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台湾出張で食べた美味しかったものの話


海外出張の楽しみはグルメ

 6月上旬に、台湾出張をしました。
 2泊3日で、10社のクライアント(特許事務所)に挨拶回りを行いました。
 ありがたいことに、ランチやディナーをご馳走して頂くこともありました。
 日本人の味覚に近いからか、口に合わないものはひとつもありませんでした。
 その中から、特に印象的だったグルメを紹介します。

台湾の美味しかったものその1:タケノコの明太マヨネーズ焼き

 クライアントに、日本食の居酒屋でご馳走して頂きました。
 日本食とはいっても、組み合わせが斬新だったり、台湾流のアレンジがあったりします。
 例えば、サラダにアワビの煮貝が乗っていたり、刺身盛り合わせにライムが添えられていたりしました。

※イメージです

 中でも美味しかったのが、タケノコの明太マヨネーズ焼きです。
 半分に切ったタケノコの表面に、明太子とマヨネーズを分厚く塗り、焦げ目が付くまで焼いたものです。
 あっさりしたコリコリのタケノコに、ほどよい塩加減とこってり感の明太マヨが組み合わさり、絶妙な味わいを生み出しています。
 ありそうでないコンビネーションの料理ですね。

台湾の美味しかったものその2:ヘチマとカニのあんかけ炒め

 また別のクライアントに、台湾料理店でご馳走して頂きました。
 日本でもお馴染みの北京ダックやエビシウマイがある一方、見たことがない料理もありました。
 そのひとつが、ヘチマを使った料理です。
 ヘチマは、台湾では夏野菜のひとつです。

 例えば、カニと一緒にあんかけ炒めにして食べることがあります。
 短冊切りになったヘチマが、細く切られたカニと一緒に、あんかけに浸っています。
 ヘチマの食感や味は、冬瓜に似ています。
 しかし冬瓜よりも弾力があり、キュウリの要素も感じられます。
 癖がないので、あんかけともよく合います。

 ヘチマは、スポンジの状態でしか、見たことがありませんでした。
 スポンジ状態だとカラカラに乾いたヘチマが、まさか瑞々しく美味しい野菜だとは、知りませんでした。

台湾の美味しかったものその3:鶏の足を煮込んだスープ

 台湾料理の中には、ギョッとする見た目のものもありました。
 鶏をベースに味付けしたスープです。
 壺の中に、様々な調味料と香辛料を混ぜた、濃い茶色の液体が入っています。
 お玉ですくうと、「ん!?」と驚きました。
 鶏の足、つまり地面に付いている部分が入っていたからです。
 日本では「もみじ」と呼ばれますが、一般的にはあまり流通していません。

 その生々しい姿に、一瞬固まってしまいました。
 意を決して、鶏の足肉ごとスープを飲んでみます。
 スープは濃い茶色の見た目に反して、しょっぱくありません。
 チキンエキスをベースに、調味料と香辛料が複雑に混ざり合い、上品な旨味が生まれています。
 足肉は、プルプルした皮の中に細い軟骨が入っています。肉と呼べる部分はあまりありません。
 
 ギョッとする見た目と品のある深い味わいの、ギャップがあるグルメでした。

美味しかったもの番外編:ミックスフルーツジュースとウーロン茶を足したドリンク

 台北から台中へ行く際は、新幹線を利用します。
 改札内のコンビニで、飲み物を買いました。
 漢字の雰囲気とラベルのイラストから、よさそうなものを選びました。

 漢字では「茶」とあるのに、フルーツのイラストが描かれています。
 どんなドリンクでしょうか。

 飲んでみると、グァバ、レモン、ライムの甘酸っぱい味わいが広がります。
 フルーツが去ると、ウーロン茶の香りが現れます。
 初めはフルーツジュース、終わりはウーロン茶。
 ケンカすることなく、順番に味と香りが登場します。
 とても風味豊かなドリンクです。
 新幹線乗車中の一時間、少しずつ味わって飲みました。

まとめ

 台湾で印象に残ったグルメを紹介しました。
 今回の出張では、地元の食堂や夜市のグルメを味わえなかったのが、心残りです。
 プライベートで再訪して、食べたいです。

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