noteを始めた母の奇跡を伝えた
先日やっと大仕事が終わりました。何だか今は気が抜けた感じです。
母と私が二人三脚で始めた「やまだのよもだブログ」の集大成として
親子でブログ発信を始めて母に起こった奇跡的な出来事を多くの皆さんの前で講演させていただいたのです。
私にはずっとこの奇跡を出来るだけたくさんの方に伝えなければと言う思いがありました。それはnoteの投稿を始めて一か月も経たない頃から芽生えていたことです。
noteの中では数えきれないほどお伝えしてきましたが、私の感動を私の言葉で伝えたかったのです。
私がお手伝いしている大学のOB会でお話しする予定でしたが、コロナ禍で延び延びになって結局2年経って、その日がやって来たのです。
2年前にお話をさせていただくことが決まってからも、日々母に多くの変化があって、進化も著しいのでこの時期にお話しするのが丁度良かったのかも知れません。
講演の日を迎えて私はいつになく高揚していました。
私と母がブログ発信するきっかけから、奇跡が起こるまでの経緯を包み隠さずお話しました。すべてをお伝えすることに全く抵抗はありませんでした。
私達の日々の活動が、誰かの人生のきっかけになればと一生懸命でした。
その日、帰宅するとすぐさま母が私に聞いてきました。
「今日は上手いったんかな・・・」
母にとってもこの日は、最近の一番うれしい出来事になったようです。自分の作品を多くの方に見ていただけることがとても誇らしかったのです。
私は、より分かりやすく楽しく伝えるために、パワーポイントにも初挑戦しました。
パワーポイントの中でも母の作品を紹介しましたが、直に母の作品を見ていただこうと、10枚程イラストを額に入れて準備することにしました。
「お母さんこれまでの作品で気に入ったのを選んで」と言って、描き貯めたイラストを持って行くと、母には満足するものがあまりないようで、カラーのイラストを新しく数枚描き加えていました。
これにも母の意気込みを感じました。
講演当日は、母が朝から私以上にソワソワしていました。
「今日はもうお経を上げといたよ」と言いながら、元気いっぱいの母に送り出されて会場に向かい、私は母のイラストを受付に並べたのです。
【講演スタート】
スライドを使いながら30分程お話をさせていただきました。私は真っすぐな気持ちで伝えていました。
お話が終わってから、自分の将来や家族の事でとても参考になったと言って下さったり、行政の方からは高齢化社会の中でのSNSの重要性のサンプルとして取り上げさせてくださいと言うコメントもいただきました。
私は今回の事が、私自身のこれからの大きな一歩に繋がるような気がしています。母のことを伝えた事が、きっと新しい道につながるだろうと感じたのです。
講演を終わって帰ってきた時に母が私に言いました。
「ホント、ありがとう私は今日が生きてきた中で一番うれしいわい」と。
私は親孝行が出来たと思いました。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《これからは自分の事で一生懸命やって》
※92歳のばあばと娘の会話です。
「お母さん、今回の事はどうじゃった」
「ホント、嬉しかったよ、これからは自分の事で一生懸命やって、ほして何でも愛情を持ってしたらええこともあるよー、頑張ってや」
母は言葉少なく、何か吹っ切れたようにそう語りました。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。
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また明日お会いしましょう。💗
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