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遅らせられる老化③

老化とは肌が衰えだけではないことや(←当然だけど)、
その老化の一番の原因となる体の部分って”腎”なんですよという記事を②で書きました。

今回はその続きです。

まずはさらっと”腎”について

腎の位置は腰です。
寒さに弱く、生殖・発育・死と生命に大きく関わるというのが特徴です。
ですので老化防止だけでなく、妊活や妊娠中、月経不順の際も腎のケアは必須です。

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五行のグループでは「」に属します。
同じグループの膀胱とは表裏関係にあり、排泄の働きも担っています。
髪・骨・耳、感情では恐怖と驚きも同じグループです。
髄を生成する働きも腎は担っています。
髄には”骨髄・脊髄・脳髄が”あるので、『腎』が状態は骨や歯、脳にも影響します。

腎と老化

②の記事でも書いた老化の症状として、
・白髪・抜け毛・骨折しやすい・腰が曲がっている・耳が遠い・物忘れが多い
などがありました。

それらは全て『腎』が弱った影響を受けて現れた症状と言えます。

とは言え、人も他の生き物と同様にいずれは衰弱し終わりを迎えるものです。
腎をいつまでも健康な状態で保つというのは不可能です。
しかし、腎が弱るのを遅らせることなら可能です。

高齢でなくとも腎が弱る場合もありますし、生まれつき弱い人も強い人もいます
弱る場合の原因としては、冷えや妊娠・出産、恐怖を感じることが多いなどがあります。
上の五行論の図で「水」に向かって矢印が書かれている「金」「土」の状態が良くないことも考えられます。

(つづく)

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