ときひの花|産後からの人生

産後、中医薬膳師資格取得し薬膳講座を主宰。 文章の読み書きは20歳頃からずっと好き。 …

ときひの花|産後からの人生

産後、中医薬膳師資格取得し薬膳講座を主宰。 文章の読み書きは20歳頃からずっと好き。 人は好きだが集団行動は変に気を遣い過ぎて苦手。 ド田舎育ちの私の夢「徒歩圏内に駅もスーパーも病院も何でもある場所に住む」が叶った現在を、夫と可愛い息子と過ごす。

最近の記事

キラキラよりフワッとした世界の方が生きやすそうだなと思った理由

水族館へ行ってきた。 そんなに色々な水族館に行ったことがあるわけではないけれど、どの水族館もクラゲコーナーは幻想的な演出がされており一際癒し効果抜群だ。 すべてのクラゲなのか特定のクラゲのことなのかは聞き取れなかったのだけど、飼育員さんがクラゲにエサをあげながらクラゲについて解説してくれる時間に偶然に幸運に居合わせた。 クラゲは脳がないので思考力を持たないのだそうだ。小さいクラゲは餌があっても取りに行く体力(筋力だったっけ…⁇)も無いから餌が自分のところに来たら食べるのだ

    • 気づくには、知っておくしかない

      西原理恵子さんの「女の子が生きていくときに、覚えておいてほしいこと」を読み終えた。 まさに、今の時代に大人として生きる女性たちが女の子だった時にこんなことを話してくれる大人に出会いたかったという内容だった。 例に漏れず、アラフォーである私はまだまだ男尊女卑の考え方が卑下される女性にまで根付き受け入れられている田舎の小さな社会で育った。 言うまでもなく、子どもは弱者であった。 護られるべき弱者な面も多少あったが軽視しても蔑ろにしても問題無しな弱者な面もあったと幼少期も感じ

      • 外のジャッジが間違っているとしても?

        小学生の頃から本が好きで、本をお守りかのごとく持ち歩いて早、なんと30年以上かもしれない。 読む本の系統は様々だけど、その時々で読みたくなる種類のマイブームがある。小説(しかも同じ人のをまとめて)とかビジネス書(有名な企業や経営者の裏話的なものやコンサルが誰かの分析的なもの)とか、ストレス溜まった時は決まってファッション誌をやたら購入して何にも考えずに視覚を楽しませ、現実逃避させ、ペラペラした紙の肌触りに癒されている。 読む本の系統は様々とはいえ、基本的にはライトなものば

        • 5歳の恵方巻き

          5歳の息子は恵方巻き(息子のは大好物の納豆巻き)を手に持って、まるで初めて見るかのようにじーっとそれを眺めながら 「この中に幸せがいっぱい入っているのー?」 と瞳をキラキラさせて聞いてきた。 なんてピュアな美しい解釈なのだ! うっすらと昨年もこれらしきものを食べた記憶は残っているようだけど、意味などは流石に覚えていなくて今年初めてまたは改めて認識か理解をしている様子だとた。 お腹を空かせた息子は、 「幸せ早く食べたーい」 とりあえず具沢山のお味噌汁だけでもと作っていた私

        キラキラよりフワッとした世界の方が生きやすそうだなと思った理由

          なぜかランドセルを買いました

          「なんだかあっという間だったな、なんだか寂しいな」と感じる今日この頃。息子はもうすぐ1年生。 3月生まれなので「あと1カ月遅く生まれてたらまだあと1年保育園児で遊び続けてただろうに、1人で道とか歩かせてはいけない年齢とみなされていただろうに」なんて未練たらしいことを考えたりもする。 2年ほど前までは「早く大きくなってくれ、可愛いけれどとってもとっても可愛いけれど、もう身も心も限界だ」と気力も体力も消耗し切ったワンオペの日々を過ごしていたというのに。 指定されていない気が

          なぜかランドセルを買いました

          心動かすまだ少ない語彙力

          つたない息子の言葉に心打たれたり心洗われたりモノの見方を広げられたり…そんなことがわりかし頻繁に不意打ちされる3年ほどを過ごしている。 本当はすべて覚えておきたいしせめてメモっておきたいのだけれど、そのタイミングを逃すばかり。そして忘れていっている。。忘れたいことはしぶとく脳にこびりついているというのに…。 スマホの中身を整理していたら、メモしたことも忘れていたメモが出て来た。 空の葉っぱ  色屋さん作ってるの〜 (レゴで 空の葉っぱは、どのタイミングの言葉か思い出せ

          心動かすまだ少ない語彙力

          もしかして…

          不満や愚痴や悪口が多い人同士の方が 長時間カフェでお喋りとかしょっちゅう居酒屋で飲み会とかママ友同志のいつもの井戸端会議メンバーになっていたり なんとなく友だち多い雰囲気になっていたりするのか⁇ なんてことを近所のある日スタバで1人黙々と仕事をしながら思った。 なぜならスタバでいる時に耳に入ってくる色んな人の話し声が「自分正しい!あの人は違う!」的な感じで盛り上がっていることが多いからだ。 そう言えば、前の子どもの保育園の送り迎えの帰りに井戸端会議してたママさんたち

          2024年以降をどう生きるか

          2023年最後の5日間は帰省し、2024年は我が家で迎えた。 私の幼少期〜思春期は、家庭においても学校や地域においても暗黒時代であった。そんな故郷に迂闊にも5日も滞在してしまったものだから、新年早々、心の古傷がえぐられ昔の記憶に苛まれ過ごしています。 我が家で新年を迎えてからは身の回りでは優しさで溢れているのにも関わらず。 そして言い聞かせて気持ちをなだめています。 過去を頑張って生ききて辿り着いた今いる場所は、私優しさで溢れているのだと。居場所があるのだと。 さぁ

          2024年以降をどう生きるか

          ネガティブな気持ちになった経験談以外のことを書いてみる?

          私がnoteに何かを書く意欲が湧く時はたいてい、悲しかったとか悔しかったとかムカついたとか傷ついたとかモヤモヤしたとか・・そういうネガティブな感情に襲われて気持ちの整理がついてきたタイミングであることが多い。 現在はnoteだけど、思い返せばなんと20年前くらいから10年くらい前まではそれはfacebookで行なっていた。あの頃は、気持ちの整理がついてきたタイミングになる前に書いていたという点で、noteの使い方とは少し異なる。もっとネガティブな感情が熱い時に吐き出すように

          ネガティブな気持ちになった経験談以外のことを書いてみる?

          ポケモンのミライドンが大好きな5才息子。その理由は「ミライがなくなってほしくないから」だった。

          ポケモンのミライドンが大好きな5才息子。その理由は「ミライがなくなってほしくないから」だった。

          冷え性の私が、寒がり風女子を苦手な理由

          10月最初の月曜日。 東京の朝は流石に秋の空気だった。 涼しくなってきたなというより、秋になったなという空気だった。 ようやく。 すれ違った女子高生は、急にカーディガンを羽織って歩いていた。そんな彼女の足元は、きっとこのまま真冬になって雪が降っても際どい丈のミニスカートのまま素足を晒しまくっているのだろう。オシャレなのかもしれないが、私には寒がり女子風ファッションにしか見えない。私がおばさんになったからではなく、自分が女子高生の頃からそう思ってどこか冷たい目で見ていた。真

          冷え性の私が、寒がり風女子を苦手な理由

          辛い時期を乗り越える、ささやかな秘策

          3年ほど前に、テレビを見ない時期を経て、テレビドラマほぼリアルタイム視聴を始めた(以前はテレビでリアタイ視聴のみ)。 思い返せば、小学生の頃から大人になるまで、私の日々の楽しみはテレビドラマだった。 私は「多数派優位」「マウント上位に気を遣う」学校生活が疑問だったし苦痛だった。学校生活を終えたら、社会全体がこんな空気で、学校は社会の縮図であることを知った。 そんな私が、毎日なんとか学校に通い職場に通い続けられたのはなぜなのか。 いま思えば、テレビドラマの存在以外思いつか

          辛い時期を乗り越える、ささやかな秘策

          一人っ子という選択

          ウチには5歳の息子がいる。 子どもは1人だ。 まさに目に入れても痛くない可愛さである。 だったらもう1人や2人欲しいと思うことも自然なことだろうけれど、欲しいから授かろうとする選択肢を純粋に選べるのは1人目だけではないかと思う。 私は、欲しいか欲しくないかと聞かれれば100%欲しいと答えるだろう。 では授けます、ともし神様から言われれば断固拒否の選択をさせていただく。 なぜなら、体力的にも気力的にも自信がないから。経済的にも今よりはキツくなるに決まっている。 誤解され

          「この世が終わらなければいいのに」

          数日前のこと、5歳の息子は眠る前の暗闇で突如こう言った。 「この世が終わらなければいいのに」 彼はこれと似たようなことを今までにも2回あった。 1回目は、3歳の頃。 この時も眠る前だった。息子は川の字の真ん中で寝転んでいた。 「パパとママがいなくなったら、ボク(本当は息子の名前)、ひとりになっちゃう」 ウトウトしていた私と夫は、ハッと息子の方に身体を向け「大丈夫大丈夫」と息子に優しく声をかけた。間も無くして息子はスヤスヤと眠り、翌朝はいつもと変わらず元気に保育園へと向かっ

          「この世が終わらなければいいのに」

          お花畑と毒の世界

          きっと、私は多くの幸せな言葉を忘れていて ほんの少しの、過去に受け止めてしまった心無い言葉に足を引っ張られている。 だけど、きっとさりげなく降り注がれるあたたかな言葉が、引っ張られた足をあるべき場所へと戻してくれている。 なんてことをふと思った。 あたたかな言葉をもらったときには、ずっとずーっと覚えておきたい!!と思うのに忘れてしまう。メモっておけばよかったと後々いつも後悔するのだが、また新たにもらったときには覚えておけそうな気がしていつもメモる必要性を感じない。

          「大丈夫ですか?」から始める人助け

          「つらい時は助けを求めて・・・」 なんて言葉をよく見聞きするけれど、求めれば・・・誰かが助けてくれますよ救われますよとでも言いたいのだろうか。そう言うあなたは助ける気、本当にあるんですか??助けを求めたところで、本当に助けてくれる人なんて。。。 かく言う私は、手を差し伸べることができるのだろうか。 ご婦人が、突然看板に倒れかかった。 今にも倒れそうなところを、その看板にもたれることで持ち堪えているようだった。 途切れることなく、たくさんの大人がゾロゾロ歩いているお洒落な

          「大丈夫ですか?」から始める人助け