食べ過ぎのリセットができる簡単薬膳メニュー『白菜のやわらか煮』
クリスマスイブ、クリスマスの食べ過ぎ飲み過ぎをリセットする食材を、先日のnoteでご紹介しました。
タイミングがよくて有難かったとご連絡をいただいています。
胃腸が疲れているのに、さらに上にどんどん食べ物が入って来たら、胃腸もダウンしてしまいますよね。
昨日ご紹介したリセット食材の記事はこちらです。
今日は、その中でも、ぜひぜひ作っていただきたい一品のレシピをご紹介します。
白菜と油揚げだけを入れて柔らかく煮るだけの料理ですが、これが消化器系の状態を整えて、便秘の解消にも効果が期待できるのです。
白菜の柔らか煮
材料/
白菜の葉、6~8枚、油揚げ1/2枚、昆布茶付属のスプーンに1杯、塩少々、薄口醤油少々(濃い口でも可)
作り方/
1.洗った白菜は5㎝程度のざく切りにする。油揚げは熱湯をかけて油抜きをしたら、1㎝程度の短冊切りにする。
2.白菜はフライパンか中華鍋に白い軸の方が下になるようにぎっしり入れる。油揚げもバラバラになるように入れる。深い鍋より早く火が通るのと味が沁みやすいので。
3.水を100mLボウルに入れて昆布茶をここに混ぜ、フライパンに回し入れて蓋をし中火で蒸し煮にする。
4.時々上下かき混ぜて均等な柔らかさになったら塩と醤油各少々で味を調えて完成。
薬膳では三宝と言われる白菜の効能
白菜は、大根・豆腐と合わせて養生三宝と呼ばれる野菜です。
胃腸を整えて消化を促す働きを持ちます。食べ過ぎや便秘になった時にスッキリ排泄してくれるのが白菜。
更年期以降で口が乾いたり、アルコールを飲んで熱が体の中に感じられる時にもおすすめの食材です。
余分な水分を排泄させるため、飲んだ後の二日酔いの予防にも効果的です。
栄養学的には、ビタミンやミネラルをバランスよく含み、特にカリウムが豊富なので塩分を排泄し、高血圧や浮腫みの解消におすすめと記載されています。
※二日酔い予防には、柿と一緒になますやサラダに。
消化を高めるには、香りのよい柚子皮とサラダや浅漬けに。
油揚げは大豆たんぱく
油揚げは大豆から豆腐を作り、水切りして揚げたものです。
豊富な大豆たんぱくが凝縮されているのです。
白菜だけだと単調になりがちですが、たんぱく質が入ることで風味も豊かになります。
昆布の出汁を昆布茶で代用
昆布を水に浸けて出汁を取れば良いですが、忘れていた時などは無添加昆布茶で代用できます。
塩も入っているので入れ過ぎには注意が必要ですが、簡単に味付けて出汁の風味も付けられるので忙しい時に利用すると時短になります。
昆布は、体にこもった熱を冷まし、体の中に余ったヘドロ(要らない水分が粘度を増したものと中医学では考えます。)を溶かして体外へ排泄させる効能を持ちます。
クリスマスで、脂っこいものやこってりしたもの、チーズや生クリームなどの乳製品をたくさん食べた後は、昆布を適度に使いましょう。
昆布にはヨードが含まれますが、ヨードは摂りすぎも摂らなさ過ぎも良くありません。
甲状腺疾患と診断された人は、主治医と昆布の摂り方を相談されることをお勧めします。
食べ過ぎた時のお腹のリセットのできる白菜。
それに関連する出汁でも要らないものを排泄させる効能のある昆布を使いました。
食べ過ぎたかも?という時にすぐに食べられようこれからお正月にかけて、作り置きして冷蔵庫に入れておくことをお勧めします。
食べる時は温かい状態でたべてください。
温かい料理で胃腸を温めるのも消化促進に一役買いますので。
便秘がちな人は、数日間常食するのもおすすめです。
ぜひお試しくださいね。
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