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【図解1926~1940】『「深みのある人」がやっていること』読書メモ図解(15枚)

先日読んだ『「深みのある人」がやっていること』(齋藤孝著)で印象に残った部分を図解にしました(一部に私の解釈も入っています)。

なお、これらは本全体の要約ではなく印象に残った部分を抜粋して図解にした「図解の挿絵」的なものなので、興味を持った方はぜひ元の本も読んでみてくださいね!


図解した本


読書メモ図解(15枚)



特に心に響いた3枚+感じたこと

「反復していること」が深みの源になる

反復メニューのラインナップが、その人の心技体を作ります。継続すればするほど、その人ならではの「深み」が生まれるのではないでしょうか

「深みのある人」がやっていることp122

noteへの投稿はたまにお休みしますが、図解活動自体はほぼ毎日行っています。

これがやはり私の「深みの源」なのだと再認識するとともに、今後は図解活動ができない日でも、図解本を読むなどで「図解に触れる」ことはしていこうと思いました。


「文化的遺伝子の継承」が深みを作る王道

人から人へ受け継がれ、模倣される情報や習慣、技術などを「ミーム(文化的遺伝子)」と言います。これは人の精神的な支えになるとともに、能力を引き出す大きな原動力にもなります。
言い換えるなら、ミームを深く受け継ぐことが、その人の「深みを作る王道」だと思います。

「深みのある人」がやっていることp128

私の図解は道楽(趣味)で、対価をもらってやっている「プロ」ではありません。

ただ、それでもこの文章を読んだ時「図解を描いているという意味で、自分も『図解という歴史』を継承しているんだな」と感じました。

正直なところ、今まで物事の歴史にはあまり学ぶ意義を感じていなかったのですが、今回の経験を踏まえて今後はまた違った見方をできそうです。

今までも様々な場面で歴史の重要性については目にしてきましたが、おそらく自分の興味のある「図解」→「図解の歴史」→「歴史の意義」というルートを辿ったからこそ、こういう気持ちになれたのでしょう。

今は、図解の歴史面にも触れているやや専門的な図解本(図の体系)を、上記の視点で再読しています。


「目の前にあるものの歴史」を思い、敬意を払う

なにかに出会ったとき、その背景に長い歴史や伝統があること、駅伝のように誰かが襷(たすき)を受け継いで今日に至っていることを想像したり、調べたりすることはできます。そこに思い至るだけでも、「深み」を実感でできるのではないでしょうか。

つまり重要なのは、自分自身が深い人間かどうかはともかく、「深み」がわかる人間になること。端的に言えば、あらゆるものに歴史があり、それを繋いできた人がいることに思いを馳せ、そこに敬意や感動を覚える感性を持つことです。

「深みのある人」がやっていることp141,p142

ふだん意識しない水や電気などのインフラが整備されるまでに様々な努力があったのは有名ですし、高価なものはその企業自体がストーリーを語っていることも多いものです。

ただ、この文章を読んで、普段なにげなく使っているものや100円ショップで売っているような「安物」でも、良く考えてみればそこまで手頃な値段になるまでに相当な歴史と努力があったのだろうと気づきました。

現代では安価になっているものは機械で大量生産されて「人の手」がほとんど入っていないことも多いでしょうが、その機械化・自動化を含めて「今までの歴史」ということでしょう(食事や身近なものの安全性は大事ですが、それとはまた別の話として)。

1つ1つ調べるまではできなくても、これからは今まで見逃していた「身近なものの歴史」に思いを馳せ、敬意を払いたいと思いました。


図解した本(再掲)

ひさしぶりの本の図解でしたが、15枚という枚数からもわかるように学びの多い本でした。深みについて読みやすい文章で説明してくれている良書なので、興味を持った方はぜひ読んでみてくださいね!


●関連リンク

図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例


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