい。何を書くべきなのか、どうしても考えざるを得ない。沈黙は手堅い選択肢である。本当ならば一人旅に行きたい気分だ。【ヒロシヤマモトのまったりお散歩旅】〜絶品一人焼肉編〜 いつか旅行が許される時が来たら、こん

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                      • ノートの切れ端

                        ごくたまに、昔の自分のnoteを読むと、「えーこんな表現してるのぉ」 といういたたまれない気持ちになる事がある。嘘は書いて無いはずだが、今の自分がその時の自分に「そんな事考えてたん?」と思わず聞いてしまう。 まぁ、これがきっと日記の楽しみ方なんでしょう。noteを始めるまで、日記というのにチャレンジしても全然続かなかった。読んで下さる方がいて、モチベーションがあって初めて続いている。この先、どれくらい続くだろう?未来の事は分からないが、出来るだけ…と思う。 ーー あぁ

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                        • コントが始まる

                          「コントが始まる」というドラマが、昨日最終回を迎えた。 普段ドラマを観る習慣が無いので、こんなにも毎週心待ちにして、ほぼリアルタイムで全話観たのは久々だった。半沢直樹以来か。 良かった… 本当に良い作品だった。 売れないトリオ芸人、マクベスの3人春斗、瞬太、潤平を中心とした青春群像劇なのだが、ぜひ検索して頂いて、大まかなあらすじだけでも読んでもらいたい。 最近、色々なお笑い番組、芸人さんのyoutubeを観るようになり、「お笑い」「お笑い芸人」という存在に強く惹かれるの

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                          • 近況

                            もう6月である。恐れ入った。時間があっという間だ。きっと書かないと文章力もあっという間に落ちてしまうだろうから、そろっと書いてみよう。 ーー 強い人はみな、「目の前の1局1局を」と言っている気がする。毎回聞いているとテンプレートのようにも思えてしまうが、きっと深い深い含蓄があるのだと思う。最近、ふと思った。 奨励会員の頃、最初のうちこそ次の級に上がるのが目標だから、6つ勝てば良くて、1日に3連勝すればその3勝ははとてつもなく大きな意味を持った。 三段になり、目の前まで

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                            • きわみん

                              お久しぶりです。 書こうと思っていてなかなか書けていなかった、僕の親友で恩人で、なおかつ保護者的人物でもある「きわみん」の話を書きたい。 「きわみん」こと、極と僕の出会いは、小学二年生の頃まで遡る。僕が通い詰めていた将棋会館道場でよく見る少年のうちの一人で、お互いに同い年である事が分かってからは、一緒に通っていた父親同士が何故かライバルになって仲良くしていた事もあり、よく意識する相手になっていた。 当時はお互いに1級から初段で、(父親同士もその棋力帯で、今思えばめっちゃ

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                              • 三段時代の狂気の素振り

                                こんばんは、みなさん飛車振ってますかー? 「素振り」といっても野球の素振りではなく、ここでの素振りとは、飛車の方の素振りである。 体調を崩してから研究会を全て休んでいるので、深刻な実戦勘不足に陥っていた。これを克服するべく、体調が少し回復しだした2月頃からひたすら将棋ウォーズをやっている。(3分切れ負け)とにかく色んな意味で一番楽なのだ。 誰かと約束して指すのはそれなりに自分が仕上がっていないと申し訳ない。しばらくはネットで名も無き棋士と指す事にしようと思う。 3分切れ

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                                • 『Starting Over』

                                  ご無沙汰しております。山本博志です。 暖かさすら感じる事も増えたが、このnoteの上では、「明けましておめでとうございます。」という事になってしまう。 時間が掛かってしまったが、ふと、またnoteを書いてみたいなと思った。 今回はどうしても暗めの話になる。 ここ数ヶ月、昨年2020年12月の半ばから、体調を崩していた。 正確に付け加えれば、さらに1年前の2019年の11月から、体調が思うようにいかない日が増え、騙し騙しやって来た中での事であった。 何回かダウンを奪わ

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                                  • 力負け

                                    11/28 朝日杯二次予選 対佐藤天彦九段 清々しいまでの力負けである。 対抗形特有の中終盤の長い捻り合い。相手の佐藤天彦先生からは、どこまでも戦えるような余裕と将棋の体力を感じた。 棋士になってから、この長い中終盤の捻り合いに人間同士の将棋の真髄を感じるような瞬間が増えた。 序盤研究に命を賭けていた三段の頃とはまた違ったところを探求していかなくてはならないな、と思っているし、その事にワクワクしている。 朝日杯はこれで敗退。残念だが、昔から、格上にはあまり勝てないタイ

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