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紙版画でヘイター刷り
うちの学生Kさんが版画クラブで紙版画のヘイター刷りに挑戦しました。ヘイター刷りとはひとつの版、一回の刷りで複数の色を刷りとる技法。その原理は動画の中で紹介しています。
過去にあげた紙版画ヘイター刷りの動画です。
8年前の動画
https://youtu.be/R2Z8ek8Bc0Q
11年前の動画
https://youtu.be/Z0DZ4sqLQFE
ギャラリーカノン「紙版・シリコペ・ペーパースクリーン」展
名前のとおり紙版画だけを展示する展覧会。今回が2回目となり、昨年に引き続き学生といっしょに出品します(出品者のうち12名は私の学生と関係者です)。
紙版画作品のみによる展覧会は私の知る限りギャラリーカノンさん以外ではみたことがありません。私としては貴重な機会。
これまでの紙版画の概念を破る多様な表現の数々をお楽しみいただければと思います。
会期:2024年4月8日(月)ー4月13日(土)12:3
瓶だけでできるエンボス版紙版画
私が考案したエンボス版紙版画という技法があります。厚紙にいろいろな素材をプレス機を使って押し付け、表面に素材の凹凸を転写したものを版にする技法です。
私自身、今までこの技法はプレス機がないとできないと思いこんでいました。ところが試しにやってみたところ、素材を押しつけるのも、刷る(凹版刷り)のも瓶で擦るやり方でそこそこできることがわかりました。
この画像の試作は瓶だけで製作したもの。プレス機は全く使
シルクスクリーンを活用したエンボス版紙版画制作
エンボス版紙版画とは、版用の紙の表面にいろいろな素材を押し当て、素材の凹凸を写し取る技法です。素材それぞれのテクスチャーを生かした表現が得られるのが魅力です。
この動画では、シルクスクリーンを活用した素材の作り方とそれを使った製版方法、作例を紹介します。
「紙版画研究室」
https://sites.google.com/view/yamagumasahi-kamihangaken/