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【図解1029】1周回って同じ結論になった人は「厚み」が違う

202012051周回って同じ結論になった人は厚みが違う

ピラミッド型×サイクル型】本を読んだだけの人も、本だけでなく様々な経験を経てきた人も、一見すると「同じ結論」になることはよくある。

しかし、本を読んだだけの人の結論には厚みがないのに対し、本を読んだ後に実践し、様々な成功や失敗を繰り返し、時にはその内容を疑いつつも一周回って再度同じ結論になった人には経験の厚みがある。

1周回って同じ結論になった人は厚みが違う。



私はかなり以前から「同じ結論に見えても、色々経験して1周回った人は『厚み』が違うよな」と思っており、常々どう図解するかを考えていました。

それが今回ようやく図解の形にまとまったものです。

古くは論語の時代からも「発言する前にまず経験する大切さ」は説かれてきました。

インターネットで誰でも発信することができるようになった今の時代は、なおのこと「経験の厚み」の重要性が増していると言えるでしょう。

特に、失敗体験や「うまくいくはずなのになかなか結果がでない時期」などを試行錯誤しながらくぐり抜けてきた経験は、成功体験以上にその人の厚みを増してくれるように思います。


厚みの見極め方としては、内容の整合性や深掘りの程度、出典や具体例の挙げ方などの内容面のほか、「雰囲気」も重要だと感じています。

内容に関して積み重ねてきた歴史(または歴史のなさ)は、本人が意識していなくても

・対面やzoom、動画:声の大きさや歯切れの良さ、表情やボディーランゲージ
・文章:文章の流れや言葉の選択
・図解などの視覚的表現:一見しての印象

などにあらわれます。

逆に言えばこれらのなかに「ごまかし」がないと感じる場合は、ある程度の厚みがあると判断できるでしょう。

実際にはコミュニケーションスキルやその表現への慣れの要素もあるので、内容も含めた総合的な判断が必要です



ここまで偉そうに書いてきて何ですが、私自身は何度か専門性を変えているのもあり、胸を張れるような「厚みのある経験」は残念ながらありません(だからこそそういう人をうらやましく思います)。

図解については芽くらいは出ていると思いますが、しっかりと根を張った厚みのある経験として胸を張れるようになるには、あと20~30年はかかりそうです。

これからも自分なりに気づいたこと、感じたことについては図解にして投稿していくつもりですが、その厚みは常に意識し、分を外さないよう、そして他の人を傷つけないよう気をつけていこうと思います。



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